繊維業界の動向、現状、ランキング&シェア情報などを調査・研究。

繊維業界

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繊維業界の動向、現状、シェア、売上高、純利益、勤続年数、平均年収等のランキングを掲載しています。対象企業の過去の業績を追うことで繊維業界全体の現状や動向、傾向を知ることができます。

業界規模

2兆3,108億円

(73位/123業界)

伸び率

+6.5%

(48位/123業界)

収益性

+3.7%

(57位/123業界)

平均年収

540万円

(91位/123業界)

繊維業界の現状と動向

グラフは繊維業界の業界規模の推移をグラフで表したものです。

繊維業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。

平成27-28年の繊維業界の業界規模(主要対象企業40社の売上高の合計)は2兆3,108億円となっています。

  • 17年
  • 18年
  • 19年
  • 20年
  • 21年
  • 22年
  • 23年
  • 24年
  • 25年
  • 26年
  • 27年

繊維業界の過去11年間の業界規模の推移

自動車向けなど産業用を中心に回復基調

繊維業界の過去の推移を見ますと、平成19年までは若干の増加傾向にありましたが、平成19年から21年までには減少に。平成21年以降は若干の浮き沈みはありますが、全体的には増加傾向にあります。

国内の繊維業界は、中国や東南アジアからの安価での大量輸入、衣料品の伸び悩みなどを背景に、縮小基調にありました。特に平成19年から21年にかけては衣料用、産業用繊維ともに大幅な減少を記録し、業績不振が続きました。

こうした動向を受け、日本の繊維大手は大型のM&Aに乗り出しました。平成20年6月、業界2位の帝人は米ブレイデン・パートナーズを買収。平成23年11月、日清紡HDはルクセンブルクのTMDフリクション・グループを買収。平成24年4月には旭化成が米ゾール・メディカルを買収し、連結子会社化しました。

さらに平成25年4月、東レが炭素繊維を使った自動車部品を製造する童夢カーボンマジックを買収。繊維大手各社は生き残りをかけ、次々とM&Aに動き出しています。

平成24年以降の繊維業界は、世界的な経済の回復基調の追い風もあり、自動車部品など産業用を中心に回復基調にあります。

中国が繊維生産量で50%超に 変革を迫られる日本の繊維業界

近年、世界では中国の繊維メーカーが急激な伸びを見せており、世界の繊維生産量の50%超のシェアを握るほどにまで成長しました。

こうした環境の中、日本の繊維メーカーは価格面で不利な汎用製品分野では劣勢に立たされており、従来の衣料品繊維事業の見直しを図ってきました。その結果、炭素繊維やアラミド繊維、高機能ポリエチレン繊維など価格競争力のある高付加価値製品へとシフトを開始しています。

また、樹脂や光学フィルムなど従来の繊維事業から電子関連分野など繊維事業でのノウハウを生かせる非繊維事業へとコア事業をシフトするメーカーも増えています。

さらに、近年は日本の繊維メーカーの海外展開も加速しています。東レは米ボーイング社と10年以上にわたり1兆円を超える炭素繊維の受注を発表。ボーイングとは次世代航空機の共同開発も盛り込まれており、同社にとって大きな収益源となります。

また、平成28年には東レがインドでエアバッグ向け生地の新工場を稼働、中東諸国の民族衣装「カンドゥーラ」の生地「トーブ」で高シェアを握る東洋紡は中東市場を強化、帝人はタイでアラミド繊維の生産設備の増強を発表するなど、繊維大手の海外展開が加速しています。

かつては衣料用繊維としてわが国の産業を牽引してきた繊維業界。現在ではその座を中国に奪われ、世界の繊維業界の地図は大きく塗り替えられました。一方で日本の繊維技術、その品質は海外でも高い評価を受けています。こうした日本の強みをいかに発揮できるか、今後の業界の動向に注目が集まります。

繊維業界シェア&ランキング

繊維業界内における売上高及びシェアのランキングをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収をランキング形式でまとめました。
各々のランキングを比較することで繊維市場内のシェアや現状、動向を知ることができます。

繊維業界 売上高&シェアランキング

  企業名 売上高 シェア
1 東レ 8,920 38.6
2 帝人 4,039 17.5
3 住江織物 975 4.2
4 倉敷紡績 887 3.8
5 東洋紡 854 3.7
6 ダイワボウHD 660 2.9
7 ユニチカ 654 2.8
8 日清紡HD 575 2.5
9 芦森工業 513 2.2
10 日本毛織 417 1.8
※シェアとは繊維業界の規模(対象企業の40社合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することで繊維市場における各企業の占有率を知ることができます。各ランキングをクリックするとそれぞれ繊維メーカーの詳細ランキングページにジャンプします。矢印は各企業の売上高の前年比の増減を表しています。

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東レ、帝人、住江織物、倉敷紡績、東洋紡、ダイワボウHD、ユニチカ、日清紡HD、芦森工業、日本毛織、ダイニック、小松精練、ホギメディカル、クラレ、シキボウ、川本産業、セーレン、サカイオーベックス、丸八HD、トーア紡コーポレーション、自重堂、日東製網、富士紡HD、東海染工、イチカワ、日本フエルト、オーミケンシ、フジコー、片倉工業、ソトーなどの計40社
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