海運業界について

海運業界に何となく興味は持っているものの業界の事は詳しく知らない。仕事内容は?職種は?志望動機は特にないけど大丈夫?など海運業界の就職や転職に役立つノウハウをまとめました。

海運業界について

海運業界と属する企業について

海運業界とは海運業に携わる産業のことを指します。海運業とは海上を利用した貨物輸送、旅客輸送を指し、コンテナ船やばら積み船、タンカー、連絡船、フェリーなどの船を利用し、貨物や旅客を輸送します。

海運業界は主に、日本郵船、商船三井、川崎汽船の大手3社を中心に、中小の商船会社が名を連ねます。

近年の海運業界の特徴と就職について

近年の海運業界は船の需給ギャップに苦しんでいます。通常、船は発注から竣工まで数年かかり、その間の需要の減少に対応できません。リーマンショック前の好況時に、多くの海運会社は新たな船を発注しましたが、その間に需要は大幅に減少。船が完成した時には見込んだ需要よりもはるかに少ないという、いわゆる"船余り"の状態に陥りました。

一方、近年では米国で安価なシェールガスが増産されており、シェールガス輸送のためのLNG船の需要が拡大。シェールガスには業界外でも注目が高く、すでに日本の丸紅がデンマークの大手海運会社からLNG船8隻を購入するなど、新たな需要を巡る争いが始まっています。

海運業界に就職をするには、希望とする海運会社を選び、就職します。海運会社の職種は主に、陸上職と海上職に分かれ、陸上職はさらに事務系と技術系に分かれます。通常、一般の大学を卒業した学生の就職先は陸上職となります。

一方、海上職は主に航海士や機関士といった専門職となっており、専門の学校に通ったり、海技士など必要な資格を有する職業となります。ただし、近年の大手の海運会社には海上職に自社養成コースがあるところもあります。

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