旅行業界の動向や現状、ランキングなど

旅行かばんやパスポート、飛行機など

旅行業界の動向や現状、ランキングなどを研究しています。データは2022-2023年。旅行業界の過去の市場規模の推移をはじめ、訪日旅行者数の推移グラフ、コロナの旅行業界への影響、国内旅行者数と消費額の推移グラフ、2022年の業界ニュースと今後の見通しなどを解説しています。

旅行業界(2022-2023年)

旅行業界の推移と基本情報

業界規模

2.1兆円

成長率

7.7

利益率

-12.89

平均年収

560万円

  • 14年
  • 15年
  • 16年
  • 17年
  • 18年
  • 19年
  • 20年
  • 21年
  • 22年

旅行業界の過去の業界規模の推移を見ますと、2020年、2021年と大幅に減少しましたが、2022年には回復傾向にあります。

旅行業界の動向と現状(2022-2023年)

2022年の訪日旅行者数3年ぶり増、入国制限撤廃で年後半から回復へ

観光庁の発表(2023年1月)によると、2022年の訪日外国人旅行客数は前年比1,495.8%増の383万人でした。前年に比べ359万人の増加でした。

訪日外国人旅行者数の推移

訪日外国人旅行者数の推移(出所:日本政府観光局、グラフは業界動向サーチが作成)

訪日外国人旅行者の推移グラフを見ますと、2019年までは拡大傾向にありましたが、新型コロナの感染が始まり2020年から2022年にかけて大幅に減少しました。一方、低水準ではありますが、2022年の訪日外国人旅行者数は3年ぶりの増加に転じています。

2022年-2023年の旅行業界の動向をみますと、渡航制限によってインバウンド需要や海外旅行が低迷する中、政府による旅行支援が後押し国内旅行が市場を牽引しました。また、年後半には渡航制限の緩和により、インバウンド需要が急回復しています。一方、海外旅行は円安の影響もあり、厳しい状況となりました。

観光庁のデータによると、2022年の国内旅行の消費額は昨年からは伸長し、コロナ前である2019年の水準から約8割まで回復しました。2023年1月から9月にかけても、引き続き好調に推移しています。

また、訪日外客数は入国制限が撤廃された2022年10月以降は増加傾向で、2023年1月から11月の累計は2,000万人を突破するなど、順調な回復を見せています。

旅行業界 売上トップ5(2022-2023年)

順位 企業名 売上高(億円)
1 JTB 9,779
2 KNT-CTホールディングス 2,521
3 阪急阪神HD 1,910
4 日本旅行 1,819
5 東武鉄道 1,472

※は旅行関連の部門売上高。旅行業界の2021-2022年売上高ランキングを見ますと、首位がJTB、KNT-CT、阪急阪神HDと続きます。

2021-2022年は、大手旅行会社5社中5社が前年比で増収を記録しました。昨年から大幅な増加となり回復基調となりました。

2023年は2千万人突破 外国人旅行者が急回復へ

地球儀と飛行機

2020年から2024年1月までの外国人旅行者の動向を詳しく見ていきます。

下のグラフは訪日外客数の月別の推移を示したものです。日本政府観光局によると、2024年1月の訪日外客数の推計は268万人した。

月別 訪日外国人旅行者数の推移

月別 訪日外国人旅行者数の推移(出所:日本政府観光局、グラフは業界動向サーチが作成)

グラフを見ますと、訪日外国人旅行者数は新型コロナウイルスの感染が拡大した2020年1月から大幅に減少し、その後は低空飛行を続けていました。

一方、2022年10月には、1日5万人までとしていた訪日外国人の入国上限が撤廃、ビザなし個人旅行が再開されたことで、訪日外客数が急上昇しました。2023年6月には3年4ヶ月ぶりに200万人を突破、さらに同年10月にはコロナ以降初めて2019年同月比を越えました。12月には273万人となりコロナ禍以降で最多を更新しました

2023年の訪日外国人旅行者数は、12月時点で累計2,500万人を越えており、訪日需要は着実に回復していることが分かります。今後、「どこまで外国人旅行者が戻るのか」が焦点となります。

2022年から2023年の国内旅行は回復へ 旅行消費額も8割回復

観光地で旅行する人たち

2020年から2023年の国内の旅行者の動向を詳しく見ていきます。

以下のグラフは国内の旅行者数とその消費額の推移を示したものです。日本政府観光局(2023年11月公表)によると、2023年7月-9月の国内旅行者数は5億2,634万人、国内旅行の消費額は6兆2,898億でした。

国内旅行者数と旅行消費額の推移

国内旅行者数と旅行消費額の推移(出所:日本政府観光局、グラフは業界動向サーチが作成)

国内旅行者の推移グラフを見ますと、新型コロナウイルスの感染拡大・縮小にともない旅行者数が大きく上下しているのが分かります。

2021年の10-12月、2022年の4-12月、2023年3月以降は国内の旅行需要が大きく伸びているのが分かります。これらはいずれもコロナの感染が縮小し、行動制限が解除され経済再開が見られた時期でした。全体的には国内の旅行者数は増加傾向にあり、今後のさらなる増加が期待されます。

また、2022年の国内旅行消費額は17兆1,929億円と、コロナ前の水準から約8割が回復しました。2022年後半以降は歴史的な円安によって、海外旅行は停滞する一方で国内旅行の需要は増加傾向にあります。訪日外国人の入国も再開されたことから、旅行業界には大きな追い風がきています。

JTBの旅行動向見通しによると、2023年12月23日から2024年1月3日までの国内旅行者数は2,800万人、海外旅行者数は58万人と推計しています。ここ数年は非常に厳しい状況にあった旅行業界ですが、ようやく明るい兆しが見え始めてきました。

旅行業界 ランキング&シェア

旅行業界の売上高ランキング&シェアをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収などをランキング形式でまとめました。各種ランキングを比較することで旅行市場のシェアや現状、動向を知ることができます。

旅行業界 売上高&シェアランキング(2022年-2023年)

順位 企業名 売上高(億円)
1 JTB 9,779
2 KNT-CTホールディングス 2,521
3 阪急阪神HD 1,910
4 日本旅行 1,819
5 東武鉄道 1,472
6 エイチ・アイ・エス 1,427
7 日本航空 1,088
8 ANA HD 738
9 クラブツーリズム 633
10 名古屋鉄道 476

※シェアとは旅行業界全体に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することで旅行市場における各企業の占有率を知ることができます。矢印は対前年比の増減を表しています。下記のランキングをクリックするとそれぞれ旅行業界の詳細ランキングページにジャンプします。

その他のランキング

関連リンク

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旅行業界 対象企業一覧

JTB、KNT-CTホールディングス、阪急阪神HD、日本旅行、東武鉄道、エイチ・アイ・エス、日本航空、ANA HD、クラブツーリズム、名古屋鉄道、農協観光、旅工房、ベルトラ、ユーラシア旅行社、HANATOUR JAPANの計15社

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