運送業界の主な職種とその仕事内容について解説しています。就職や転職にお役立て下さい。
ここでは運送業界によく見られる特有の職種とその仕事内容について解説しています。職種は企業の各部門の役割を実行するものです。職種を知ることで運送業界の仕事内容や企業の仕組みを理解することができます。
宅配員(セールスドライバー)です。担当エリアの顧客に対し、商品の宅配を行います。ヤマト運輸や佐川急便など主に宅配系の企業にある職種です。商品の宅配を行うとともに顧客への営業提案なども行います。近年では台車を使った宅配も見られます。
法人を中心に新たな物流ソリューションの提案を行います。新規顧客の開拓や既存顧客のサポートを中心に、顧客の要望や問題点を探り解決策を提案します。
荷主から預かった商品の入荷、保管、出荷までの物流業務の管理及び在庫管理を行います。単に預かった荷物の管理のみならず、荷主の要望に応じた配送手配やスケジュール、人員配置などの代行業務も行います。
ここでは運送業界にかぎらず企業経営に欠かせない業界共通の職種と、その仕事内容について解説しています。この部門の職種は企業経営の正常化や業務の効率化などバックエンド的な役割を担います。
経営戦略や事業戦略の企画・立案・遂行、経営資源の最適配分などを手掛けます。企業経営の中枢部にあたります。
人事の採用計画及び新卒・中卒者の採用、人事制度の策定・実行、人事評価、人材の育成などを手掛けます。
庶務、法務、経営管理など一般事務を手掛けます。
企業の経理業務、資金調達や投資など財務業務を手掛けます。
※共通職種に記載された仕事内容はあくまで一例で明確な定義はありません。実際には総務部が人事部の業務を行ったり、人事、総務、経理が同一の部署であったりするなど職種と仕事内容が混在しているケースがほとんどです。また、経理財務や法務などは外部にアウトソーシングしている企業もあります。