化学業界の主な職種とその仕事内容について解説しています。就職や転職にお役立て下さい。
ここでは化学業界によく見られる特有の職種とその仕事内容について解説しています。職種は企業の各部門の役割を実行するものです。職種を知ることで化学業界の仕事内容や企業の仕組みを理解することができます。
基礎研究では新しい商品を作るために新規化合物・製品の探索的研究、分析・物性研究などを行います。工業化研究では実際に商品にするために新規グレード開発、既存商品の改良、スケールアップの検討などを行います。生産技術では効率的かつ環境負荷の少ない生産プロセスの検討・立案・計画・実行などを行います。
設備管理では稼働している設備の維持・管理・保守・改良、新規設備の設計、建設などを行います。
営業では顧客に対し商品の営業、提案、価格交渉などを行います。
ここでは化学業界にかぎらず企業経営に欠かせない業界共通の職種と、その仕事内容について解説しています。この部門の職種は企業経営の正常化や業務の効率化などバックエンド的な役割を担います。
経営戦略や事業戦略の企画・立案・遂行、経営資源の最適配分などを手掛けます。企業経営の中枢部にあたります。
人事の採用計画及び新卒・中卒者の採用、人事制度の策定・実行、人事評価、人材の育成などを手掛けます。
庶務、法務、経営管理など一般事務を手掛けます。
企業の経理業務、資金調達や投資など財務業務を手掛けます。
※共通職種に記載された仕事内容はあくまで一例で明確な定義はありません。実際には総務部が人事部の業務を行ったり、人事、総務、経理が同一の部署であったりするなど職種と仕事内容が混在しているケースがほとんどです。また、経理財務や法務などは外部にアウトソーシングしている企業もあります。