航空業界に何となく興味は持っているものの業界の事は詳しく知らない。仕事内容は?職種は?志望動機は特にないけど大丈夫?など航空業界の就職や転職に役立つノウハウをまとめました。
航空業界とは航空業に携わる産業のことを指します。
日本の航空業界は日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)の2強体制となっています。JALとANAは国内線、国際線ともに路線数も多く、売上高や資本規模、従業員数、関連子会社数ともに他社を圧倒しています。
一方、近年では格安航空会社(LCC)も台頭してきており、ピーチ、バニラエア、ジェットスター・ジャパンなどが挙げられます。
近年の航空業界は、平成22年10月末に羽田空港に新国際旅客ターミナルがオープン。アジアをはじめとする訪日外国人旅行者の増加や国際線の利用増を見込み、新しい羽田空港へと生まれ変わりました。
羽田空港は今後、国際線枠のさらなる増加や24時間営業の検討など、世界のハブ空港としての地位確立を急いでいます。また、政府も訪日外国人数を2020年に4,000万人にする目標を掲げており、こうした動向から今後も訪日外国人数の増加が見込まれ、航空業界にとっては追い風となっています。
航空会社の採用では職種別採用が一般的です。職種別採用では、パイロット、キャビンアテンダント、グランドスタッフ(地上勤務職員)などが募集されます。それ以外の職種については一括採用となり、一定の研修を経たのち、能力や適性に応じて職種が振り分けられます。