卸売業界の動向、ランキング、現状、シェア等を掲載しています。

卸売業界

WHOLESALE

卸売業界の2019年版(2018-19年)の業界レポート。動向や現状、シェア、売上高、純利益、勤続年数、平均年収等のランキングを掲載しています。対象企業の過去の業績を追うことで卸売業界全体の現状や動向、傾向を知ることができます。

業界規模

106兆2,194億円

(1位/136業界)

伸び率

+7.7%

(23位/136業界)

利益率

-0.3%

(132位/136業界)

平均年収

623万円

(69位/136業界)

卸売業界の現状と動向(2019年版)

グラフは卸売業界の業界規模(対象企業の売上高計)の推移をグラフで表したものです。

卸売業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。

2018年-2019年の卸売業界の業界規模(主要対象企業338社の売上高の合計)は106兆2,194億円となっています。

  • 08年
  • 09年
  • 10年
  • 11年
  • 12年
  • 13年
  • 14年
  • 15年
  • 16年
  • 17年
  • 18年

卸売業界の過去11年間の業界規模の推移

18年は総合・専門商社ともに増加 資源価格上昇や景気拡大が背景

卸売業界の過去の推移を見ますと、2007年から09年には減少に転じましたが、09年から14年にかけては増加、14年から16年には減少していましたが、17年、18年は再び増加に転じています。

卸売業界に属している企業は主に総合商社専門商社に分類されます。2018年の卸売業界は総合商社専門商社ともに増加となりました。

2008年ごろまでの総合商社は世界的な資源価格の高騰の恩恵を受けて成長してきました。しかしながら、中国経済の減速などの影響で鉄鉱石、石炭などの資源価格が下落。資源への依存が高かった総合商社の収益を直撃しました。

2013年には近年強化してきた食品や金融、機械などの非資源分野が業績をけん引。大幅な円安への加速も後押しし、総合商社は前年比プラス成長を記録しました。

2015年には中国経済の失速、資源安の影響を受けて各社減収減益を記録しましたが、2017年には資源価格の高騰を背景に再び増加に転じています。

一方、専門商社は東日本大震災の復興需要や景気対策への期待感などを背景に、国内経済は緩やかに回復へ。2013年に入ると、機械、鉄鋼関連が好調に。業績もそれに伴い、専門商社は若干の増加を記録しています

2017年、2018年には世界経済の拡大に伴い、電子や半導体、機械などが好調。専門商社全体としてもプラスを記録しています。

資源価格の影響を受けやすい業界 非資源事業の強化も

卸売業界全体として言えるのは、資源価格の動向に左右されやすい業界ということです。

特に、総合商社に代表される大手卸売会社は、大型の資源開発プロジェクトを抱えており、石油や鉄鉱石などの資源価格が業績を直撃します。

また、専門商社は鉄鋼、機械、電子・半導体、化学、食品、医薬品、日用品、化粧品、燃料、エネルギーなど扱う商品によって細分化されますが、鉄鋼、燃料、エネルギーを扱う専門商社は石油や鉄鉱石の資源価格の影響を受けやすくなります。

こうした動向を受け、各社は非資源事業の強化に乗り出しています。

2013年4月、伊藤忠商事は米国食品大手ドール・フード・カンパニーから世界展開している缶詰・果汁飲料事業とアジア青果物事業を買収。世界的に知名度の高い『ドール』ブランドを武器に食品事業の強化を進めます。

2013年7月、丸紅は米国穀物大手ガビロンを買収。これにより丸紅の年間穀物取扱量は2500万トンから3300万トンに増え、世界2位の規模となります。

2011年7月には、菱食、明治屋商事、サンエス、フードサービスネットワークの食品4社が経営統合し、三菱食品が発足。食品卸では初の売上高2兆円を超える巨大企業が誕生しました。2015年4月には、半導体商社のマクニカと富士エレクトロニクスが統合、マクニカ・富士エレ HDが発足しました。

卸売業界シェア&ランキング

卸売業界内における売上高及びシェアのランキングをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収をランキング形式でまとめました。
各々のランキングを比較することで卸売市場内のシェアや現状、動向を知ることができます。

卸売業界 売上高&シェアランキング(2018年-2019年)

  企業名 売上高 シェア
1 三菱商事 131,037 12.3
2 伊藤忠商事 116,004 10.9
3 丸紅 74,012 7.0
4 三井物産 69,575 6.6
5 豊田通商 67,627 6.4
6 住友商事 53,392 5.0
7 メディパルHD 31,819 3.0
8 アルフレッサHD 26,405 2.5
9 三菱食品 26,203 2.5
10 日鉄物産 25,506 2.4
※シェアとは卸売業界の規模(対象企業の338社合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することで卸売市場における各企業の占有率を知ることができます。各ランキングをクリックするとそれぞれ卸売会社の詳細ランキングページにジャンプします。矢印は各企業の売上高の前年比の増減を表しています。

卸売業界 その他のランキング

卸売業界 周辺・関連コンテンツ

卸売業界を見た人は他にこんなコンテンツも見ています。周辺業種の現状や動向、ランキング、シェア等も併せてご覧ください。
卸売業界 対象企業一覧
三菱商事、伊藤忠商事、丸紅、三井物産、豊田通商、住友商事、メディパルHD、アルフレッサHD、三菱食品、日鉄物産、阪和興業、双日、東邦HD、PALTAC、加藤産業、伊藤忠エネクス、神鋼商事、岡谷鋼機、長瀬産業、ダイワボウHD、あらた、日立ハイテクノロジーズ、三愛石油、兼松、岩谷産業、伊藤忠食品、稲畑産業、キヤノンマーケティングジャパン、バイタルケーエスケー・HD、日本紙パルプ商事などの計338社
注意・免責事項
当卸売業界の動向、現状、ランキング、シェア等コンテンツ(2019年版)は上記企業の有価証券報告書に基づき掲載しております。業界データは上記企業のデータの合計または平均を表したものです。掲載企業に関しましてはできる限り多くの企業を反映させるよう努めていますが、全ての企業を反映したものではありません。あらかじめご了承ください。また、情報に関しましては精査をしておりますが、当サイトの情報を元に発生した諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負うものではありません。重要な判断を伴う情報の収集に関しましては、必ず各企業の有価証券報告書にてご確認ください。