2019年の中食業界の動向や現状、ランキング、シェア等を掲載しています。

中食業界

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2019年の中食業界の動向や現状、売上高ランキングやシェアなどを分析しています。過去の中食業界の市場規模の推移をはじめ、業界と関連性の高い共働き世帯数の推移、各社の最新の取り組みや宅配・出前市場の動向などもあわせて解説しています。ビジネスや投資での市場分析、転職や就職の参考資料等にご活用ください。

業界規模

0.4兆円

(120位/136業界)

伸び率

-1.0%

(127位/136業界)

利益率

+0.2%

(129位/136業界)

平均年収

514万円

(116位/136業界)

中食業界の現状と動向(2019年版)

グラフは中食業界の業界規模(対象企業の売上高計)の推移をグラフで表したものです。

中食業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。

2018年-2019年の中食業界の業界規模(主要対象企業11社の売上高の合計)は4,676億円となっています。

  • 08年
  • 09年
  • 10年
  • 11年
  • 12年
  • 13年
  • 14年
  • 15年
  • 16年
  • 17年
  • 18年

中食業界の過去11年間の業界規模の推移

主要企業の業績は横ばい 共働き世帯の増加で市場は拡大基調へ

中食業界の過去の推移を見ますと、2007年から12年にかけては若干の増加傾向。2012年以降は、ほぼ横ばいを記録しています。

中食とは主に店で買って自宅でそのまま食べられる形態の食事を指し、一般にはテイクアウトとも呼ばれています。

近年の中食業界は共働き世帯の増加に伴い、需要は伸長しています。共働きの世帯数は日を追うごとに増えており、2018年の共働き世帯数は1,188万世帯となりました。前年から59万世帯が加わり6年連続で増加しています。

共働き世帯数の推移(出所:厚生労働省、グラフは業界動向サーチが作成)

共働き世帯の増加を背景に、家事を早く簡単に済ませたい『時短ニーズ』や『簡使・即食ニーズ』が高まっています。このような消費者の動向によりお惣菜やお弁当、おにぎりやホットスナックなど中食に対する需要は底堅いものがあります

中食は、主にロードサイド等で展開する「お弁当系」と、デパ地下を中心に展開する「お惣菜系」に分けられます。お弁当系は『ほっともっと』を展開するプレナス、『オリジン弁当』を展開するオリジン東秀が、お惣菜系では『RF1』を展開するロック・フィールド、柿安本店などが高いシェアを誇ります。

スーパーやコンビニ品揃えを強化 市場の競争激しく

中食市場においては、消費者のライフスタイルの変化を背景に拡大傾向にあります。スーパーやコンビニではこうした中食需要を取り込もうと、お惣菜やお弁当など品揃えを充実させています

一方、専門店各社は独自性を売りにスーパーやコンビニに対抗しています。健康志向や働く女性、若年層に向けた商品開発や店舗展開を行っています。

プレナス展開の『ほっともっと』ではもち麦入りご飯を投入、2018年12月には最新のスチームオーブン調理機を使用する新ブランド「ほっともっとグリル」を展開。また、オリジン東秀は総菜やサラダを強化した「キッチンオリジン」や「オリジンデリカ」を拡大中です。

ロック・フィールドは2020年春に野菜研究所を設立し、『緑の30品目サラダ』のブラッシュアップや加熱野菜サラダを提案。柿安本店は自社ブランド『柿安牛』を使用した高級弁当など、老舗ならではのブランド肉の商品拡充を行っています。

『軽減税率』導入で新規参入が増加 宅配需要も拡大

近年、中食市場に参入する企業や飲食店が増加傾向にあります。

2019年の増税に伴い『軽減税率制度』が適用されました。持ち帰り弁当や宅配の税率が8%に据え置かれたことで、テイクアウトや宅配を強化する企業が増加しています。コンビニやファストフードでは、従来の商品に加え、テイクアウト専用メニューの開発も進めています。

一方、スマホやネットで出前のオーダーができる『出前館』や『ウーバーイーツ』の存在も大きくなっています。特に『ウーバーイーツ』では宅配の人員を確保する必要がないことから、大手企業のみならず個人店も市場に参入しており、市場全体のパイは確実に拡大しています。

近年の中食業界はスーパーやコンビニ、専門店と競争は激しくなっています。さらにネットオーダー系のデリバリーも加わり、群雄割拠の様相を呈しています。消費者のニーズをうまくくみ取り、いかに魅力ある商品を提供するか、各社の取り組みに期待したいところです。

中食業界シェア&ランキング

中食業界内における売上高及びシェアのランキングをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収をランキング形式でまとめました。
各々のランキングを比較することで中食市場内のシェアや現状、動向を知ることができます。

中食業界 売上高&シェアランキング(2018年-2019年)

  企業名 売上高 シェア
1 プレナス 1,539 32.9
2 カネ美食品 824 17.6
3 ロック・フィールド 509 10.9
4 オリジン東秀 473 10.1
5 ハークスレイ 459 9.8
6 ホットランド 317 6.8
7 吉野家HD (※) 271 5.8
8 柿安本店 (※) 138 3.0
9 ショクブン 71 1.5
10 小僧寿し 55 1.2
※吉野家HDは京樽事業、柿安本店は総菜事業の売上高です。シェアとは中食業界の規模(対象企業の11社合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することで中食市場における各企業の占有率を知ることができます。各ランキングをクリックするとそれぞれ中食会社の詳細ランキングページにジャンプします。矢印は各企業の売上高の前年比の増減を表しています。

中食業界 その他のランキング

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中食業界 対象企業一覧
プレナス、カネ美食品、ロック・フィールド、オリジン東秀、ハークスレイ、ホットランド、吉野家HD、柿安本店、ショクブン、小僧寿し、ライドオン・エクスプレスの計11社
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