化粧品業界の主な職種とその仕事内容について解説しています。就職や転職にお役立て下さい。
ここでは化粧品業界によく見られる特有の職種とその仕事内容について解説しています。職種は企業の各部門の役割を実行するものです。職種を知ることで化粧品業界の仕事内容や企業の仕組みを理解することができます。
研究開発では新商品の開発に向けた基礎研究や有効な素材・成分の探索や開発、既存化粧品の精製や成分分析及び新商品の開発を手掛けます。
商品企画ではマーケティング、新商品の企画、パッケージデザインなどを手掛けます。マーケティングデータをもとに商品のコンセプト、ターゲットとする客層、商品イメージ、デザインなどを決定します。
生産では生産管理、製造や包装などに関した設備の保守・保安・改善、新規生産システムの開発、技術開発などを行います。生産管理では商品の在庫管理、調整、発注予測などを行います。
営業では個人及びスーパー、ドラッグストア、美容室などの法人向けに商品の営業、提案、商品説明、企画などを手掛けます。
ここでは化粧品業界にかぎらず企業経営に欠かせない業界共通の職種と、その仕事内容について解説しています。この部門の職種は企業経営の正常化や業務の効率化などバックエンド的な役割を担います。
経営戦略や事業戦略の企画・立案・遂行、経営資源の最適配分などを手掛けます。企業経営の中枢部にあたります。
人事の採用計画及び新卒・中卒者の採用、人事制度の策定・実行、人事評価、人材の育成などを手掛けます。
庶務、法務、経営管理など一般事務を手掛けます。
企業の経理業務、資金調達や投資など財務業務を手掛けます。
※共通職種に記載された仕事内容はあくまで一例で明確な定義はありません。実際には総務部が人事部の業務を行ったり、人事、総務、経理が同一の部署であったりするなど職種と仕事内容が混在しているケースがほとんどです。また、経理財務や法務などは外部にアウトソーシングしている企業もあります。