介護業界の職種と仕事内容

介護業界の主な職種とその仕事内容について解説しています。就職や転職にお役立て下さい。

介護業界の職種と仕事内容

介護業界特有の職種と仕事内容

ここでは介護業界によく見られる特有の職種とその仕事内容について解説しています。職種は企業の各部門の役割を実行するものです。職種を知ることで介護業界の仕事内容や企業の仕組みを理解することができます。

専門及び現場スタッフ(ホームヘルパー、介護福祉士、ケアマネージャー、社会福祉士、医師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、栄養士、介護サポーター、調理員)

専門及び現場スタッフは介護サービスに関わる専門職または介護現場で働く現場スタッフの総称です。求人募集も最も多い職種です。ホームヘルパーは高齢者や障害者の介護(身の回りのお世話、排泄、食事、入浴などの介助)を行います。介護福祉士は国家資格で身体的、精神的な障害により日常生活に支障のある人に対して自立した生活を送るための支援を行います。

ケアマネージャーは要介護認定を受けるための認定申請代行と訪問調査などを行います。理学療法士は医師の指示を受け、身体に障害のある人に対して治療体操などの運動を行わせ基本的動作能力の回復を手助けします。

事務スタッフ(介護事務など)

介護事務とは介護保険制度に基づいて介護費用の計算、請求書の作成、帳票類の作成・管理、事業所との連絡などを行います。介護事務にはケアクラーク、介護保険事務士などの民間資格もあります。

その他 業界共通の職種と仕事内容

ここでは介護業界にかぎらず企業経営に欠かせない業界共通の職種と、その仕事内容について解説しています。この部門の職種は企業経営の正常化や業務の効率化などバックエンド的な役割を担います。

経営企画

経営戦略や事業戦略の企画・立案・遂行、経営資源の最適配分などを手掛けます。企業経営の中枢部にあたります。

人事

人事の採用計画及び新卒・中卒者の採用、人事制度の策定・実行、人事評価、人材の育成などを手掛けます。

総務

庶務、法務、経営管理など一般事務を手掛けます。

経理財務

企業の経理業務、資金調達や投資など財務業務を手掛けます。

※共通職種に記載された仕事内容はあくまで一例で明確な定義はありません。実際には総務部が人事部の業務を行ったり、人事、総務、経理が同一の部署であったりするなど職種と仕事内容が混在しているケースがほとんどです。また、経理財務や法務などは外部にアウトソーシングしている企業もあります。

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