右記グラフは不動産業界の業界規模の推移をグラフで表したものです。
不動産業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。
平成21年の不動産業界の業界規模(主要対象企業141社の売上高計)は10兆1,085億円となっています。
過去の推移を見ますと、平成16年から平成20年までは増加傾向にありましたが、平成21年には減少に転じています。
平成18年までの不動産市場の好調を牽引してきたのが、都心部のオフィス需要の拡大です。都心部を中心とした東京ミッドタウン、丸の内再開発などオフィスと商業施設を一体化させた大規模なプロジェクトが活発な動きを見せてきました。
また、三井不動産や三菱地所を中心とした郊外型アウトレットモール開発も拡大を続けて業績も順調。拡大を続けてきました。
しかしながら、20年秋の金融危機を発端に事態は一変。好調だった都心オフィス需要は影をひそめ、空室率が急上昇。複合型施設の開発事業も急激な不振に陥りました。
一方で、09年1月時点の地価公示も全国平均で対前年比4.6%の減少へ。前年に比べ27,302地点(全体の99.6%)が減少を記録し、住宅地、商業地ともに前年に比べ減少する結果となりました。
また、都心を中心としたオフィス空室率が高まりを見せています。各社の賃貸事業は低迷を続け、賃料の下落が深刻化しています。
地価公示やオフィス賃貸の低迷の背景には、金融危機以降の投資マネーが減少したこと、業績低迷により賃料の高いオフィスから退去する企業が増えたことなどが挙げられます。
不動産市場全体が冷え込む中、資金繰りの悪化等を理由に一部の中堅不動産会社が破綻に。大手各社とも伸び悩みを見せており不動産業界は厳しい状況を迎えています。
企業名 |
売上高 (億円) |
売上高 シェア※ |
不動産業界 売上高シェアグラフ |
|
1 |
三井不動産 | 1兆3,848 |
13.7% |
|
2 |
三菱地所 | 1兆0,134 |
10.0% |
|
3 |
住友不動産 | 7,196 |
7.1% |
|
4 |
レオパレス21 | 6,203 |
6.1% |
|
5 |
東急不動産 | 5,520 |
5.5% |
|
6 |
大東建託(不動産事業) | 4,835 |
4.8% |
|
7 |
野村不動産HD | 4,342 |
4.3% |
|
8 |
大京 |
3,183 |
3.1% |
|
9 |
東京建物 | 2,626 |
2.6% |
|
10 |
すてきナイスグループ | 2,228 |
2.2% |
不動産会社の売上高ランキングを見ますとランキング上位2社が強いことが分かります。
不動産業界は三井不動産、三菱地所の2社が長年不動の地位を確立しています。
前年に比べ業績を伸ばした不動産会社はランキング9位の東京建物、ランキング2位の三菱地所、6位の大東建託で、それぞれ売上高前年比+31.4%、+7.5%、+4.0%の増加となっています。
※シェアとは不動産業界規模(対象企業の売上高合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することで不動産市場における各企業の占有率を知ることができます。
各ランキングをクリックするとそれぞれの不動産会社の詳細ランキングページにジャンプします。
三井不動産、三菱地所、住友不動産、レオパレス21、大東建託、東急不動産、野村不動産ホールディングス、大京、オリックス(不動産事業)、すてきナイスグループ、東京建物、コスモスイニシア、藤和不動産、アーネストワン、エヌ・ティ・ティ都市開発、イオンモール、スターツコーポレーションなど計150社
平成21年3月決算時(他時期決算企業あり) 各社有価証券報告書より作成
当不動産業界の動向、現状、ランキングなどのコンテンツは上記企業の有価証券報告書に基づき掲載しております。業界データは上記企業のデータの合計または平均を表したものです。掲載企業に関しましてはできる限り多くの企業を反映させるよう努めていますが、全ての企業を反映したものではありません。あらかじめご了承ください。また、情報に関しましては精査をしておりますが、当サイトの情報を元に発生した諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負うものではありません。重要な判断を伴う情報の収集に関しましては、必ず各企業の有価証券報告書にてご確認ください。
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