IT業界の動向や現状、ランキング・シェアなどを分析しています。

IT業界

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IT業界の動向や現状、ランキングやシェアなどを分析・研究しています。IT業界の市場規模や売上高の推移グラフ、2020年のコロナの影響や世界のIT業界の動向、企業のAI導入やDXなど最新のトレンドと現状を詳しく解説しています。ビジネスや投資、マーケティング、就職や転職などの参考資料としてご活用下さい。

業界規模

16.4兆円

伸び率

2.5%

利益率

-4.5%

平均年収

568万円

目次

IT業界の現状と動向(2021年版)

グラフはIT業界の業界規模(対象企業の197計)の推移をグラフで表したものです。

IT業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。

2020年-2021年のIT業界の業界規模(主要対象企業197社の売上高の合計)は16兆4,016億円となっています。

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IT業界の過去8年間の業界規模の推移

2020年もIT業界は拡大 テレワーク、DX需要底堅く

ITを駆使してネットワークを築く

IT業界の過去の推移を見ますと、2013年から2019年にかけて増加傾向にあります。

経済産業省の「特定サービス産業動態統計調査」によると、2020年の情報サービス業の売上高は前年比7.0%増の12兆9,102億円でした。

情報サービス業の売上高の推移

情報サービス業の売上高の推移(出所:経済産業省、グラフは業界動向サーチが作成)

情報サービス業の売上高の推移をみますと、2011年から2020年にかけて上昇トレンドにあることが分かります。2019年は消費増税の駆け込み需要による特需がありましたが、2020年も引き続き増加を記録しています。

2020年のIT業界は、前年の消費増税に伴う特需による減少、新型コロナウイルスの感染拡大に伴うマイナスの影響が懸念されていましたが、前年に引き続き増加となっています。テレワークや5G関連、官公庁や金融向け、流通・サービス業向けITが増加を記録しています。

近年では企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)の動きも活発化しており、ITサービスの需要が高まっています。政府や地方公共団体向けや金融、流通、製造など幅広い分野でのIT需要が見込まれています。

続いて、国内のIT業界のランキングを見ていきましょう。矢印は前年比の増減で、※はIT部門の売上高となります。

IT業界 国内 売上高ランキング

IT会社のランキングを見ますと、富士通、NEC、NTTデータ、日立製作所の売上高が大きいことが分かります。2019年は前年に比べて売上を伸ばした企業は10社中6社で、全体としては増加傾向にあります。

世界のIT業界の動向 アクセンチュアやTSCが上昇

海外に飛び出してゆく飛行機

続いて、世界のIT業界の動向を見ていきましょう。以下のグラフは世界のIT大手4社の売上高の推移です。

世界の主なIT企業の売上高の推移

世界の主なIT企業の売上高の推移(出所:各社公表資料、グラフは業界動向サーチが作成)

世界のIT首位はIBMで、2位にアクセンチュア、3位TSCと続きます。IBM、アクセンチュア、DXCは米国、TSC(タタ・コンサルタンシー・サービシズ)はインドのITサービス会社です。上位4社の動きを見ますと、アクセンチュアとTSCが増加傾向にあることが分かります。

IT世界首位のIBMは世界170か国以上でITサービスを展開しており、AIの「ワトソン」の世界的な利用の増加が見られます。2位のアクセンチュアは世界有数のコンサル会社で、IT関連の受託業務も手掛けます。全米を中心に世界的に展開してます。

3位のTSC(タタ・コンサルタンシー・サービシズ)はインドのIT会社で、インド最大のタタ財閥の中核企業です。世界40か国以上で展開しており、近年では日本でも業績を伸ばしています。世界のIT業界も近年は増加傾向にあり、今後も緩やかな増加が続くと見られます。

今後のIT業界に追い風 コロナ禍で進むDXトレンドの流れ

紙からデジタルに変化してゆく様子

2020年の新型コロナウイルスの感染拡大により、IT業界を取り巻く環境は大きく変化しました。コロナ稼による新しいビジネス様式は、既存のビジネス環境の変化やIT化を加速する大きな要因にもなりました。

さらに近年では、多くの業界で人手不足とそれに伴う収益性の低下が問題になっています。既存業務をITで効率化することで人手不足や収益性を改善することができるため、今後、様々な企業でIT化が進むと見られています。

こうした社会的なIT化、DXへのトレンドはIT業界にとっては大きな追い風となります。今後はAIやテレワーク、セキュリティ関連に加え、老朽化したシステムの刷新なども重なるため、国内のIT需要は高まることが予想されます。

こうした動向を受け、国内首位の富士通は、2020年4月にDXを支援する新会社「Ridgelinez」を設立。本格化するDX時代に向けた体制を整えます。DXについては他社でも強化する動きが同様に見られ、業界全体のトレンドになりつつあります。

IT業界の動向と現状 まとめ

2020年のIT業界はコロナ稼にも関わらず、業績を伸ばしました。世界的にもIT業界活況の動きが見られます。2021年以降は、コロナに伴うビジネス環境の変化を受けて、社会的にITやDXを導入する気運が高まるとともに、同サービスを強化するIT企業も増えることが予想されます。

IT業界シェア&ランキング(2021年版)

IT業界内における売上高及びシェアのランキングをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収をランキング形式でまとめました。
各々のランキングを比較することでIT市場内のシェアや現状、動向を知ることができます。

IT業界 売上高&シェアランキング(2020年-2021年)

順位 企業名 売上高 シェア
1 富士通 30,171 18.4
2 NEC 29,940 18.3
3 NTTデータ 23,186 14.1
4 日立製作所 18,923 11.5
5 大塚商会 5,266 3.2
6 野村総合研究所 5,130 3.1
7 伊藤忠テクノソリューションズ 4,798 2.9
8 TIS 4,483 2.7
9 SCSK 3,968 2.4
10 日本ユニシス 3,096 1.9
※はIT部門の売上高で、富士通はテクノロジーソリューション事業、日立製作所はIT事業、大塚商会はシステムインテグレーション事業、野村総合研究所は金融+産業+IT基盤サービス事業の売上高です。シェアとはIT業界の規模(対象企業の197社合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することでIT市場における各企業の占有率を知ることができます。各ランキングをクリックするとそれぞれIT業界の詳細ランキングページにジャンプします。矢印は各企業の売上高の前年比の増減を表しています。

IT業界 その他のランキング

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IT業界 対象企業一覧
富士通、NEC、NTTデータ、日立製作所、大塚商会、野村総合研究所、伊藤忠テクノソリューションズ、TIS、SCSK、日本ユニシス、日鉄ソリューションズ、富士ソフト、ネットワンシステムズ、日本総合研究所、電通国際情報サービス、DTS、オービック、日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ、インフォコム、TKC、NSD、兼松エレクトロニクス、システナ、JBCCホールディングス、三菱総合研究所、CACHoldings、シーイーシー、JFEシステムズ、あいHD、電算システムなどの計197社
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