2021年のブライダル業界のランキングやシェア、動向、ランキングなど

ブライダル業界

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ブライダル業界の2021年版(2020-21年)の業界レポート。動向や現状、売上高ランキングや業界内のシェアなどを研究しています。過去の市場規模の推移や婚姻数、婚姻率の変化、最近の消費者ニーズの移り変わりや企業が現在取り組んでいることなどを解説しています。転職や就職、ビジネスや投資などブライダル業界の市場研究にお役立てください。

業界規模

0.1兆円

伸び率

-15.9%

利益率

-24.9%

平均年収

371万円

目次

ブライダル業界の現状と動向(2021年版)

グラフはブライダル業界の業界規模(対象企業の14計)の推移をグラフで表したものです。

ブライダル業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。

2020年-2021年のブライダル業界の業界規模(主要対象企業14社の売上高の合計)は1,774億円となっています。

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ブライダル業界の過去8年間の業界規模の推移

2020年の結婚式場は-56%の大幅減 最終赤字が続出

ブライダル業界の過去の推移を見ますと、2007年から18年まで増加傾向、2020年には大幅に減少しています。

経済産業省の「特定サービス産業動態統計調査」によると、2020年の結婚式場の売上高は、前年比56.1%減の1,115億円、取扱件数は前年比57.4%減の36,783件でした。

結婚式場の売上高と取扱件数の推移(出所:経済産業省、グラフは業界動向サーチが作成)

2020年の結婚式場は売上高、取扱件数ともに大幅減となりました。コロナウイルスの感染拡大による外出自粛の影響が響いているとみられます。

国内では人口の減少に伴い、結婚適齢期の世代も減少傾向にあります。初婚年齢も年々上がり晩婚化が増加しています。再婚件数もピークの2008年以降から減少傾向で、婚姻率の低下に拍車をかけています。

2020年(2021年決算)のブライダル大手5社の売上高は、ツカダ・グローバルHDが前年比55.6%減、テイクアンドギヴ・ニーズが68.6%減、ワタベウェディングが49.7%減、エスクリが58.9%減、アイケイが56.7%減となりました。各社ともに50%近い減少幅となっており、最終赤字を計上しています。

多様化する結婚のあり方 厳しい状況続く

好調を続けるブライダル業界ですが、今後の動向も厳しい状況が続きます

長期的に国内の婚姻件数は減少の一途をたどっています。2019年は改元により「令和婚」の効果がありましたが、需要は一時的となっています。

最近のウエディング事情としては、挙式や披露宴を行わないカップルによる「なし婚」が増加する一方、比較的高価なハウスウエディング市場も拡大傾向にあります。また国内外のリゾートウエディング需要も堅調で、大手を中心に婚礼費用単価は上昇傾向です。

なかでも近年のリゾートウエディングは沖縄県が人気。2018年には17,115組の挙式が実施されました。沖縄旅行の人気が増すと共に「沖縄リゾートウエディング」の需要も伸びています。ハワイやグアムのように景観が良く、パスポート不要、参列者の負担も少ないとして、国内のリゾートウエディングに沖縄県が選ばれています。

コロナ禍においては、感染予防対策としてウェブ会議ツールを使用した『オンライン結婚式』を開くなど、各社で創意工夫を凝らしていますが、根本的な需要回復には至っていません。

近年のブライダル業界の傾向としては、いわゆる消費者の結婚に対する考え方が多様化しており、従来のような一律のサービスでは消費者のニーズを満たせない状況となっています。消費者ニーズをうまくつかみ、きめ細かいサービスの提案がますます重要になってきます。

競争激化で事業多角化 海外展開でアジア圏の顧客獲得強化

人口減少、婚姻数の低下を背景に、ブライダル業界では競争が激化しています。

需要が減る一方、近年ではハウスウェディングのブームを背景に新規参入企業は増加。老舗ホテルのシェア奪還やAOKIホールディングスなどアパレル企業といった異業種の参入が増えています。また『沖縄ウエディング』も同様、ライバル企業が増加傾向にあります。

こうした動向を受け、大手では事業の多角化を進めています。最近では海外事業に力を入れる企業も多く、中国を中心としたアジア圏での拠点拡大をはかっています。経済成長が著しく人口増が続くアジアで顧客獲得を強化し、海外市場に活路を見出そうとしています。その他、国内ではホテル建設、レストランやサロンなどの事業に取り組でいます。

また、やや古くなった既存施設のリニューアルも手掛けています。清潔感の維持や時代のニーズに合わせた新しいデザインを取り入れて顧客獲得に注力しています。

事業の多角化や新たな施設の供給、定期的なリニューアルには資金力が必要です。必然的に大手が生き残り、中小は淘汰される流れとなります。婚姻数が減少の一途をたどるなか供給数は増加傾向にあり、需給のバランスは逆転しています。消費者ニーズをうまくつかみ、新たな需要の発掘、他社にないサービスの展開が必要になります。

ブライダル業界シェア&ランキング(2021年版)

ブライダル業界内における売上高及びシェアのランキングをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収をランキング形式でまとめました。
各々のランキングを比較することでブライダル市場内のシェアや現状、動向を知ることができます。

ブライダル業界 売上高&シェアランキング(2020年-2021年)

順位 企業名 売上高 シェア
1 ツカダ・グローバルHD 271 15.3
2 ブライダルプロデュース 257 14.5
3 テイクアンドギヴ・ニーズ 200 11.3
4 ワタベウェディング 196 11.0
5 ディアーズ・ブレイン 172 9.7
6 エスクリ 129 7.3
7 アイ・ケイ・ケイ 87 4.9
8 アルカンシエル 86 4.8
9 千趣会 84 4.7
10 クラウディアHD 82 4.6
※ブライダルプロデュース、ディアーズ・ブレイン、アルカンシエルは2019年の売上高です。千趣会はブライダル事業の売上高です。シェアとはブライダル業界の規模(対象企業の14社合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することでブライダル市場における各企業の占有率を知ることができます。各ランキングをクリックするとそれぞれブライダル会社の詳細ランキングページにジャンプします。矢印は各企業の売上高の前年比の増減を表しています。

ブライダル業界 その他のランキング

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ブライダル業界 対象企業一覧
ツカダ・グローバルHD、ブライダルプロデュース、テイクアンドギヴ・ニーズ、ワタベウェディング、ディアーズ・ブレイン、エスクリ、アイ・ケイ・ケイ、アルカンシエル、千趣会、クラウディアHD、AOKIホールディングス、ブラス、アイエーグループ、一蔵の計14社
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