建設業界に何となく興味は持っているものの業界の事は詳しく知らない。仕事内容は?職種は?志望動機は特にないけど大丈夫?など建設業界の就職や転職に役立つノウハウをまとめました。
建設業界とはビルや施設、マンション、橋梁、都市インフラ、道路や河川工事などの建設に携わる産業のことを指します。
建設業界に属する企業は、建設する種類によってビル・施設系、マンション系、土木系などに分けられます。
近年の建設業界は、東日本大震災の復興需要、民間の設備投資の増加などにより業績は回復基調に。さらには平成24年末からのアベノミクスの目玉である公共事業投資など建設業界にとっては好材料がそろってきました。
さらに、2020年にはオリンピックが東京で開催されることが決定し、鉄道網や高速道などのインフラ整備が加速する見込み。東京都の試算によると五輪が開催される2020年までの経済波及効果は建設業界で4,745億円としており、長らく低迷が続いていた建設業界にとって大きなチャンスが到来する見込みです。
建設業界に就職するには、まずどの企業に就職するかを決めます。日本国内の建設業界は、鹿島、大林組、大成建設、清水建設、竹中工務店といった大手(スーパーゼネコン)から中小まで多くの企業がひしめきます。自分のやりたい仕事内容から社風などを調査し、希望の就職先を探しましょう。
また、建設業界の就職は事務系と技術系に分かれます。事務系は主に営業など、技術系は建設施工、土木、設備施工、設計、研究など多岐にわたります。希望通りの職種に就けない場合も多いですが、ある程度、自分の希望職種も絞り込んでおきましょう。