化粧品業界の現状、動向、ランキング&シェアなどを掲載。

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化粧品業界の動向、現状、シェア、売上高、純利益、勤続年数、平均年収等のランキングを掲載しています。対象企業の過去の業績を追うことで化粧品業界全体の現状や動向、傾向を知ることができます。

化粧品業界 基本情報(平成25-26年版)

  • 業界規模:2兆0,097億円
  • 経常利益計:2,546億円
  • 売上高純利益率:+4.6%
  • 過去5年の伸び率:+1.3%
  • 総資産額:2兆7,062億円
  • 労働者数:18,005人
  • 平均年齢:38.1歳
  • 平均勤続年数:9.6年
  • 平均年収:546万円
  • (平成25年7月-平成26年6月 決算)

用語・グラフの意味
業界規模は下記対象企業一覧(化粧品業界)18社の売上高の合計を表しています。過去5年の伸び率は過去5年間の業界規模の対前年比の平均値を表したもの、経常利益計、売上高純利益率、総資産額、労働者数、平均年齢、平均勤続年数、平均年収は下記対象企業一覧それぞれの合計もしくは平均を表したものです。グラフは各指標を7段階に分け視覚化したものです。

近年の化粧品業界の現状と動向

右記グラフは化粧品業界の業界規模の推移をグラフで表したものです。

化粧品業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。

平成25-26年の化粧品業界の業界規模(主要対象企業18社の売上高計)は2兆0,097億円となっています。

国内化粧品業界は頭打ち状態 低価格・高機能化粧品が支持

化粧品業界の過去の推移を見ますと、平成17年から平成20年までは増加傾向。平成21年には減少に転じ、横ばい傾向に。その後、平成25年には増加に転じています。

国内での化粧品需要は頭打ち状態となっています。さらに近年では、長らく続いた景気不況の影響もあり、低価格化・高機能を求める消費者の声が多く、企業の収益力も低下しつつあります。

平成24年末の政権交代後は、円安、株高など景気回復局面を迎えた日本経済ですが、消費者の節約志向は依然として根強く、横ばい状態が続きました。その後、平成25年には消費マインドの改善、消費税の駆け込み需要などが追い風となり、増加に転じています。

富士フイルムの化粧品業界参入後、異業種からの参入が相次ぐ

一方で、近年目立つのが化粧品業界への異業種からの参入です。

平成20年1月から富士フイルムが化粧品『アスタリフト』を販売開始。特に30代から50代女性に支持され、取扱店舗も7,000店を突破するなど好調な伸びを見せています。その後、富士フイルムの化粧品業界の参入により、味の素、サントリー、第一三共、江崎グリコなど、異業種からの参入が相次ぎました。

こうした異業種からの参入が相次ぐ背景としては、本業での研究開発により発見された成分を化粧品に応用している点にあります。

富士フイルムの場合、フィルムの材料に含まれるコラーゲンや写真の色あせ防止に役立つ抗酸化技術を化粧品に応用。味の素はアミノ酸、サントリーは酵母、江崎グリコはグリコーゲンなどいずれも本業の研究開発から生まれた成分です。

競争激化、市場の飽和、口コミの普及など国内市場は厳しい状況

近年、異業種からの参入も相次ぎ、化粧品業界の競争は激化しています。一方で、国内の市場規模は横ばいに推移。今後は少子高齢化の影響もあり、長期的にみると市場は縮小傾向に向かいます。

また、近年では『アットコスメ』などインターネットを通じた口コミサイトが普及。SNSの普及も加わり、消費者の商品を見る目はますます厳しくなっています。こうした国内の厳しい動向を見据え、化粧品メーカーは海外へと活路を見出しはじめています。

業界首位の資生堂は中国へ積極展開。中国の富裕層、中産階級層をターゲットとした販売チャネルの構築に力を注いでいます。また、資生堂は近年、ベトナム、ギリシア、スイス、米国、韓国、トルコなどに相次いで子会社を設立。海外展開を加速させています。

また、業界大手のコーセーはアラブ首長国連邦で販売を開始。中東諸国を視野に入れた販売戦略を展開していく見込みです。

化粧品業界シェア&ランキング(平成25-26年)

化粧品業界内における売上高及びシェアのランキングをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収をランキング形式でまとめました。
各々のランキングを比較することで化粧品市場内のシェアや現状、動向を知ることができます。

化粧品業界 売上高&シェアランキング TOP10

  企業名 売上高
(億円)
売上高
シェア※
化粧品業界 売上高シェアグラフ
1 資生堂 7,620 37.9%
2 花王(ビューティーケア事業) 5,702 28.4%
3 ポーラ・オルビスホールディングス 1,913 9.5%
4 コーセー 1,900 9.5%
5 マンダム 682 3.4%
6 ファンケル(化粧品関連事業) 475 2.4%
7 ノエビアホールディングス 465 2.3%
8 ドクターシーラボ 339 1.7%
9 ミルボン 238 1.2%
10 ナリス化粧品 233 1.2%

化粧品会社の売上高ランキングを見ますと、首位の資生堂が一歩リード。次いで、2位の花王(ビューティーケア事業)が高いシェアを誇っています。

前年に比べ売上高を大きく伸ばした化粧品会社は、ランキング2位の花王(ビューティーケア事業)で売上高前年比+28.3%の増加、5位のマンダムで売上高前年比+12.9%の増加、首位の資生堂で売上高前年比+12.4%の増加となっています。

その他の化粧品業界ランキング

※シェアとは化粧品業界規模(対象企業の18社合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することで化粧品市場における各企業の占有率を知ることができます。

各ランキングをクリックするとそれぞれ化粧品会社の詳細ランキングページにジャンプします。

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化粧品業界 対象企業一覧

資生堂、花王、ポーラ・オルビスホールディングス、コーセー、マンダム、ファンケル、ノエビアホールディングス、ドクターシーラボ、ミルボン、ナリス化粧品、ハウス オブ ローゼ、ハーバー研究所、日本色材工業研究所、コタ、アイビー化粧品、アジュバンコスメジャパン、フェヴリナホールディングス、総医研ホールディングスの計18社

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