印刷業界の主な職種とその仕事内容について解説しています。就職や転職にお役立て下さい。
ここでは印刷業界によく見られる特有の職種とその仕事内容について解説しています。職種は企業の各部門の役割を実行するものです。職種を知ることで印刷業界の仕事内容や企業の仕組みを理解することができます。
研究開発では印刷技術の研究や開発を手掛けます。一般的に様々な分野の技術者がチームを組みお互いに連携を取りながら開発や研究を手掛けます。また、近年では有機ELディスプレイや機能性フィルム、画像処理ソフトなど印刷技術以外の様々な研究開発も行われています。
事務では品質管理や企画開発を手掛けます。品質管理では出来上がった印刷物を完成させるため徹底したチェックを行います。企画開発では営業から伝えられた顧客の要望やニーズを元に売れる商品やサービスの企画を開発します。
営業では実際に顧客に赴き、商品の価格や納期、デザインなどを確認しながら印刷物を作り上げてゆきます。営業は単に製品やサービスを売り込むだけでなく取引先への企画立案やプレゼンテーションなども行います。また、顧客との唯一の接点である営業は顧客の要望やニーズを正確に研究開発や事務に伝える必要があります。
ここでは印刷業界にかぎらず企業経営に欠かせない業界共通の職種と、その仕事内容について解説しています。この部門の職種は企業経営の正常化や業務の効率化などバックエンド的な役割を担います。
経営戦略や事業戦略の企画・立案・遂行、経営資源の最適配分などを手掛けます。企業経営の中枢部にあたります。
人事の採用計画及び新卒・中卒者の採用、人事制度の策定・実行、人事評価、人材の育成などを手掛けます。
庶務、法務、経営管理など一般事務を手掛けます。
企業の経理業務、資金調達や投資など財務業務を手掛けます。
※共通職種に記載された仕事内容はあくまで一例で明確な定義はありません。実際には総務部が人事部の業務を行ったり、人事、総務、経理が同一の部署であったりするなど職種と仕事内容が混在しているケースがほとんどです。また、経理財務や法務などは外部にアウトソーシングしている企業もあります。