製紙業界の動向、ランキング、シェア、現状等を研究。

製紙業界

PAPERMAKING

製紙業界の動向、現状、シェア、売上高、純利益、勤続年数、平均年収等のランキングを掲載しています。対象企業の過去の業績を追うことで製紙業界全体の現状や動向、傾向を知ることができます。

業界規模

4兆8,653億円

(50位/123業界)

伸び率

+2.8%

(102位/123業界)

収益性

+1.6%

(101位/123業界)

平均年収

561万円

(86位/123業界)

製紙業界の現状と動向

グラフは製紙業界の業界規模の推移をグラフで表したものです。

製紙業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。

平成27-28年の製紙業界の業界規模(主要対象企業29社の売上高の合計)は4兆8,653億円となっています。

  • 17年
  • 18年
  • 19年
  • 20年
  • 21年
  • 22年
  • 23年
  • 24年
  • 25年
  • 26年
  • 27年

製紙業界の過去11年間の業界規模の推移

伸び悩み続いたが、平成25年には若干の増加に

製紙業界の過去の推移を見ますと、平成17年から19年まで微増傾向にありましたが、平成19年から若干の減少に転じ、平成21年から24年は横ばいで推移、平成25年には若干の増加に転じています。

平成20年までの製紙業界は相次ぐ原料価格の乱高下に苦しみました。製紙大手各社は紙の値上げを表明しましたが、原料価格の高騰が製品の価格転嫁に追いつかず、各社とも減収減益へ。

さらに、平成20年秋の金融危機により内需、輸出の紙・板紙が低迷。平成22年3月決算(他時期決算企業あり)によると、主要製紙会社28社中24社が売上高前年割れを記録。平成22年には若干の回復となりましたが、中国をはじめとした新興国の成長鈍化も伴い、伸び悩み状態となっています。

平成25年以降は、景気回復による企業や消費活動の活性化に伴い、若干の増加に転じています。近年の製紙業界の動向を見ますと、デジタル化の影響で新聞や雑誌・書籍が低迷。洋紙の需要が低迷しています。

一方で、インターネット通販の拡大に伴い、段ボールの需要は急増。今後もネット通販の拡大は見込まれ、段ボール材料となる板紙の需要は堅調に推移しそうです。

国内市場は頭打ちへ 海外市場の開拓や業界再編が進む

一方で、国内の紙需要は頭打ち状態が続きます。人口減による市場規模の縮小に加え、インターネットの普及によるペーパーレス化も後押しし、紙・板紙の国内出荷量は伸び悩み状態に。国内の製紙業界は成熟期を迎えています。

こうした動向の中、大手製紙各社は海外市場の開拓やM&Aを模索。業界2位の日本製紙グループ本社は豪州のオーストラリアンペーパーを買収。業界首位の王子HDは中国で工場を設立、22年にはマレーシアのGSペーパー&パッキングを買収しました。

さらに、王子HDは平成26年には中国工場の本格稼働を開始し、ニュージーランドの製紙会社の買収を発表。27年5月には、中越パルプ工業を持分法適用会社に、翌年10月には、日本製紙が特種東海製紙と事業提携を結ぶなどM&Aや事業提携の動きも活発化しています。

国内での需要が頭打ちを迎えている製紙業界。今後も、海外事業の展開や業界再編など新たな成長に向けて動きが活発化してゆきそうです。

製紙業界シェア&ランキング

製紙業界内における売上高及びシェアのランキングをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収をランキング形式でまとめました。
各々のランキングを比較することで製紙市場内のシェアや現状、動向を知ることができます。

製紙業界 売上高&シェアランキング

  企業名 売上高 シェア
1 王子HD 14,335 29.5
2 日本製紙 1兆0,070 20.7
3 レンゴー 5,325 10.9
4 大王製紙 4,740 9.7
5 北越紀州製紙 2,468 5.1
6 三菱製紙 2,163 4.4
7 リンテック 2,105 4.3
8 トーモク 1,513 3.1
9 中越パルプ工業 999 2.1
10 ザ・パック 880 1.8
※シェアとは製紙業界の規模(対象企業の29社合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することで製紙市場における各企業の占有率を知ることができます。各ランキングをクリックするとそれぞれ製紙会社の詳細ランキングページにジャンプします。矢印は各企業の売上高の前年比の増減を表しています。

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製紙業界 対象企業一覧
王子HD、日本製紙、レンゴー、大王製紙、北越紀州製紙、三菱製紙、リンテック、トーモク、中越パルプ工業、ザ・パック、特種東海製紙、ダイナパック、スーパーバッグ、朝日印刷、巴川製紙所、イムラ封筒、昭和パックス、大石産業、阿波製紙、古林紙工、イチカワ、ハビックス、ニッポン高度紙工業、中央紙器工業、日本フエルト、岡山製紙、光ビジネスフォーム、大村紙業、国際チャート、などの計29社
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