カメラ業界の動向や市場規模の推移、現状などを分かりやすく解説しています。

カメラ業界

CAMERA

2019年のカメラ業界の動向と現状を研究・分析しています。カメラ業界の市場規模の推移をはじめ、デジタルカメラの出荷台数の動向、デジタルカメラの主な分類と分野別の現状などをグラフを交えて解説しています。また、各種売上高のランキングやシェアなどもあわせて掲載。就職や転職、マーケティングなどに役立つカメラ業界の今の状況をご覧ください。

業界規模

2.4兆円

(79位/136業界)

伸び率

-5.6%

(133位/136業界)

利益率

+6.7%

(28位/136業界)

平均年収

905万円

(8位/136業界)

カメラ業界の現状と動向(2019年版)

グラフはカメラ業界の業界規模(対象企業の売上高計)の推移をグラフで表したものです。

カメラ業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。

2018年-2019年のカメラ業界の業界規模(主要対象企業5社の売上高の合計)は2兆4,002億円となっています。

  • 13年
  • 14年
  • 15年
  • 16年
  • 17年
  • 18年

カメラ業界の過去6年間の業界規模の推移

2019年のデジカメ出荷台数は22%減 減少に歯止めかからず

カメラ業界の過去の業界規模の推移をみますと、2013年から2018年まで減少傾向にあります。カメラ映像機器工業会によると、2019年のデジタルカメラの総出荷台数が前年比22.7%減の1,521万台となりました。

(出所:カメラ映像機器工業会「デジタルカメラ統計」よりグラフは業界動向サーチが作成)

昨年に続き20%を超える減少となっており、減少に歯止めがかかりません。近年のデジタルカメラ市場は2010年ごろをピークに下落傾向が続きます。出荷台数も2010年に1億2,000万台を突破したのをピークに、2019年には8分の1ほどまで減少しています。

カメラ市場が減少している理由はスマートフォンの台頭です。近年、手軽で高画質なスマホカメラが広く普及し、デジタルカメラのニーズが著しく減少しています。

特に、初心者向けのコンパクトカメラの影響が大きく、スマホにシェアを奪われているのが現状です。写真撮影の定番がカメラからスマホへ完全に移行してしまった、いわゆるパラダイム転換が起きたことがカメラ市場縮小の大きな要因と言えます。

厳しい環境が続く中、ミラーレスカメラの需要は増加 

近年、市場を縮小しているカメラ業界ですが、ミラーレスカメラの需要は伸びています。一般的にデジタルカメラは、コンパクトカメラとレンズ交換式カメラに大きく分けられ、レンズ交換式はさらに、一眼レフとミラーレスカメラに分けられます。

デジタルカメラの主な分類と近年の動向

ミラーレスカメラは一眼レフカメラにある鏡(ミラー)をなくし、レンズがとらえた景色を映像に変化し、ファインダーやモニタに映すカメラです。一眼レフカメラに比べよりコンパクトで軽い点が特徴です。

最近ではインスタ映えを狙いスマホとの差別化を図ろうと、小型軽量で扱いやすいミラーレスカメラが女性からの支持を集め、業界の牽引役として注目されています。アジアでSNSを利用する若年層からのニーズも増えています。

近年では、アジアでのミラーレスカメラの販売台数も増えています。インスタ映え効果でより本格的な写真を摂ろうとデジタルカメラの購入が増えているため、各メーカーはアジアでの販売に力を入れ始めています。

こうしたミラーレスカメラの動向を受け、メーカー各社は生産ラインの強化や新製品の発売などミラーレス分野に注力をしています。特にミラーレス分野で先行しているソニーをキヤノンやニコンといった各社が追いかける形となっています。

ただし、直近の状況としては、ミラーレスの増加分ではコンパクトカメラと一眼レフの減少を食いとどめることができていません。市場は大きな下落トレンドを描いており、各社厳しい状況が続いています。

カメラ業界シェア&ランキング

カメラ業界内における売上高及びシェアのランキングをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収をランキング形式でまとめました。
各々のランキングを比較することでカメラ市場内のシェアや現状、動向を知ることができます。

カメラ業界 売上高&シェアランキング(2018年-2019年)

  企業名 売上高 シェア
1 キヤノン (※) 10,073 42.0
2 ソニー (※) 6,613 27.6
3 富士フイルムHD (※) 3,869 16.1
4 ニコン (※) 2961 12.3
5 オリンパス (※) 486 2.0
※キヤノンはイメージングシステム事業、ソニーはイメージング・プロダクツ&ソリューション事業、富士フイルムHDイメージングソリューション事業、ニコン、オリンパスは映像事業の売上高です。シェアとはカメラ業界の規模(対象企業の5社合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することでカメラ市場における各企業の占有率を知ることができます。各ランキングをクリックするとそれぞれカメラメーカーの詳細ランキングページにジャンプします。矢印は各企業の売上高の前年比の増減を表しています。

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カメラ業界 対象企業一覧
キヤノン、ソニー、富士フイルムHD、ニコン、オリンパスの計5社
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