製薬業界の主な職種とその仕事内容について解説しています。就職や転職にお役立て下さい。
ここでは製薬業界によく見られる特有の職種とその仕事内容について解説しています。職種は企業の各部門の役割を実行するものです。職種を知ることで製薬業界の仕事内容や企業の仕組みを理解することができます。
研究では医薬品の作用メカニズムの解析や製剤化に関する基礎研究、医薬品の安全性・有効性に関する臨床試験などを行います。基本的に分野に応じてチームを組み共同で研究を進めていきます。
開発では研究で解明されたデータを元に実際に医薬品を開発します。新薬開発には通常10~20年ほどの歳月を要し、費用も数億から数百億かかるともされています。
生産では生産工程の工務管理や品質のチェックなどの試験業務を行います。
MR(医療情報提供者)とは医療用医薬品を販売する営業職です。具体的には医師や薬剤師などの医療関係者に薬の情報の提供や営業、医薬品の情報収集などを行います。
ここでは製薬業界にかぎらず企業経営に欠かせない業界共通の職種と、その仕事内容について解説しています。この部門の職種は企業経営の正常化や業務の効率化などバックエンド的な役割を担います。
経営戦略や事業戦略の企画・立案・遂行、経営資源の最適配分などを手掛けます。企業経営の中枢部にあたります。
人事の採用計画及び新卒・中卒者の採用、人事制度の策定・実行、人事評価、人材の育成などを手掛けます。
庶務、法務、経営管理など一般事務を手掛けます。
企業の経理業務、資金調達や投資など財務業務を手掛けます。
※共通職種に記載された仕事内容はあくまで一例で明確な定義はありません。実際には総務部が人事部の業務を行ったり、人事、総務、経理が同一の部署であったりするなど職種と仕事内容が混在しているケースがほとんどです。また、経理財務や法務などは外部にアウトソーシングしている企業もあります。