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出版業界の動向、現状、シェア、売上高、純利益、勤続年数、平均年収等のランキングを掲載しています。対象企業の過去の業績を追うことで出版業界全体の現状や動向、傾向を知ることができます。

出版業界 基本情報(平成25-26年版)

  • 業界規模:1兆0,515億円
  • 経常利益計:613億円
  • 売上高純利益率:+3.6%
  • 過去5年の伸び率:+2.3%
  • 総資産額:9,774億円
  • 労働者数:8,638人
  • 平均年齢:38.2歳
  • 平均勤続年数:9.7年
  • 平均年収:610万円
  • (平成25年7月-平成26年6月 決算)

用語・グラフの意味
業界規模は下記対象企業一覧(出版業界)22社の売上高の合計を表しています。過去5年の伸び率は過去5年間の業界規模の対前年比の平均値を表したもの、経常利益計、売上高純利益率、総資産額、労働者数、平均年齢、平均勤続年数、平均年収は下記対象企業一覧それぞれの合計もしくは平均を表したものです。グラフは各指標を7段階に分け視覚化したものです。

近年の出版業界の現状と動向

右記グラフは出版業界の業界規模の推移をグラフで表したものです。

出版業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。

平成25-26年の出版業界の業界規模(主要対象企業22社の売上高計)は1兆0,515億円となっています。

9年連続で出版販売額が減少 インターネット、スマホの普及が影響

書籍・雑誌の販売高は平成8年をピークに減少傾向。平成25年の出版販売金額は1兆6,823億円(前年比3.9%減)と9年連続で減少。近年では特に月刊誌や週刊誌など雑誌出版物の大幅な落ち込みが目立ちます。

平成20年秋以降、世界的な金融危機の影響により広告を控える企業が続出。さらに近年ではインターネット及びスマートフォンやタブレット端末の普及が影響しており、書籍離れが深刻化。書籍の販売は平成8年ごろをピークに大きく低迷しています。

印刷大手2強が書店、出版へと勢力を拡大

こうした動向を受け、出版業界は再編へと動き出しています。

印刷大手の大日本印刷は書店大手の丸善、ジュンク堂、図書館流通センターを相次いで傘下に。平成21年には主婦の友社、中古本最大手のブックオフにも出資。平成22年には丸善と図書館流通センターを経営統合し、CHIグループを設立しました。

また、印刷大手の凸版印刷も書店大手の紀伊国屋書店と業務提携。平成19年には図書印刷を子会社化しました。印刷大手2強が書店、出版へと勢力を拡大しています。

KADOKAWAがドワンゴと経営統合 各社ビジネスモデルをシフト

既存出版物が落ち込みを見せる中、ベネッセ、ぴあ、KADOKAWA、ゼンリンなど出版物事業以外に強みを持つ企業の業績は堅調です。ベネッセは通信教育『進研ゼミ』を、ぴあは情報・チケット販売を、ゼンリンはカーナビなど地図データベース事業を展開しています。

こうした動きの中、角川グループは平成26年10月、『ニコニコ動画』を運営するドワンゴと経営統合。既存の出版事業からの脱却を図り、クロスメディアコンテンツの強化を模索しています。

インターネットの普及により、若者を中心とした「活字離れ」が進行。今後も、既存出版物の売上の減少は続くものと予想され、出版業界に大きな変化が押し寄せています。

こうした流れを受け、出版各社はネットや映像との融合、デジタルメディア事業の強化、電子書籍事業の展開など、落ち込みの激しい出版事業の穴を埋めるべく、新たなビジネスモデル構築を模索しています。

出版業界シェア&ランキング(平成25-26年)

出版業界内における売上高及びシェアのランキングをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収をランキング形式でまとめました。
各々のランキングを比較することで出版市場内のシェアや現状、動向を知ることができます。

出版業界 売上高&シェアランキング TOP10

  企業名 売上高
(億円)
売上高
シェア※
出版業界 売上高シェアグラフ
1 ベネッセホールディングス 4,663 44.3%
2 KADOKAWA 1,511 14.4%
3 ぴあ 1,281 12.2%
4 学研ホールディングス 868 8.3%
5 プロトコーポレーション 547 5.2%
6 ゼンリン 535 5.1%
7 昭文社 138 1.3%
8 文溪堂 111 1.1%
9 インプレスホールディングス 103 1.0%
10 クイック 102 1.0%

出版会社の売上高ランキングを見ますと、首位のベネッセHDが一歩リード。次いで、2位のKADOKAWA、3位のぴあが高いシェアを誇っています。

前年に比べ売上高を大きく伸ばした出版会社は、ランキング5位のプロトコーポレーションで売上高前年比+43.2%の増加、10位のクイックで売上高前年比+17.2%の増加、3位のぴあで売上高前年比+14.5%の増加となっています。

その他の出版業界ランキング

※シェアとは出版業界規模(対象企業の22社合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することで出版市場における各企業の占有率を知ることができます。

各ランキングをクリックするとそれぞれ出版会社の詳細ランキングページにジャンプします。

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出版業界 対象企業一覧

ベネッセホールディングス、KADOKAWA、ぴあ、学研ホールディングス、プロトコーポレーション、ゼンリン、昭文社、文溪堂、インプレスホールディングス、クイック、サイネックス、東洋経済新報社、ぱど、SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ、キャリアデザインセンター、KG情報、アルバイトタイムス、スターツ出版、セブンシーズホールディングス、タウンニュース社、地域新聞社、中央経済社の計22社

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