造船重機業界の主な職種とその仕事内容について解説しています。就職や転職にお役立て下さい。
ここでは造船重機業界によく見られる特有の職種とその仕事内容について解説しています。職種は企業の各部門の役割を実行するものです。職種を知ることで造船重機業界の仕事内容や企業の仕組みを理解することができます。
設計では船舶や航空エンジン、動力エネルギー機器、発電設備などの設計や開発を行います。各種機器の基本設計、図面作成、製品の試験施行などを手掛けます。
生産管理では設計により出来上がった完成図を基に、生産の管理を行う仕事です。具体的には、生産計画及び工程管理を作成し、計画表や工程表に基づき材料や作業員の調整、作業工程の管理・調整などを行います。
営業は国内および海外の見込み客に対して営業を行います。日本の造船重機メーカーは、近年、グローバル化が進んでいるため海外へ出張して営業を行うケースが増えています。近年では特に、東南アジアのインフラ需要が伸びています。
資材調達では製品の生産に必要な原材料や部品を購入します。ただし、ただ購入するだけではなく、いかに有利な条件で良い部材を仕入れられるかが重要になります。
ここでは造船重機業界にかぎらず企業経営に欠かせない業界共通の職種と、その仕事内容について解説しています。この部門の職種は企業経営の正常化や業務の効率化などバックエンド的な役割を担います。
経営戦略や事業戦略の企画・立案・遂行、経営資源の最適配分などを手掛けます。企業経営の中枢部にあたります。
人事の採用計画及び新卒・中卒者の採用、人事制度の策定・実行、人事評価、人材の育成などを手掛けます。
庶務、法務、経営管理など一般事務を手掛けます。
企業の経理業務、資金調達や投資など財務業務を手掛けます。
※共通職種に記載された仕事内容はあくまで一例で明確な定義はありません。実際には総務部が人事部の業務を行ったり、人事、総務、経理が同一の部署であったりするなど職種と仕事内容が混在しているケースがほとんどです。また、経理財務や法務などは外部にアウトソーシングしている企業もあります。