IT業界に何となく興味は持っているものの業界の事は詳しく知らない。仕事内容は?職種は?志望動機は特にないけど大丈夫?などIT業界の就職や転職に役立つノウハウをまとめました。
IT業界とはIT(情報技術)に携わる産業のことを指します。具体的にはハードウェア、ソフトウェア、システムインテグレーター、ネットワーク通信関連などの総称を指します。
IT業界は定義によって様々な分類ができますが、IT業界に属する企業は主に、NTTデータ、大塚商会、ITホールディングスなどの独立系、伊藤忠テクノソリューションズ、日本ユニシスなどの商社系、NECフィールディングス、新日鉄ソリューションズなどのメーカー系に分けられます。
ITとは企業や産業の効率化を図り成長を支える情報基盤としてハード、ソフト、SI、ネットワークを活用した情報システムの構築やサービスを提供するビジネスです。
近年のIT業界はIT需要の頭打ちや競争の激化などを背景に受託単価が減少傾向にあります。また、近年では比較的安価にできるクラウドコンピューティングへの切り替えが進み、さらなる単価下落が予想されます。こうした動向を受け、各IT会社は海外への進出や開発拠点の新興国移転など単価下落への対抗策を打ち出しています。
IT業界に就職するには、まず各IT企業の売上構成を把握することからはじめます。一口にITといってもその内容は多岐にわたり、企業によって強みとする事業は異なります。気になる企業の売上構成をチェックしてみましょう。その企業が主とする事業がシステムインテグレーションなのかソフト開発なのかネットワーク構築なのかなどをチェックします。
近年のIT業界は単価下落、競争の激化など環境は厳しい状況にあります。 企業の淘汰のスピードは速く、今好調な企業でも10年後も良いという保証はありません。好きな企業を選ぶと同時に、その企業の財務状態や将来性、ビジョンなどもあわせてチェックしておきましょう。