カフェ業界の動向や現状、ランキングなどを解説

カフェテリアの店内の様子

カフェ業界の動向や現状、ランキングやトレンドなどを掲載しています。データは2021-2022年。対象企業の過去の業績を追うことでカフェ業界全体の現状や動向、傾向を知ることができます。

カフェ業界(2021-2022年)

カフェ業界の推移と基本情報

業界規模

0.1兆円

成長率

-4.2

利益率

2.6

平均年収

622万円

  • 15年
  • 16年
  • 17年
  • 18年
  • 19年
  • 20年
  • 21年

カフェ業界の過去の業界規模の推移を見ますと、2019年までは緩やかな増加傾向にありましたが、2020年には急落。2021年には若干の反発を見せています。

カフェ業界の動向と現状(2021-2022年)

2021年は昨年の減少から反発 スタバとドトールが高シェア

国内のカフェ業界で高いシェアを誇るのは、スターバックスコーヒージャパンです。スターバックスコーヒージャパンは米国本社より日本国内での『スターバックス コーヒー ストア』を開発・運営する独占的権利を付与された会社で、2001年にジャスダックに上場しました

その後、店舗展開を拡大し、2013年には店舗数が1,000店を超え、15年には鳥取県に進出し、47都道府県すべてに展開するに至りました。2022年6月現在、国内で1,727店舗を展開します。近年は2021年には1,700店舗を突破し、ハイペースな出店で拡大しています。

スターバックスと並んで高いシェアを誇るのが、ドトールコーヒーです。ドトールコーヒーはドトール・日レスHDの子会社で、『ドトールコーヒー』、『エクセシオールカフェ』などを展開しています。総店舗数は国内1,276店舗、海外では1店舗を展開しています。(2022年7月末現在)。

また近年では、日本レストランシステム(ドトール・日レス傘下)が運営する『星乃珈琲店』が人気に。星乃珈琲店は落ち着いた雰囲気の中、ハンドドリップでいれるコーヒーが特徴で、フロートやスフレ、食事も好評です。2011年に藪店オープン以来2022年5月末時点で、国内店舗数は285店舗まで拡大しています。

星野珈琲と同様にフルサービスでここ数年勢いを増しているのが、コメダHD展開の『コメダ珈琲店』です。名古屋を地盤に全国展開を図り、2022年5月現在で950店舗を展開するなど、ドトール・日レスHDに迫る勢いです。

2021年決算の上場企業6社の売上高によると、ドトール・日レスHDは前年比13.8%増、コメダHDは同15.6%増、伊藤園(飲食関連事業)は14.5%増、サンマルクHDは6.7%増、銀座ルノアールが9.8%増、キーコーヒーが6.1%の増加でした。新型コロナにより売上を大きく減少した前年と比較するとすべての企業が増収に転じました。

コーヒー消費量は拡大傾向 他業種も含め競争は激化、コロナで逆風も

カフェのレジに並んでいる人たち

近年のカフェ人気を背景に成長を続けてきたカフェ業界。カフェ業界の業績は緩やかな増加傾向となっています。好業績に合わせ、各社ともに店舗数は拡大傾向に。スターバックスとドトールの大手2社の店舗数は3,000店を超えました。

一方で、2013年、コンビニ大手のセブン-イレブンが淹れたてコーヒーの『セブンカフェ』を本格展開をしました。安価で淹れたてのコーヒーが飲めると評判になり、累計で50億杯(19年2月末時点)を突破しました。

また、2017年1月には、ハンバーガー首位のマクドナルドが『プレミアムローストコーヒー』を販売。1杯100円と低価格ながら、豆や焙煎にこだわったコーヒーとなっています。

日本のコーヒー消費量は2011年は42万トンでしたが、2020年には43万トンに増加。長期的には拡大傾向にあります。コーヒーは常用性の高い飲み物であるため、今までのスイーツブームとは異なり、ファンが離れにくい傾向にあります。

今後も根強いカフェ人気は続くと見られていますが、競争の激化が予想されます。コンビニやマクドナルドなど他業種のライバル勢も強く、出店余地も限られてきています。

ただ、2020年に入り新型コロナウイル感染拡大で、店舗の休業や時短営業、外出自粛や在宅ワークが影響し来店客数が減少、カフェ業界に逆風が吹きました。2021年には、年後半から経済再開の動きが見られ、減少したカフェ需要は回復傾向にあります。今後はコロナの状況次第ですが、経済再開に向けたカフェ人気の復活が期待されます。

カフェ業界 ランキング&シェア

カフェ業界の売上高ランキング&シェアをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収などをランキング形式でまとめました。各種ランキングを比較することでカフェ市場のシェアや現状、動向を知ることができます。

カフェ業界 売上高&シェアランキング(2021年-2022年)

順位 企業名 売上高(億円)
1 ドトール・日レスHD ※1 661
2 コメダHD 333
3 伊藤園 ※1 300
4 サンマルクHD ※1 208
5 ポッカクリエイト ※2 65
6 銀座ルノアール 45
7 キーコーヒー ※1 35

※1ドトール・日レスHDはドトールコーヒーグループ事業、伊藤園は飲食関連事業、サンマルクHDは喫茶事業、キーコーヒーは飲食関連事業の売上高です。※2ポッカクリエイトは2020年の売上高です。シェアとはカフェ業界全体に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することでカフェ市場における各企業の占有率を知ることができます。矢印は対前年比の増減を表しています。下記のランキングをクリックするとそれぞれカフェ業界の詳細ランキングページにジャンプします。

その他のランキング

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カフェ業界 対象企業一覧

ドトール・日レスHD、コメダHD、伊藤園、サンマルクHD、ポッカクリエイト、銀座ルノアール、キーコーヒーの計7社

注意・免責事項

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