専門商社業界の現状、動向、ランキング、シェア等を掲載しています。

専門商社業界

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専門商社業界の2021年版(2020-21年)の業界レポート。動向や現状、シェア、売上高、純利益、勤続年数、平均年収等のランキングを掲載しています。対象企業の過去の業績を追うことで専門商社業界全体の現状や動向、傾向を知ることができます。

業界規模

50.3兆円

(7位/190業界)

成長率

-0.3%

(93位/190業界)

利益率

-0.7%

(150位/190業界)

平均年収

616万円

(95位/190業界)

※矢印は前年比の増減、成長率は直近3年間の平均。平均年収は上場企業の平均ですので、実態よりも高めに出る傾向があります。

目次

専門商社業界の現状と動向(2021年版)

グラフは専門商社業界の業界規模(対象企業の241計)の推移をグラフで表したものです。

専門商社業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。

2020年-2021年の専門商社業界の業界規模(主要対象企業241社の売上高の合計)は50兆3,870億円となっています。

  • 15年
  • 16年
  • 17年
  • 18年
  • 19年
  • 20年

専門商社業界の過去6年間の業界規模の推移

2020年はコロナの影響で鉄鋼、食品、繊維、機械など幅広く減少

専門商社業界の過去の推移を見ますと、2016年から2018年にかけて緩やかな増加傾向にありましたが、2018年から2020年は減少で推移しています。

以下のグラフは、専門商社大手5社の2011年から2020年の売上高の推移を示したものです。

専門商社大手5社の売上高の推移(出所:各社有価証券報告書、グラフは業界動向サーチが作成)

2011年から2019年は5社ともに増加傾向にありましたが、2020年には若干の減少に転じています

2020年(2021年3月決算)の専門商社の売上高は、メディパルHDが前年比1.3%減の3兆2,111億円、アルフレッサHDは同3.5%減の2兆6,031億円、三菱食品は2.9%減の2兆5,776億円、スズケンは3.8%減の2兆1,282億円、日鉄物産は16.4%減の2兆0,732億円でした。2020年は大手5社中5社が減収を記録しています。

専門商社業界の今日までの動向を振り返りますと、2011年から12年にかけては、東日本大震災の復興需要や景気対策への期待感などを背景に、国内経済は緩やかに回復へ。13年に入ると、機械、鉄鋼関連が好調に。業績もそれに伴い若干の増加傾向となっています。

2016年に入ると、食品、日用品、化粧品、医薬品などの専門商社は堅調な伸びを見せましたが、近年の資源安を背景に、鉄鋼、エネルギー関連の専門商社が苦戦。2017年から2019年にかけては世界経済の拡大に伴い、電子・半導体、機械などが業界を牽引しました。

2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、日用品などで一部増加が見られたものの、鉄鋼、食品、化粧品、繊維、機械、電子など幅広い分野で落ち込みが見られました。

マクニカ・富士エレ HDが発足 再編が活発化

一方、長期的に見れば国内の専門商社市場は飽和状態に。総合商社に比べ、内需依存型のビジネスモデルであることから、生き残りをかけた再編が加速しています。

2008年1月、メディセオパルタックHDは小林製薬の卸子会社コバショウを完全子会社化。その後、同年秋にアルフレッサホールディングスと経営統合を発表。結果的に両社統合は流れましたが、業界大手同士の統合ゆえに注目が集められました。

さらにその後、メディセオパルタックHDはグローウェルHD、メディカル一光と業務提携。2009年10月には医薬品卸5社を吸収合併し、純粋持株会社メディパルホールディングスへと変更しました。

2011年7月、菱食、明治屋商事、サンエス、フードサービスネットワークの食品4社が経営統合し、三菱食品が発足。食品卸では初の売上高2兆円を超える巨大企業が誕生しました。また、13年1月には旭食品、カナカン、丸大堀内の3社が経営統合し、トモシアホールディングスが発足。3社合計の売上高は6,000億円規模とされています。

2015年4月、半導体商社のマクニカと富士エレクトロニクスが統合、マクニカ・富士エレ HDが発足。2019年4月、UKC HDがバイテックHDを吸収合併し、レスターHDに商号を変更しました

専門商社業界は合併・統合を中心に再編の動きが活発化しています。国内市場が飽和する中、今後もこうした再編の動きは活発化するものと見られ、今後の専門商社業界の動向に注目が集まります。

専門商社業界シェア&ランキング(2021年版)

専門商社業界内における売上高及びシェアのランキングをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収をランキング形式でまとめました。
各々のランキングを比較することで専門商社市場内のシェアや現状、動向を知ることができます。

専門商社業界 売上高&シェアランキング(2020年-2021年)

順位 企業名 売上高 シェア
1 メディパルHD 32,111 6.4
2 アルフレッサHD 26,031 5.2
3 三菱食品 25,776 5.1
4 スズケン 21,282 4.2
5 日鉄物産 20,732 4.1
6 伊藤忠丸紅鉄鋼 19,875 3.9
7 阪和興業 17,455 3.5
8 メタルワン 16,664 3.3
9 東邦HD 12,102 2.4
10 加藤産業 11,046 2.2
※シェアとは専門商社業界の規模(対象企業の241社合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することで専門商社市場における各企業の占有率を知ることができます。各ランキングをクリックするとそれぞれ専門商社業界の詳細ランキングページにジャンプします。矢印は各企業の売上高の前年比の増減を表しています。

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専門商社業界 対象企業一覧
メディパルHD、アルフレッサHD、三菱食品、スズケン、日鉄物産、伊藤忠丸紅鉄鋼、阪和興業、メタルワン、東邦HD、加藤産業、PALTAC、JFE商事、あらた、長瀬産業、神鋼商事、岡谷鋼機、伊藤忠エネクス、伊藤忠食品、岩谷産業、稲畑産業、マクニカ・富士エレHD、キヤノンマーケティングジャパン、バイタルケーエスケー・HD、東レインターナショナル、ヤマエ久野、三愛石油、日本紙パルプ商事、山善、ユアサ商事、国際紙パルプ商事などの計241社
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