化粧品業界の現状、動向、ランキング&シェアなどを掲載。

化粧品業界

COSMETIC

化粧品業界の動向、現状、シェア、売上高、純利益、勤続年数、平均年収等のランキングを掲載しています。対象企業の過去の業績を追うことで化粧品業界全体の現状や動向、傾向を知ることができます。

業界規模

2兆1,516億円

(75位/123業界)

伸び率

+7.0%

(38位/123業界)

収益性

+5.8%

(37位/123業界)

平均年収

568万円

(83位/123業界)

化粧品業界の現状と動向

グラフは化粧品業界の業界規模の推移をグラフで表したものです。

化粧品業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。

平成27-28年の化粧品業界の業界規模(主要対象企業18社の売上高の合計)は2兆1,516億円となっています。

  • 20年
  • 21年
  • 22年
  • 23年
  • 24年
  • 25年
  • 26年
  • 27年

化粧品業界の過去8年間の業界規模の推移

近年はインバウンド消費による拡大 今後の動向は不透明に

化粧品業界の過去の推移を見ますと、平成20年から平成24年までは横ばい。平成25年から大きな増加を記録しています。

平成24年ごろまでの化粧品業界は横ばいを記録し、需要の頭打ち感が見られました。さらに、長らく続いた景気不況の影響もあり、低価格化・高機能を求める消費者の声が多く、企業の収益力は低下しつつありました。

平成25年に入り、訪日外国人が1,000万人を突破。中国、韓国、台湾を中心としたアジア人が多く見られるようになりました。こうした訪日外国人の増加を受け、化粧品業界は息を吹き返します。

平成26年10月には化粧品が免税対象消費に加わりました。これにより中国人を中心とした訪日外国人の化粧品購入が急増。品質の高さから日本の化粧品は人気が高く、いわゆる『爆買い』は社会現象にもなりました。こうした動向により、日本の化粧品メーカーの業績も大幅に増加しました。

平成27年に入ると、円安・元高の影響もあり、インバウンド消費は一服感を迎えます。また、平成28年3月には中国政府が化粧品の関税を1割近く引き上げる事を発表。今後のインバウンド消費にる先行きが不透明になってきました。

富士フイルムの化粧品業界参入後、異業種からの参入が相次ぐ

近年の化粧品業界の動向として目立つのが異業種からの参入です。

平成20年1月から富士フイルムが化粧品『アスタリフト』を販売開始。特に30代から50代女性に支持され、取扱店舗も7,000店を突破するなど好調な伸びを見せています。その後、富士フイルムの化粧品業界の参入により、味の素、サントリー、第一三共、江崎グリコなど、異業種からの参入が相次ぎました。

こうした異業種からの参入が相次ぐ背景としては、本業での研究開発により発見された成分を化粧品に応用している点にあります。

富士フイルムの場合、フィルムの材料に含まれるコラーゲンや写真の色あせ防止に役立つ抗酸化技術を化粧品に応用。味の素はアミノ酸、サントリーは酵母、江崎グリコはグリコーゲンなどいずれも本業の研究開発から生まれた成分です。

資生堂の海外比率は60%超 進む海外展開

近年、異業種からの参入も相次ぎ、化粧品業界の競争は激化しています。一方で、国内の市場はインバウンド消費の一服感に加え、少子高齢化の影響もあり、不透明感が再び漂い始めています。

また、近年では『アットコスメ』などインターネットを通じた口コミサイトが普及。SNSの普及も加わり、消費者の商品を見る目はますます厳しくなっています。こうした国内の厳しい動向を見据え、化粧品メーカーは海外へと活路を見出しはじめています。

業界首位の資生堂は中国へ積極展開。中国のECサイト『天猫(Tモール)』を通じて、日本からの輸入品を販売。中国の富裕層、中産階級層をターゲットとした販売チャネルの構築に力を注いでいます。

また、資生堂は近年、ベトナム、ギリシア、スイス、米国、韓国、トルコなどに相次いで子会社を設立。海外展開を加速させており、すでに海外での売上高は60%を超えています。

また、業界大手のコーセーはアラブ首長国連邦で販売を開始。すでに台湾、中国、韓国、香港、シンガポール、欧州、米州でも展開しており、こちらも海外事業に力を入れています。

化粧品業界シェア&ランキング

化粧品業界内における売上高及びシェアのランキングをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収をランキング形式でまとめました。
各々のランキングを比較することで化粧品市場内のシェアや現状、動向を知ることができます。

化粧品業界 売上高&シェアランキング

  企業名 売上高 シェア
1 資生堂 7,630 35.5
2 花王 6,076 28.2
3 コーセー 2,433 11.3
4 ポーラ・オルビスHD 2,147 10.0
5 マンダム 750 3.5
6 ファンケル 550 2.6
7 ノエビアHD 493 2.3
8 シーズ・HD 376 1.7
9 ミルボン 273 1.3
10 ナリス化粧品 219 1.0
※シェアとは化粧品業界の規模(対象企業の18社合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することで化粧品市場における各企業の占有率を知ることができます。各ランキングをクリックするとそれぞれ化粧品会社の詳細ランキングページにジャンプします。矢印は各企業の売上高の前年比の増減を表しています。

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化粧品業界 対象企業一覧
資生堂、花王、コーセー、ポーラ・オルビスHD、マンダム、ファンケル、ノエビアHD、シーズ・HD、ミルボン、ナリス化粧品、ハーバー研究所、ハウス オブ ローゼ、日本色材工業研究所、コタ、アイビー化粧品、アジュバンコスメジャパン、フォーシーズHD、総医研HDの計18社
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