家電業界の売上高ランキング、動向、シェアなどを研究。最新の市場動向をご覧ください。

家電業界

CONSUMERELECTRONICS

家電業界の2019年版(2018-19年)の業界レポート。動向や現状、シェア、売上高、純利益、勤続年数、平均年収等のランキングを掲載しています。対象企業の過去の業績を追うことで家電業界全体の現状や動向、傾向を知ることができます。

業界規模

48兆6,190億円

(7位/136業界)

伸び率

-0.8%

(125位/136業界)

利益率

+5.1%

(36位/136業界)

平均年収

772万円

(17位/136業界)

家電業界の現状と動向(2019年版)

グラフは家電業界の業界規模(対象企業の売上高計)の推移をグラフで表したものです。

家電業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。

2018年-2019年の家電業界の業界規模(主要対象企業34社の売上高の合計)は48兆6,190億円となっています。

  • 08年
  • 09年
  • 10年
  • 11年
  • 12年
  • 13年
  • 14年
  • 15年
  • 16年
  • 17年
  • 18年

家電業界の過去11年間の業界規模の推移

共働き世帯の増加に伴い、大型冷蔵庫や洗濯機が堅調

家電業界の過去の推移を見ますと、2007年から12年ごろまでは減少傾向。13年に増加に転じましたが、再び増減を繰り返しています。

2008年秋のリーマンショックに端を発した世界経済の落ち込みやサムスンやLGといった韓国メーカーとの競争により、家電価格の下落が加速。さらに円高による為替損失、国内での消費低迷、地デジ移行に伴う液晶テレビの需要先くいによる不振などマイナス要因が続きました。

こうした背景により、大手家電各社は2008年から12年にかけて多額の最終赤字を計上。特に薄型テレビを主力事業としていたパナソニック、ソニー、シャープは深刻な業績不振となりました。

2017年の白物家電の国内出荷額は前年比+1.7%の2兆3,665億円を記録(日本電機工業会)。冷蔵庫や洗濯機の伸長が業界を牽引しました。

近年は共働き世帯の増加により「時短」につながる製品が売れ始めています。大量の食品を保存できる大型冷蔵庫や休日にまとめ洗いができる大容量の洗濯機などが堅調です。

シャープ、東芝子会社が 台湾、中国資本で再建

家電業界は大きく分けて、白物家電、AV機器に分けられます。

白物家電とは、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、掃除機、炊飯器、電子レンジなどの日常生活に必要な家電を指します。これらが普及したときに「白」が多かったことから、このように呼ばれるようになりました。

国内の白物家電はパナソニックが高いシェアを誇ります。次いで、三菱電機、日立、シャープなどが並びます。

一方、2012年ごろから日本の家電メーカーは業績不振に陥ります。2016年4月には台湾の鴻海精密工業がシャープを買収、完全子会社化。また同年6月には中国の美的集団が東芝の子会社東芝ライフスタイルを買収しました。こちらもシャープ同様、再建を図ります。

2018年に入り、鴻海精密工業で再建を図ってきたシャープは黒字化、中国の美的集団に買収された東芝子会社も赤字を縮小しました。

ダイソン、バルミューダなど機能・デザインに特化した製品が支持

近年の家電業界の流れとして、従来型の白物家電に加えて、デザイン性が高く機能をシンプルに抑えた特化型製品が売れています。

吸引力に特化した『ダイソン』、ロボット型という従来にない掃除機を提案した『ルンバ』、余計な機能を徹底的に省きデザイン性に特化した『バルミューダ』など従来の家電のイメージを覆す製品が多数投入されています。

ただ残念なことにこれらの製品を生み出したのは既存の家電メーカーではなく、海外や日本の新興企業です。いつの時か消費者のニーズと投入する製品とのギャップが開いてしまったのではないかと思います。

自らの持つ技術を詰め込むのではなく、時代の流れとともに消費者のニーズをつかむ、新たなニーズを提案するような製品が今後出ることを期待したいです。

家電業界シェア&ランキング

家電業界内における売上高及びシェアのランキングをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収をランキング形式でまとめました。
各々のランキングを比較することで家電市場内のシェアや現状、動向を知ることができます。

家電業界 売上高&シェアランキング(2018年-2019年)

  企業名 売上高 シェア
1 ソニー 86,656 17.8
2 パナソニック 80,027 16.5
3 三菱電機 45,199 9.3
4 キヤノン 39,519 8.1
5 東芝 36,935 7.6
6 ダイキン工業 24,811 5.1
7 富士フイルムHD 24,314 5.0
8 シャープ 24,000 4.9
9 リコー 20,132 4.1
10 京セラ 16,237 3.3
※シェアとは家電業界の規模(対象企業の34社合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することで家電市場における各企業の占有率を知ることができます。各ランキングをクリックするとそれぞれ家電メーカーの詳細ランキングページにジャンプします。矢印は各企業の売上高の前年比の増減を表しています。

家電業界 その他のランキング

家電業界 周辺・関連コンテンツ

家電業界を見た人は他にこんなコンテンツも見ています。周辺業種の現状や動向、ランキング、シェア等も併せてご覧ください。
家電業界 対象企業一覧
ソニー、パナソニック、三菱電機、キヤノン、東芝、ダイキン工業、富士フイルムHD、シャープ、リコー、京セラ、セイコーエプソン、コニカミノルタ、オムロン、オリンパス、ニコン、ブラザー工業、富士通、日立製作所、沖電気工業、ヤマハ、JVCケンウッド、カシオ計算機、富士通ゼネラル、セイコーHD、日立マクセル、船井電機、山善、象印マホービン、コロナ、小泉産業などの計34社
注意・免責事項
当家電業界の動向、現状、ランキング、シェア等コンテンツ(2019年版)は上記企業の有価証券報告書に基づき掲載しております。業界データは上記企業のデータの合計または平均を表したものです。掲載企業に関しましてはできる限り多くの企業を反映させるよう努めていますが、全ての企業を反映したものではありません。あらかじめご了承ください。また、情報に関しましては精査をしておりますが、当サイトの情報を元に発生した諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負うものではありません。重要な判断を伴う情報の収集に関しましては、必ず各企業の有価証券報告書にてご確認ください。