ビール業界の動向、現状、ランキング、売上高シェアなどを比較、研究。業界分析、マーケティングに。

ビール業界

BEER

ビール業界の動向、現状、シェア、売上高、純利益、勤続年数、平均年収等のランキングを掲載しています。対象企業の過去の業績を追うことでビール業界全体の現状や動向、傾向を知ることができます。

業界規模

2兆3,002億円

(74位/123業界)

伸び率

+9.3%

(26位/123業界)

収益性

+1.1%

(113位/123業界)

平均年収

908万円

(5位/123業界)

ビール業界の現状と動向

グラフはビール業界の業界規模の推移をグラフで表したものです。

ビール業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。

平成27-28年のビール業界の業界規模(主要対象企業4社の売上高の合計)は2兆3,002億円となっています。

  • 17年
  • 18年
  • 19年
  • 20年
  • 21年
  • 22年
  • 23年
  • 24年
  • 25年
  • 26年
  • 27年

ビール業界の過去11年間の業界規模の推移

※平成25年のキリンHDの酒類事業の売上高非開示に伴い、同社の過去11年間の売上高データを完全に入手することが出来できなくなりました。したがって、ビール業界のグラフは、比較可能性の問題から、同社の業績を除いたものを使用しております。ご注意下さい。

国内ビール出荷量12年連続で過去最低 海外では2ケタの大幅増も

ビール業界の過去の推移を見ますと、平成17年から23年にかけては若干の減少傾向を記録。平成25年以降は、増加に転じています。

平成28年のビール出荷量は4億1,476万ケース(前年比-2.4%)。12年連続で過去最低を記録。国内のビール系飲料の出荷量は平成6年をピークに減少が続いています。さらに、近年は消費者の節約志向を背景にビールの買い控えも進んでいます。数年前に人気を呈してきた『ノンアルコールビール』も近年では伸びが鈍化しており、期待されてきた第3のビールも伸び悩んでいます。

国内のビール市場は縮小傾向にありますが、ビール大手メーカーの業績は好調です。理由は海外事業です。サントリーHDは米国で前期比1ケタ台後半の伸びを記録、スペイン、インド、ロシア、東南アジアで前期比2ケタ増の大幅な増加を記録しています。

アサヒグループHDは東南アジア、中国を中心に販売が好調で前期比7.1%の増加。サッポロHDも東南アジアでの販売が爆発的に増え、前期比42%の大幅増を記録しています。

近年のビール業界は、国内事業が苦戦する一方、海外事業が躍進するという明暗の分かれる状況が続いています。特に、東南アジアの需要の伸びが著しく、今後も人口や所得の増加に伴い、さらなる伸びが期待されます。

プレミアム、クラフト、糖質オフなど各社新商品の開発に注力

国内ビール市場が低迷する中、ビール各社は新商品の開発に注力しています。近年では、プレミアムビール、クラフトビール、糖質オフなどが注目されています。

プレミアムビールで先行するのがサッポロの『ヱビスビール』とサントリーの『ザ・プレミアム・モルツ』。この2強に追随すべく、キリンは『グランド キリン』を、アサヒビールは『ドライ プレミアム』を発売。いずれも製法や味にこだわりをみせたプレミアムビールです。

また、近年ではクラフトビールが人気を集めています。クラフトビールとは、小規模な醸造所で職人が丁寧に作り上げたビールのことで、日本では長野県にあるヤッホーブルーイングが火付け役とされています。

大手ビールメーカーとは真逆の戦略をとるヤッホーブルーイングですが、オシャレなパッケージと、多様な味わいを楽しめることを武器にブームを牽引しています。大手ビールメーカーもこの動きに追随し、本格参入し始めています。

また、近年の消費者の健康志向の高まりを受け、ビール各社はカロリーオフや糖質オフ、プリン体オフなど『太りにくい』ビールを相次いで開発。ビールは太りやすいという概念を変える動きを見せています。

ビール各社相次いで新商品を投入していますが、国内のビール消費の減少に歯止めがかからないというのが現状です。今後も、少子高齢化、若者のビール離れなど厳しい局面は続きます。一方で海外のビール市場は東南アジアを中心に拡大しています。将来性を考えると、国内市場に見切りをつけ、海外市場に資源を集中させるというのも一手ではないかと考えられます。

ビール業界シェア&ランキング

ビール業界内における売上高及びシェアのランキングをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収をランキング形式でまとめました。
各々のランキングを比較することでビール市場内のシェアや現状、動向を知ることができます。

ビール業界 売上高&シェアランキング

  企業名 売上高 シェア
1 サントリーHD 10,261 44.6
2 アサヒグループHD 9,729 42.3
3 サッポロHD 2736 11.9
4 オリオンビール 276 1.2
- キリンHD※ 21,969 -
※キリンホールディングスは平成25年よりセグメントを変更し、従来の酒類事業のデータ開示を行わなくなりました。したがって、キリンHDの売上高に関しましては、ランキングの対象外とし、全事業合計の売上高を参考資料とさせていただきます。何卒、ご了承ください。シェアとはビール業界の規模(対象企業の4社合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することでビール市場における各企業の占有率を知ることができます。各ランキングをクリックするとそれぞれビール会社の詳細ランキングページにジャンプします。矢印は各企業の売上高の前年比の増減を表しています。

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ビール業界 対象企業一覧
サントリーHD、アサヒグループHD、サッポロHD、オリオンビールの計4社
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