OA機器業界の現状、動向、ランキング&シェア、売上高、従業員数、勤続年数、平均年収などを掲載。

OA機器業界

OA EQUIPMENT

OA機器業界の2020年版(2019-20年)の業界レポート。動向や現状、シェア、売上高、純利益、勤続年数、平均年収等のランキングを掲載しています。対象企業の過去の業績を追うことでOA機器業界全体の現状や動向、傾向を知ることができます。

業界規模

6.1兆円

(43位/170業界)

成長率

-1.8%

(158位/170業界)

利益率

+4.2%

(48位/170業界)

平均年収

765万円

(23位/170業界)

OA機器業界の現状と動向(2020年版)

グラフはOA機器業界の業界規模(対象企業の10計)の推移をグラフで表したものです。

OA機器業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。

2019年-2020年のOA機器業界の業界規模(主要対象企業10社の売上高の合計)は6兆1,772億円となっています。

  • 13年
  • 14年
  • 15年
  • 16年
  • 17年
  • 18年
  • 19年

OA機器業界の過去7年間の業界規模の推移

高シェアを誇る日本のOAメーカー ペーパレス化の逆風が続く

OA機器業界の過去の推移を見ますと、2014年にピークをつけ16年までは減少。17年~18年は微減を記録しています。

経済産業省の生産動態統計によると、2020年の複写機の販売台数は、前年比1.4%減の338,475台、販売金額は前年比12.8%減の1,088億円でした。

複写機の販売台数と販売金額の推移(出所:経済産業省、グラフは業界動向サーチが作成)

複写機の販売台数・販売金額を見ますと、2016年から2020年にかけて緩やかな減少傾向にあることが分かります。

国内のOA機器業界は、家庭用複写機ではキヤノンとセイコーエプソンが、業務用複写機では、キヤノン、リコー、富士ゼロックス、セイコーエプソンがシェア争いをしています。

日本のOA機器メーカーは世界でもトップクラスのブランド力を誇ります。2007年までは、米国やアジア、BRICsなどへの輸出が堅調で、世界的な需要とともに拡大を続けてきました。

しかしながら、2008年の金融危機以降、モノクロ複合機を中心としたオフィス向け機器の需要が減少へ。さらに低価格競争、円高要因が強まり各社とも減収減益を記録。10年3月決算(他時期決算企業あり)では、主要OA機器メーカー7社全てで売上高前年割れを記録しています。

近年では若干の回復は見られたものの、中国市場の成長鈍化、欧州不況などの影響でオフィス機器への投資を控える傾向にあります。また、長期的に見ても、スマートフォンやクラウドの普及によりペーパーレス化の動きに。紙を使わない複写機やプリンタそのものの需要が減るなど、OA機器業界にとっては厳しい状況が続きます。

海外展開が加速 買収・提携相次ぐ

こうした動向を受け大手OA機器メーカーの販路拡大の動きが見られます。2008年8月にはOA機器2位のリコーが、米国の大手事務機器販売会社アイコンオフィスソリューションズへの買収を表明。

同年7月には富士ゼロックスがSAPジャパンと協業強化に、2012年には豪サルマット社のBPO事業を買収しました。14年にはコニカミノルタが豪州のプリントマネジメントサービスErgo Asia Pty Limitedwを買収しました。

国内市場の縮小、ペーパレス化などを背景にOA機器メーカーは攻めの経営を続けています。現在、家庭用向けインクジェットプリンタの市場は縮小していますが、オフィス向け複合機の市場はまだ若干の成長の余地があると考えられています。

とは言うものの、OA機器業界は、長期的に見れば縮小トレンドです。メーカー各社がこれほどまで海外展開を加速するのは、将来への危機感の表れかもしれません。今後はやはり、成長著しいアジアでの展開が予想されますが、中国、台湾などアジア勢の動きも活発化してきています。

OA機器業界シェア&ランキング(2020年版)

OA機器業界内における売上高及びシェアのランキングをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収をランキング形式でまとめました。
各々のランキングを比較することでOA機器市場内のシェアや現状、動向を知ることができます。

OA機器業界 売上高&シェアランキング(2019年-2020年)

  企業名 売上高 シェア
1 キヤノン 17,026 27.6
2 リコー 10,062 16.3
3 富士フイルムHD 9,583 15.5
4 コニカミノルタ 7,564 12.2
5 セイコーエプソン 7,086 11.5
6 ブラザー工業 3,906 6.3
7 京セラ 3,599 5.8
8 東芝テック 1,725 2.8
9 沖電気工業 922 1.5
10 キヤノン電子 299 0.5
※キヤノンはオフィスビジネスユニット事業、リコーはオフィスプリンティング事業、富士フイルムHDはドキュメントソリューション事業、コニカミノルタはオフィス+プロフェッショナルプリント事業、セイコーエプソンはプリンティングソリューション事業、ブラザー工業はプリンティング・アンド・ソリューションズ事業、京セラはドキュメントソリューション事業、東芝テックはプリンティングソリューション事業、沖電気工業はプリンター事業、キヤノン電子は電子情報機器事業の売上高です。シェアとはOA機器業界の規模(対象企業の10社合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することでOA機器市場における各企業の占有率を知ることができます。各ランキングをクリックするとそれぞれOA機器会社の詳細ランキングページにジャンプします。矢印は各企業の売上高の前年比の増減を表しています。

OA機器業界 その他のランキング

OA機器業界の関連業界

OA機器業界の関連業界を一覧で掲載しています。関連業界の動向もあわせて見ることで、その業界をより深く知ることができます。関連業界の現状や動向、ランキング、シェアもぜひチェックしてみてください。
OA機器業界 対象企業一覧
キヤノン、リコー、富士フイルムHD、コニカミノルタ、セイコーエプソン、ブラザー工業、京セラ、東芝テック、沖電気工業、キヤノン電子の計10社
注意・免責事項
当OA機器業界の動向、現状、ランキング、シェア等コンテンツ(2020年版)は上記企業の有価証券報告書に基づき掲載しております。業界データは上記企業のデータの合計または平均を表したものです。掲載企業に関しましてはできる限り多くの企業を反映させるよう努めていますが、全ての企業を反映したものではありません。あらかじめご了承ください。また、情報に関しましては精査をしておりますが、当サイトの情報を元に発生した諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負うものではありません。重要な判断を伴う情報の収集に関しましては、必ず各企業の有価証券報告書にてご確認ください。