化粧品業界の現状、動向、ランキング&シェアなどを掲載。

化粧品業界

COSMETIC

化粧品業界の動向、現状、シェア、売上高、純利益、勤続年数、平均年収等のランキングを掲載しています。対象企業の過去の業績を追うことで化粧品業界全体の現状や動向、傾向を知ることができます。

業界規模

2兆4,641億円

(74位/126業界)

伸び率

+6.5%

(32位/126業界)

収益性

+9.2%

(12位/126業界)

平均年収

561万円

(91位/126業界)

化粧品業界の現状と動向(2017-18年)

グラフは化粧品業界の業界規模の推移をグラフで表したものです。

化粧品業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。

2017-18年の化粧品業界の業界規模(主要対象企業16社の売上高の合計)は2兆4,641億円となっています。

  • 07年
  • 08年
  • 09年
  • 10年
  • 11年
  • 12年
  • 13年
  • 14年
  • 15年
  • 16年
  • 17年

化粧品業界の過去11年間の業界規模の推移

インバウンド消費による拡大も今後の動向は不透明に

化粧品業界の過去の推移を見ますと、2007年から12年ごろまでは横ばい。13年から17年にかけて大きな増加を記録しています。

2012年ごろまでの化粧品業界は横ばいを記録し、需要の頭打ち感が見られました。さらに、長らく続いた景気不況の影響もあり、低価格化・高機能を求める消費者の声が多く、企業の収益力は低下しつつありました。

2013年に入り、訪日外国人が1,000万人を突破。中国、韓国、台湾を中心としたアジア人が多く見られるようになりました。こうした訪日外国人の増加を受け、化粧品業界は息を吹き返します。

2015年に入ると、円安・元高の影響もあり、インバウンド消費は一服感を迎えます。また、2016年3月には中国政府が化粧品の関税を1割近く引き上げる事を発表。今後のインバウンド消費にる先行きが不透明になってきました。

2017年には化粧品出荷額が1兆6370億円に達し、前年比+7%と2年連続で過去最高を更新、なかでも好調が続く高価格帯のスキンケア商品が牽引しました。

アジア圏需要を見込み、異業種からの参入が相次ぐ

近年の化粧品業界の動向として目立つのが異業種からの参入です。これまでの研究成果を生かし、富士フィルムや味の素、ロート製薬、江崎グリコといった異業種の参入が増えてきています。

富士フイルムの場合、フィルムの材料に含まれるコラーゲンや写真の色あせ防止に役立つ抗酸化技術を化粧品に応用。味の素はアミノ酸、サントリーは酵母、江崎グリコはグリコーゲンなどいずれも本業の研究開発から生まれた成分です。

アンチエイジング分野や経済発展していくアジア圏の需要を期待して、今後も競争が激しくなると見られます。

こうした流れを受け、既存の化粧品メーカーである資生堂とコーセーは、生産体制の強化を図り新工場を建設。資生堂では19年に栃木県の那須と福岡県に、20年には大阪に設立。コーセーは18年に群馬、20年には埼玉県に熊谷工場を設立予定。

2019年1月「電子商務法」が施行 インバウンド需要に影響か

近年、異業種からの参入も相次ぎ、化粧品業界の競争は激化しています。一方で、国内の市場はインバウンド消費の一服感に加え、少子高齢化の影響もあり、不透明感が再び漂い始めています。

とくにインバウンド需要を牽引してきた中国で2019年1月から「電子商務法」が施行され、転売目的の化粧品の需要に影響が出始めてきています。さらに、米中貿易戦争の影響も加わり、今後の中国経済の先行きが不透明となっています。

一方、日本の品質の高さを実感した人たちが、現地のデパートやECなどで購入する動きもみられています。

こうした流れを受け、業界首位の資生堂は中国へ積極展開。中国のECサイト『天猫(Tモール)』を通じて、日本からの輸入品を販売。中国の富裕層、中産階級層をターゲットとした販売チャネルの構築に力を注いでいます。

また、資生堂は近年、ベトナム、ギリシア、スイス、米国、韓国、トルコなどに相次いで子会社を設立。海外展開を加速させており、すでに海外での売上高は60%を超えています。業界大手のコーセーはアラブ首長国連邦で販売を開始。すでに台湾、中国、韓国、香港、シンガポール、欧州、米州でも展開しており、こちらも海外事業に力を入れています。

化粧品業界シェア&ランキング

化粧品業界内における売上高及びシェアのランキングをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収をランキング形式でまとめました。
各々のランキングを比較することで化粧品市場内のシェアや現状、動向を知ることができます。

化粧品業界 売上高&シェアランキング(2017-18年)

  企業名 売上高 シェア
1 資生堂 10,050 40.8
2 花王 ※1 5,860 23.8
3 コーセー 3,033 12.3
4 ポーラ・オルビスHD 2,443 9.9
5 マンダム 813 3.3
6 ファンケル ※1 660 2.7
7 ノエビアHD 544 2.2
8 シーズ・HD 429 1.7
9 ナリス化粧品 241 1.0
10 ハーバー研究所 178 0.7
※花王はビューティケア事業、ファンケルは化粧品関連事業の売上高です。シェアとは化粧品業界の規模(対象企業の16社合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することで化粧品市場における各企業の占有率を知ることができます。各ランキングをクリックするとそれぞれ化粧品会社の詳細ランキングページにジャンプします。矢印は各企業の売上高の前年比の増減を表しています。

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化粧品業界 対象企業一覧
資生堂、花王、コーセー、ポーラ・オルビスHD、マンダム、ファンケル、ノエビアHD、シーズ・HD、ナリス化粧品、ハーバー研究所、ハウス オブ ローゼ、日本色材工業研究所、アイビー化粧品、アジュバンコスメジャパン、フォーシーズHD、総医研HDの計16社
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