海運業界の主な職種とその仕事内容について解説しています。就職や転職にお役立て下さい。
ここでは海運業界によく見られる特有の職種とその仕事内容について解説しています。職種は企業の各部門の役割を実行するものです。職種を知ることで海運業界の仕事内容や企業の仕組みを理解することができます。
陸上職の事務系では航路運営、運航管理、集荷営業、港湾管理、企画、情報システムなどを手掛けます。
陸上職の技術系では造船計画、船舶試設計、工務監督、船舶保守、管理・新技術の開発などを手掛けます。
陸上職の営業では主に、荷主を訪ね、営業を行い、より多くの貨物を集める仕事です。また、荷主に対して最適な輸送プランの提案やサポートを行います。
航海士とは主に船の甲板で操縦や指揮をとる仕事です。航海士になるには、国家資格である海技士の免許を取得する必要があります。機関士とは主に船舶の機械を整備する仕事です。
ここでは海運業界にかぎらず企業経営に欠かせない業界共通の職種と、その仕事内容について解説しています。この部門の職種は企業経営の正常化や業務の効率化などバックエンド的な役割を担います。
経営戦略や事業戦略の企画・立案・遂行、経営資源の最適配分などを手掛けます。企業経営の中枢部にあたります。
人事の採用計画及び新卒・中卒者の採用、人事制度の策定・実行、人事評価、人材の育成などを手掛けます。
庶務、法務、経営管理など一般事務を手掛けます。
企業の経理業務、資金調達や投資など財務業務を手掛けます。
※共通職種に記載された仕事内容はあくまで一例で明確な定義はありません。実際には総務部が人事部の業務を行ったり、人事、総務、経理が同一の部署であったりするなど職種と仕事内容が混在しているケースがほとんどです。また、経理財務や法務などは外部にアウトソーシングしている企業もあります。