ゲーム業界のランキング、現状、動向等を調査・研究。

ゲーム業界

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ゲーム業界の2020年版(2019-20年)の業界レポート。動向や現状、ランキング、シェアなどを研究しています。ゲーム業界の過去の市場規模の推移をはじめ、大手5社の売上高のグラフ、各社の取り組みと消費者のトレンドの傾向、今後のゲーム業界の流れなどをあわせて解説しています。ゲーム業界への就職や転職の参考材料、投資やビジネスの市場調査などにお役立て下さい。

業界規模

5.3兆円

(48位/160業界)

成長率

+9.7%

(17位/160業界)

利益率

+2.4%

(103位/160業界)

平均年収

650万円

(60位/160業界)

ゲーム業界の現状と動向(2020年版)

グラフはゲーム業界の業界規模(対象企業の34計)の推移をグラフで表したものです。

ゲーム業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。

2019年-2020年のゲーム業界の業界規模(主要対象企業34社の売上高の合計)は5兆3,252億円となっています。

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  • 10年
  • 11年
  • 12年
  • 13年
  • 14年
  • 15年
  • 16年
  • 17年
  • 18年
  • 19年

ゲーム業界の過去11年間の業界規模の推移

ゲーム機の売れ行き好調のソニー、任天堂 『PS4』1億台を突破

ゲーム業界の過去6年間の業績は、2013年から18年にかけて拡大傾向、19年は若干の減少に転じています。

ゲーム大手5社の売上高の推移(出所:各社決算資料、グラフは業界動向サーチが作成)

2019年から20年のゲーム業界の決算によると、ソニーが前年比13.7%減の1兆9,197億円、任天堂が同8.9%増の1兆3,085億円、バンダイナムコHDが3.3%減の3,228億円、スクエア・エニックス・HDが3.9%減の2,605億円、ネクソンが2.1%減の2,485億円。4社が減収となる中、任天堂のみ増収を記録しています。

2018年から19年においては、2ケタ台の伸びを見せたソニーが、ゲームソフトウェアの売上と共に有料会員における入会数の増加が貢献、任天堂においてはソフトウェア及びゲーム機の販売などが好調に推移しました。

そして、2020年に入り新型コロナウイルスによる外出自粛がゲーム業界を後押しており、需要の伸びが見られ始めています。なかでも、20年3月に発売されたニンテンドースイッチ向けソフト『あつまれ どうぶつの森』は、発売からわずか3カ月で500万本に達するなど、世界的な大ヒットを記録しました。

ゲーム業界の市場は、ゲーム専用機を用いた「家庭向けゲーム」、「スマホ向けゲーム」、「PC向けゲーム」に大別されます。さらに近年注目されているのが、対戦型のゲームを競技(スポーツ)にみたてた「eスポーツ」で、成長市場として話題に上っています。

「家庭向けゲーム」においては、ソニーのゲーム専用機「PlayStation4」の世界累計販売台数が1憶1,490万台と1億台の大台を突破(2020年12月末時点)。そして、PS4の発売から7年目とあって次世代機に期待の声が高まる中、「PlayStation5」投入を発表、世界で話題となりました。2020年11月の発売以来「PS5」の累計販売台数は450万台に昇っています(20年12月末時点)。

家庭向けゲームの草分けである任天堂は、2017年3月『ニンテンドースイッチ』を発売。TVとテーブル、携帯の3モードで遊べる自由度の高い柔軟性がユーザーに支持され、世界販売台数が7,987万台を突破しました(2020年3月時点)。家庭用ゲーム機からスマホへの潮流がみられる中、新たな市場の開拓とニーズの発掘に成功しました。

スマートフォン向けゲームはスマホの普及と共に急速に浸透しました。2011年にグリーやディー・エヌ・エーが市場へ参入。2012年にはガンホー・オンライン・エンターテイメントの「パズル&ドラゴン」が大ヒット、スマホゲーム市場のけん引役となりました。

そして、近年ゲーム業界の新たなムーブメントとされているのが「eスポーツ」です。海外ではすでに大型の大会が多数開催されており、日本でも徐々にその動きが活発化してきています。

スマホに替わり『クラウドゲーム』に業界が注目

スマホゲームは家庭用ゲーム機の需要を奪う勢いで、著しい急成長を遂げてきました。手軽に遊べることもあり、若者のみならず今までゲーム経験のない主婦層までもが利用するほど需要の拡大が見られました。

しかしながら、近年のスマホゲーム市場の伸び率は鈍化傾向にあります。最近では以前のようなヒット作に恵まれず苦戦を強いられています。さらに中国を筆頭とした海外企業の勢いも増し、競争が激化しています。

一方、ゲーム業界で新たに注目されているのが「クラウドゲーム」です。2019年3月グーグルがクラウドゲーム市場に参入。グーグルによるゲームプラットフォームサービス「スタディア」の展開をきっかけにクラウドゲーム市場の成長拡大が期待され、日本では2020年に展開が予定されています。

このような状況により、ソニーはいち早くマイクロソフトと提携を発表。2015年に自社のクラウドサービス『PS NOW』を展開済ですが、今後の販路拡大を見据えた動きを見せています。任天堂の『ニンテンドースイッチ』もクラウドゲームに対応、高い人気を誇る『バイオハザード』シリーズなどがクラウドゲーム用にリリースされています。

2020年10月には、マイクロソフトが『Xbox』の次世代機販売を控え、クラウドゲームの提供を本格化。さらにFacebookもクラウドゲームへの参入を発表しています。

今後は次世代通信規格「5G」の開始によって、高速で大容量のデータ通信が可能になります。クラウドゲーム市場の需要拡大が見込まれる中、「eスポーツ」の普及拡大にも期待の声が上がっています。

今後、クラウドゲーム市場が本格化することで、ゲーム業界では新たなビジネスチャンスの創出や周辺事業の発展に期待が寄せられます。

ゲーム業界シェア&ランキング(2020年版)

ゲーム業界内における売上高及びシェアのランキングをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収をランキング形式でまとめました。
各々のランキングを比較することでゲーム市場内のシェアや現状、動向を知ることができます。

ゲーム業界 売上高&シェアランキング(2019年-2020年)

  企業名 売上高 シェア
1 ソニー 19,197 36.0
2 任天堂 13,085 24.6
3 バンダイナムコHD 3,228 6.1
4 スクウェア・エニックス・HD 2,605 4.9
5 ネクソン 2,485 4.7
6 セガサミーHD 2,477 4.7
7 コナミHD 1,533 2.9
8 サイバーエージェント 1,518 2.9
9 ミクシィ 1,072 2.0
10 ガンホー・オンライン・エンター… 1,013 1.9
※ソニーはゲーム&ネットワークサービス事業、バンダイナムコHDはネットワークエンターテインメント事業、セガサミーHDはエンタテインメントコンテンツ事業、コナミHDはデジタルエンタテインメント事業、サイバーエージェントはゲーム事業、ミクシィはエンターテインメント事業の売上高です。シェアとはゲーム業界の規模(対象企業の34社合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することでゲーム市場における各企業の占有率を知ることができます。各ランキングをクリックするとそれぞれゲームメーカーの詳細ランキングページにジャンプします。矢印は各企業の売上高の前年比の増減を表しています。

ゲーム業界 その他のランキング

ゲーム業界の関連業界

ゲーム業界の関連業界を一覧で掲載しています。関連業界の動向もあわせて見ることで、その業界をより深く知ることができます。関連業界の現状や動向、ランキング、シェアもぜひチェックしてみてください。
ゲーム業界 対象企業一覧
ソニー、任天堂、バンダイナムコHD、スクウェア・エニックス・HD、ネクソン、セガサミーHD、コナミHD、サイバーエージェント、ミクシィ、ガンホー・オンライン・エンター…、ディー・エヌ・エー、グリー、カプコン、コーエーテクモHD、コロプラ、アカツキ、Klab、アエリア、マーベラス、デジタルハーツHD、gumi、サイバーステップ、マイネット、モブキャストHD、Aiming、トーセ、バンク・オブ・イノベーション、ユークス、日本一ソフトウェア、エディアなどの計34社
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