ファーストフード業界の動向・ランキング、現状など

ファーストフード業界

FASTFOOD

ファーストフード業界の売上高ランキング一覧を掲載。売上高の高い企業をランキング形式でまとめました。売上高はじめ、ランキングにおけるシェアもグラフで表示してあります。2020年-2021年版の最新版をご覧ください。

業界規模

1.1兆円

伸び率

+3.1%

利益率

+1.3%

目次

ファーストフード業界の現状と動向(2021年版)

グラフはファーストフード業界の業界規模(対象企業の10計)の推移をグラフで表したものです。

ファーストフード業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。

2020年-2021年のファーストフード業界の業界規模(主要対象企業10社の売上高の合計)は1兆1,200億円となっています。

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ファーストフード業界の過去8年間の業界規模の推移

2020年のコロナ禍、消費増税でも堅調に推移

ファーストフード業界の過去の推移を見ますと、2015年から2019年にかけて増加傾向にあります。2020年は若干の減少に転じましたが、依然として高い水準にあります。

ファーストフード 既存店売上高の前年比の推移(各社公表資料、グラフは業界動向サーチが作成)

上のグラフは2020年から2021年のの主なファーストフード店の月次売上高の推移です。グラフによると、2020年はマクドナルド、モスバーガー、すき家、松屋などのファーストフードが好調で、前年比プラスを維持しています。直近の2020年後半から2021年前半にかけては、全体として横ばいで推移しています。

ファーストフードは「調理時間が短く、手軽に食べられる食事の総称」を指しますが、特に明確な定義があるわけではありません。発祥は米国で、日本では1970年代初頭にハンバーガーなどから流行しました。現在では、比較的安価で提供時間が短く、手軽に食べられるものの総称として捉えられています。業態はFC方式が多く、主要企業の7~8割ほどがFCで運営されています。

ファーストフード業界はハンバーガーやチキンなどの『洋風』と丼・麺、カレーなどの『和風』に分類することができます。2019年-2020年のファーストフード業界は、消費税増税や新型コロナウイルスの影響もありましたが、洋風、和風ともに堅調な推移を見せました。直近では上のグラフからも分かるように、洋風ファーストフードが好調を維持しています。

2019年は消費税増税の影響もありましたが、ファーストフード業界は比較的堅調な推移を見せています。2020年初頭からは新型コロナウイルスによる影響により、外出自粛で来店客が減少しましたが、「持ち帰り特需」や「巣ごもり需要」の増加により業績はプラスに転じています。コロナ禍でプラスの影響を受けている数少ない業界の一つと言えるでしょう。

ファーストフード業界はもともと、外食業界中食業界の中間に位置する業界です。店舗内での飲食もできますし、持ち帰りも可能です。店舗内飲食が苦戦する中、テイクアウトに素早く転じられる特性が今回はプラスに転じたと言えるでしょう。

ネット注文やデリバリーを強化 低単価の課題も

新型コロナウイルスの感染拡大で、外食全体の売上が落ち込む中、ファーストフード業界は成長を維持することができました。特に、以前から持ち帰りや宅配の土壌ができていた洋風ファーストフードにとっては追い風となりました。

ハンバーガー首位の日本マクドナルドHDはデリバリー事業を強化します。2019年6月に526店舗だったデリバリー対応店を2020年6月には1,074店舗に拡充。自前の『McDelivery』と『Uber Eats』を併用して対応します。

「モスバーガー」を展開するモスフードサービスもネット注文やデリバリーを含むテイクアウトの取り組みを強化。モスバーガー初のテイクアウト専門店もオープンしました。日本KFC HDもネットオーダーの強化やキャッシュレス決済の拡充、アプリの利用促進などに取り組んでいます。いずれも、デリバリーやネット注文、電子決済など新しい時代に適した施策を展開しています。

好調なファーストフード業界ですが、「客単価が他の外食業に比べて低い」という課題もあります。特に近年は、消費増税やコロナウイルスの感染拡大により消費者の景況感は悪化しており、一人当たり客単価の低下は継続する可能性があります。

また、コロナ禍による持ち帰り特需にも陰りが見え始めています。各社は安価でお得なメニューは維持しつつも、新商品で単価を上げるといった施策を展開していますが、今のところ効果は限定的と言えます。消費者ニーズと企業の課題が相反する状況の中で、いかにうまく舵取りをするか。難しい局面が続きます。

ファーストフード業界シェア&ランキング(2021年版)

ファーストフード業界内における売上高及びシェアのランキングをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収をランキング形式でまとめました。
各々のランキングを比較することでファーストフード市場内のシェアや現状、動向を知ることができます。

ファーストフード業界 売上高&シェアランキング(2020年-2021年)

順位 企業名 売上高 シェア
1 日本マクドナルドHD 2,883 25.7
2 ゼンショーHD 2,162 19.3
3 トリドールHD 1,347 12.0
4 吉野家HD 1,056 9.4
5 松屋フーズHD 944 8.4
6 日本KFCホールディングス 896 8.0
7 モスフードサービス 719 6.4
8 壱番屋 442 3.9
9 アークランドサービスHD 386 3.4
10 ダスキン 365 3.3
※ゼンショーHDは牛丼カテゴリー、吉野家HDは吉野家事業、ダスキンはフードグループ事業の売上高です。シェアとはファーストフード業界の規模(対象企業の10社合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することでファーストフード市場における各企業の占有率を知ることができます。各ランキングをクリックするとそれぞれファーストフード業界の詳細ランキングページにジャンプします。矢印は各企業の売上高の前年比の増減を表しています。

ファーストフード業界 その他のランキング

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ファーストフード業界 対象企業一覧
日本マクドナルドHD、ゼンショーHD、トリドールHD、吉野家HD、松屋フーズHD、日本KFCホールディングス、モスフードサービス、壱番屋、アークランドサービスHD、ダスキンの計10社
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ファーストフード業界の動向、現状、ランキング、シェア等コンテンツ(2021年版)は上記企業の有価証券報告書に基づき掲載しております。ファーストフード業界のデータは上記企業のデータの合計または平均を表したものです。掲載企業に関しましてはできる限り多くの企業を反映させるよう努めていますが、全ての企業を反映したものではありません。あらかじめご了承ください。また、情報に関しましては精査をしておりますが、当サイトの情報を元に発生した諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負うものではありません。重要な判断を伴う情報の収集に関しましては、必ず各企業の有価証券報告書にてご確認ください。