家電業界の志望動機のヒントについて解説しています。
就職活動をする学生の方に非常に多い悩みが「志望動機が特にない」、「明確な志望動機が思いつかない」といったことです。こうした悩みを持った学生さんは多く、多くの学生さんは志望動機の作成に頭を悩ませています。
一方で、履歴書や面接の質問には必ずと言っていいほど志望動機が聞かれます。「なぜこの会社に入りたいのか」、「なぜこの仕事をしたいのか」、「なぜこの業界を選んだのか」などです。
本記事では履歴書や面接で必ずといっていいほど聞かれる志望動機のうち、家電業界特有の志望動機についてヒントを解説します。
ただし、はじめに断っておきますが志望動機にこれといった正解はありません。志望動機は人それぞれですし、ここで掲載されていることをそのまま真似したとしても面接官は必ず見抜きます。あくまで一つのヒントとして活用し、自分のオリジナルな志望動機を作ってみて下さい。
仕事で成功する秘訣として「好きなことを仕事にする」が挙げられます。単純ですがこれは真理です。実際に好きなことを仕事にしている人は生き生きと楽しくやりがいを感じながら仕事をしていますし、好きなことを仕事にすることで多少の困難にも打ち勝つ強さが生まれます。
家電業界の「好き」に関して言えば、例えば｢家電製品が好き｣が挙げられます。ただし、単純に家電製品が好きだからといった志望動機では弱いですね。具体的にどのような家電が好きなのか、どんな家電を作りたいのか、なぜ家電業界でなければならないのか、などあなたの家電製品が好きな理由と熱意を伝える必要があります。
企業は人を求めています。企業の面接担当者は「この人が当社に何を貢献してくれるのか」を見ています。あなたが何を貢献できるかはあなた自身が一番分かっています。あなたの持っているスキルや特技、人柄など些細なことでも結構ですので、何を家電業界に貢献できるか、あなたが貢献できることから志望動機を考えてみましょう。
あなたの過去の経験から志望動機を探ります。経験といっても家電業界に直結する経験でなくて結構です。アルバイトや留学、クラブ活動など何でも結構です。あなたが過去に一生懸命に取り組んだことの中から何を学んだのか、そしてその学んだことをいかに家電業界に貢献できるかを述べます。
アルバイトや派遣社員などで過去に家電販売業界（家電量販店）などに携わっていた人はその経験から志望動機を探し出します。実際に店頭に立ってみてどのような製品が売れるのか、お客様はどのような製品を求められているのかなど売り手経験から志望動機を探し出します。
作り手であるメーカーと売り手である量販店とは同じ家電でも見方が異なります。売り手から得た経験をいかに製品作りに生かせるかなどを考えてみましょう。