出版業界に何となく興味は持っているものの業界の事は詳しく知らない。仕事内容は?職種は?志望動機は特にないけど大丈夫?など出版業界の就職や転職に役立つノウハウをまとめました。
出版業界とは書籍や雑誌などを企画・編集・印刷・製本化し書店経由で販売する産業のことを指します。
出版業界に属する企業は出版するジャンルから、集英社、小学館、講談社、角川グループHDなどの総合系、日経BP社、主婦の友社などの雑誌系、ぎょうせい、昭文社などの実用書系、ベネッセHD、学研HDなどの学習書系、ダイヤモンド社、東洋経済新報社などのビジネス書系、文藝春秋、新潮社などの文芸系などに分けられます。
近年の出版業界はインターネットの普及などを背景に低迷傾向にあります。また近年では、スマートフォンやタブレット端末の普及も加速しており、こうした端末を利用した電子書籍の需要も増加しています。本が売れない厳しい時代に突入した出版業界。既存ビジネスの見直しと新たなビジネスモデルの構築が必要な時期に来ています。
出版業界に就職するには、基本的に好きな出版社や興味のある出版社に就職するのが良いかと思います。出版社は多くの場合、一括採用方式で採用し、入社後に所属部署の振り分けが行われます。また、特に好きな出版社が見当たらない場合は、上記のジャンルから気になるジャンルを選び、出版社を選ぶ方法をとるのも良いでしょう。
また、上記に述べたように近年の出版業界は転換期にあります。既存の出版物だけでなく、インターネットや電子書籍など新たな分野に力を入れている出版社を選ぶのも良い方法かと思います。