鉄道業界の主な職種とその仕事内容について解説しています。就職や転職にお役立て下さい。
ここでは鉄道業界によく見られる特有の職種とその仕事内容について解説しています。職種は企業の各部門の役割を実行するものです。職種を知ることで鉄道業界の仕事内容や企業の仕組みを理解することができます。
整備では車両の保守・点検・管理、車両整備計画の立案、信号通信設備などの監視、指令業務、線路や土木構造物についての点検・検査・保守などを手掛けます。
運行では旅客輸送、貨物輸送の運行及び付帯用務を行います。運行管理では電車がダイヤ通り安全に運行するための管理や指令を行います。
サービス開発では鉄道利用者の動向を様々な角度から分析・検討し、各部署との連携により鉄道サービスの企画の立案、検討・実施をする部署です。鉄道事業の収支や旅客需要、エリア動向など現状の分析から行います。
営業では各鉄道会社の沿線の魅力をより多くの方に知ってもらうために様々な広報、宣伝、PR活動、誘致活動を手掛けます。
不動産開発では沿線土地の開発や戸建て分譲、マンション開発及び街づくりを手掛けます。沿線の住環境を向上させることで柱となる鉄道事業の売上に貢献します。
ここでは鉄道業界にかぎらず企業経営に欠かせない業界共通の職種と、その仕事内容について解説しています。この部門の職種は企業経営の正常化や業務の効率化などバックエンド的な役割を担います。
経営戦略や事業戦略の企画・立案・遂行、経営資源の最適配分などを手掛けます。企業経営の中枢部にあたります。
人事の採用計画及び新卒・中卒者の採用、人事制度の策定・実行、人事評価、人材の育成などを手掛けます。
庶務、法務、経営管理など一般事務を手掛けます。
企業の経理業務、資金調達や投資など財務業務を手掛けます。
※共通職種に記載された仕事内容はあくまで一例で明確な定義はありません。実際には総務部が人事部の業務を行ったり、人事、総務、経理が同一の部署であったりするなど職種と仕事内容が混在しているケースがほとんどです。また、経理財務や法務などは外部にアウトソーシングしている企業もあります。