電子部品業界の動向、ランキング、シェア等を掲載しています。

電子部品業界

ELECTRONIC COMPONENT

電子部品業界の2021年版(2020-21年)の業界レポート。動向や現状、シェア、売上高、純利益、勤続年数、平均年収等のランキングを掲載しています。対象企業の過去の業績を追うことで電子部品業界全体の現状や動向、傾向を知ることができます。

業界規模

12.6兆円

(26位/181業界)

成長率

+0.3%

(81位/181業界)

利益率

+6.3%

(22位/181業界)

平均年収

693万円

(49位/181業界)

※矢印は前年比の増減、成長率は直近3年間の平均。平均年収は上場企業の平均ですので、実態よりも高めに出る傾向があります。

目次

電子部品業界の現状と動向(2021年版)

グラフは電子部品業界の業界規模(対象企業の28計)の推移をグラフで表したものです。

電子部品業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。

2020年-2021年の電子部品業界の業界規模(主要対象企業28社の売上高の合計)は12兆6,098億円となっています。

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  • 19年
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電子部品業界の過去11年間の業界規模の推移

堅調な推移を見せる電子部品業界 スマホ需要は一服感

電子部品業界の過去の推移を見ますと、2010年から2017年ごろまで増加基調で推移し、2017年から2020年は概ね横ばいで推移しています。

経済産業省の工業統計調査によると、2019年の電子部品・デバイス・電子回路製造業の製造品出荷額は前年比12.6%減の14兆1,029億円でした。

電子部品業の製造品出荷額の推移(出所:経済産業省、グラフは業界動向サーチが作成)

2018年まではほぼ横ばいで推移していましたが、2019年には2桁の減少を記録しています。

2011年までの電子部品業界は、東日本大震災後の生産活動やサプライチェーンの混乱、円高の進行や輸出の減少により 携帯電話やパソコン、薄型テレビ等の需要が停滞していました。2012年に入り、国内経済や個人消費の回復が見られ、電子部品業界も回復基調に。13年には国内、国外の経済の回復に伴い、スマートフォン(スマホ)、テレビ向けの電子部品の需要が伸長。

2017年、18年にはスマホ需要は一服感がみられるものの、通信基地局やデータセンターの通信部品需要、IoTや自動車関連向けセンサーや小型電池需要、工場のオートメーション化に伴う需要など通信技術の発展に伴う電子部品需要が増加しています。

一方、19年は米中貿易摩擦の影響で電子部品の生産が低迷、2020年には新型コロナウイルスが世界的に拡大したことで生産停止が相次ぎました。ただ、5G対応のiPhone12の発売やテレワークの普及などで通信需要は高まっており、今後も「5G」関連の投資に期待の声があがっています。

2021年3月期の電子部品メーカー大手5社の売上高は、村田製作所は前年比6.3%増、日本電産は同5.4%増、京セラは4.5%減、TDKは8.5%増、ミネベアミツミは1.0%増で、上位5社中4社が増収を記録しています。

IoT、5G、自動運転など次世代通信需要が拡大 新たな追い風に

近年、業界をけん引してきたスマホ需要ですが、世界的な需要の一服感が見られ、伸び率は鈍化傾向に、収益性も低下傾向にあります。

一方で、あらゆるモノがインターネットにつながるIoT、5G関連の基地局やデータセンター、工場のオートメーション化、自動運転関連など今まで以上に電子部品のニーズが増えてきています。今後もこうした次世代通信の需要はさらに拡大するものとみられ、電子部品業界に大きな追い風となっています。

また、自動車向け電子部品はスマホ向け部品に比べ、高い利益率が見込まれます。自動運転車の普及や東南アジアをはじめとした新興国の自動車普及はこれから本格期を迎え、今後も高い需要が見込まれます。

電子部品業界シェア&ランキング(2021年版)

電子部品業界内における売上高及びシェアのランキングをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収をランキング形式でまとめました。
各々のランキングを比較することで電子部品市場内のシェアや現状、動向を知ることができます。

電子部品業界 売上高&シェアランキング(2020年-2021年)

順位 企業名 売上高 シェア
1 村田製作所 16,301 12.9
2 日本電産 16,180 12.8
3 京セラ 15,268 12.1
4 TDK 14,790 11.7
5 ミネベアミツミ 9,884 7.8
6 日東電工 7,613 6.0
7 アルプスアルパイン 7,180 5.7
8 オムロン 6,555 5.2
9 キーエンス 5,381 4.3
10 ローム 3,598 2.9
※シェアとは電子部品業界の規模(対象企業の28社合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することで電子部品市場における各企業の占有率を知ることができます。各ランキングをクリックするとそれぞれ電子部品メーカーの詳細ランキングページにジャンプします。矢印は各企業の売上高の前年比の増減を表しています。

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電子部品業界 対象企業一覧
村田製作所、日本電産、京セラ、TDK、ミネベアミツミ、日東電工、アルプスアルパイン、オムロン、キーエンス、ローム、イビデン、太陽誘電、ホシデン、日本航空電子工業、新光電気工業、サンケン電気、ヒロセ電機、メイコー、マブチモーター、ニチコン、日本ケミコン、スミダコーポレーション、日本シイエムケイ、SMK、日本電波工業、イリソ電子工業、大真空、本多通信工業の計28社
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