カラオケ業界の動向や現状、ランキング&シェアを研究しています。

カラオケ業界

KARAOKE

2021年のカラオケ業界の動向や現状、ランキング、シェアなどを解説しています。カラオケ業界の過去の市場規模の推移をはじめ、カラオケ大手3社の売上高の比較、2021年のコロナの影響や各社の新しい取り組みなどをお伝えしています。ビジネスや投資、就職や転職の参考資料としてご活用下さい。

業界規模

0.06兆円

伸び率

-14.3%

利益率

-14.0%

平均年収

578万円

目次

カラオケ業界の現状と動向(2021年版)

グラフはカラオケ業界の業界規模(対象企業の4計)の推移をグラフで表したものです。

カラオケ業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。

2020年-2021年のカラオケ業界の業界規模(主要対象企業4社の売上高の合計)は649億円となっています。

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カラオケ業界の過去11年間の業界規模の推移

2020年のカラオケ業界はコロナの影響大 休業や閉店相次ぐ

カラオケ業界の過去の推移を見ますと、2009年から2018年にかけて増加、19年は横ばいで推移しています。

続いて、2020年の最新のカラオケ業界の動向を見ていきましょう。下のグラフは、大手カラオケ3社の2020年と21年決算の第2四半期の売上高を比較したものです。

大手カラオケ3社の第2四半期の売上高の比較(各社公表資料より、グラフは業界動向サーチが作成)

カラオケ各社の売上高は、2020年に大幅な減少を見せています。第一興商は前期比64.7%減、コシダカHDが39.1%減、鉄人化計画が42.9%減と、3社そろって2ケタの減少率となりました(いずれもカラオケ事業)。

2020年のカラオケ業界は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受けました。緊急事態宣言が発出されたことにより、各店舗は感染予防の一環として、休業や閉店を余儀なくされました。営業再開後も『巣ごもり需要』の定着で客足の戻りは鈍く、業績に大きな影響を与えることとなりました

続いて、カラオケ業界の売上高ランキングを見ていきます。

カラオケ業界 売上高ランキング

2019年のカラオケ業界売上高ランキングは、首位が第一興商、2位コシダカHD、3位がAOKIホールディングスでした。業界トップの第一興商は、3年連続で600億円台をキープしています。

新型コロナが直撃 苦境に立たされるカラオケ業界

近年、国内の消費者ニーズは『モノ消費』から『コト消費』と変化しています。カラオケ施設は身近なコト消費の場として利用されてきたことで、大手カラオケ企業の業績は伸びてきました。

ところが、2020年に入り新型コロナウイルスの感染拡大によって、状況は一変しています。緊急事態宣言をきっかけに休業や時短営業にしたことで、稼働率が低下しました。その後、順次営業は再開したものの、外出を控える消費者が多く、集客は大幅に減少しています。

カラオケボックスは『3密』や「飛沫が飛びやすい」などのイメージが強く、さらに「昼カラ」によるクラスターの発生もあったことから、カラオケの利用を控える動きが躊躇となりました。

コシダカHDは、2021年8月期の上半期は上場初の赤字を記録し、海外では再開の見通しが立たないとして5店舗を閉店。第一興商は、27店舗(2021年2月現在)を閉店するなど、カラオケ業界は過去にない、厳しい経営環境に置かれています。

各社は様々な感染対策に取り組んでおり、マイクの消毒や換気や検温、フェイスシールドや手袋、アルコール消毒を用意するなど、安心して利用できるよう対策を行っています。

新たな利用シーンの開拓へ 新規事業や出店で攻勢続く

コロナ禍で苦戦を強いられているカラオケ業界ですが、各社は新たな事業の立ち上げに注力しています。

「ビッグエコー」展開の第一興商は、新業態の開発と新規顧客の開拓を図っています。学生や若年層をターゲットにした『メガビッグカラオケ』や、大型エンターテイメントスペース「「MARUNOUCHI BESE 』など、22店舗を出店しています。

第一興商の新業態デリバリー専門店

第一興商の既存飲食店のキッチンを有効活用した「新業態のデリバリー専門店」

さらに同社は、コロナ禍のニーズに合わせ、新業態となるデリバリー専門店を立ち上げています。既存店舗のキッチンを有効活用した「バーチャルレストラン」として展開させており、2020年9月のオープンからわずか半年で、20のブランドが誕生(21年4月現在)しています。

コシダカHDは首都圏の繁華街駅前を中心とした出店攻勢が功を奏し、業績を下支えしてきました。2021年3月には、大庄からカラオケ事業を取得するなど、コロナという状況下でも、さらなる業績の拡大を図っています。

同社は、カラオケルームを「エンターテインメントルーム」に変換する構想を進めています。2020年10月には旗艦店「カラオケまねきねこ渋谷店」をオープンし、カラオケと新たな5つのエンターテイメントを提供しています。同月には、ARを駆使した次世代スポーツ施設や、楽しみながら学ぶ、エデュテインメント施設をオープンしました。

現在のカラオケ業界は緩やかな減少傾向にあり、国内での競争はさらに激しくなることが予想されています。こうした動向を受け、カラオケ各社は、テレワークやオンラインライブ、ライブDVDの鑑賞など”歌わない利用”を広めており、カラオケ以外の需要獲得に注力しています

カラオケ業界シェア&ランキング(2021年版)

カラオケ業界内における売上高及びシェアのランキングをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収をランキング形式でまとめました。
各々のランキングを比較することでカラオケ市場内のシェアや現状、動向を知ることができます。

カラオケ業界 売上高&シェアランキング(2020年-2021年)

順位 企業名 売上高 シェア
1 コシダカHD 271 41.8
2 第一興商 257 39.6
3 AOKIホールディングス 70 10.8
4 鉄人化計画 51 7.9
※コシダカHDはカラオケ事業、第一興商はカラオケ・飲食店舗事業、AOKIホールディングスはコート・ダジュール事業、鉄人化計画はカラオケ・飲食事業の売上高です。シェアとはカラオケ業界の規模(対象企業の4社合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することでカラオケ市場における各企業の占有率を知ることができます。各ランキングをクリックするとそれぞれカラオケ業界の詳細ランキングページにジャンプします。矢印は各企業の売上高の前年比の増減を表しています。

カラオケ業界 その他のランキング

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カラオケ業界 対象企業一覧
コシダカHD、第一興商、AOKIホールディングス、鉄人化計画の計4社
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