飲料業界のランキング&シェア、動向、現状などを分析・研究。

飲料業界

BEVERAGE

飲料業界の2021年版(2020-21年)の業界レポート。動向や現状、シェア、売上高、純利益、勤続年数、平均年収等のランキングを掲載しています。対象企業の過去の業績を追うことで飲料業界全体の現状や動向、傾向を知ることができます。

業界規模

4.2兆円

伸び率

-2.1%

利益率

+0.9%

目次

飲料業界の現状と動向(2021年版)

グラフは飲料業界の業界規模(対象企業の14計)の推移をグラフで表したものです。

飲料業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。

2020年-2021年の飲料業界の業界規模(主要対象企業14社の売上高の合計)は4兆2,194億円となっています。

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飲料業界の過去11年間の業界規模の推移

飲料販売4兆円を維持 「お茶」や「炭酸飲料」が好調

2019年の飲料の販売金額は、前年比0.1%減の4兆0,483億円。2018年の過去最高記録から約20億円のマイナス、5年振りに減少しました。生産販売量も同様に5年ぶりの減少を記録しています。

飲料を分類ごとに見てみますと、「茶系飲料」が最も多く、全飲料の約3割に相当します。「炭酸飲料」、「ミネラルウォーター類」、「コーヒー飲料等」、「果実飲料等」と続きます。

2018年は夏場の記録的な猛暑により、「お茶類」や「ミネラルウォーター」、「スポーツドリンク」などの売上が大幅に増えました。2018年の飲料の販売額が過去最高を記録したのも、こうした季節的な要因が寄与しているものと考えられます。

2019年は夏場の記録的な天候不順で冷夏に見舞われた上に、大型ペットボトルの値上が行われましたが、販売金額、生産量ともに微減で済みました。一方、紅茶飲料の生産量は過去最高を記録、エネジードリンク市場も好調でした。

近年の飲料業界の動向としては、無糖タイプの強炭酸飲料が好調です。『ウィルキンソン』や『THE TANSAN』などがヒット。無糖・強炭酸タイプのこちらの飲料は健康志向を求める大人を中心にヒットしました。

ただ、2020年に入り新型コロナウイルの感染拡大で、オフィス内の自動販売機やコンビニでの販売量が減少しています。自宅で過ごす消費者が増えたことで、小型ペットボトルの販売は振るわないものの、大型ペットボトルの需要喚起が見られています。

コカ・コーラが東西統合 サントリーもJT自販機を買収

国内の飲料業界内の勢力図としては、コカ・コーラ系列が高シェアを誇っており、サントリー、キリンといったビール系メーカーが追随の構え。さらに、ボルビックやエビアンなど海外ミネラルウォーター勢も加わり、厳しいシェア争いを繰り広げています。

こうした動向の中、2015年7月、サントリー食品インターナショナルは日本たばこ産業(JT)の自動販売機事業を約1,500億円で買収。17年4月には、コカ・コーライーストジャパンとコカ・コーラウエストが経営統合し、コカ・コーラボトラーズジャパンが発足。統合後の売上高は、単純合算で1兆円を超え、国内最大級の飲料会社が誕生することになります。

人口減少に伴い、国内消費が頭打ちを迎える中、業界内の競争が激化しています。また、それに伴い再編も加速しており、業界の勢力図が塗りかえられています。今後ともさらなる動きがあると見られ、中国や東南アジアなど海外での事業展開も活発化しています。

飲料業界シェア&ランキング(2021年版)

飲料業界内における売上高及びシェアのランキングをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収をランキング形式でまとめました。
各々のランキングを比較することで飲料市場内のシェアや現状、動向を知ることができます。

飲料業界 売上高&シェアランキング(2020年-2021年)

順位 企業名 売上高 シェア
1 サントリーHD 11,729 27.8
2 コカ・コーラボトラーズ… 7,919 18.8
3 伊藤園 4,462 10.6
4 ヤクルト本社 3,857 9.1
5 アサヒグループHD 3,453 8.2
6 大塚HD 3,340 7.9
7 キリンHD 2,542 6.0
8 ダイドーグループHD 1,582 3.7
9 サッポロHD 1,258 3.0
10 カゴメ 743 1.8
※サントリーHDは飲料・食品事業、アサヒグループHDは飲料事業、大塚HDはニュートラシューティカルズ関連事業+消費者関連事業、キリンHDはキリンビバレッジ事業、サッポロHDは食品・飲料事業、カゴメは飲料事業の売上高です。シェアとは飲料業界の規模(対象企業の14社合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することで飲料市場における各企業の占有率を知ることができます。各ランキングをクリックするとそれぞれ飲料会社の詳細ランキングページにジャンプします。矢印は各企業の売上高の前年比の増減を表しています。

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サントリーHD、コカ・コーラボトラーズ…、伊藤園、ヤクルト本社、アサヒグループHD、大塚HD、キリンHD、ダイドーグループHD、サッポロHD、カゴメ、キーコーヒー、北海道コカ・コーラボトリング、ユニカフェ、ジャパンフーズの計14社
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飲料業界の動向、現状、ランキング、シェア等コンテンツ(2021年版)は上記企業の有価証券報告書に基づき掲載しております。飲料業界のデータは上記企業のデータの合計または平均を表したものです。掲載企業に関しましてはできる限り多くの企業を反映させるよう努めていますが、全ての企業を反映したものではありません。あらかじめご了承ください。また、情報に関しましては精査をしておりますが、当サイトの情報を元に発生した諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負うものではありません。重要な判断を伴う情報の収集に関しましては、必ず各企業の有価証券報告書にてご確認ください。