書店業界の動向や現状、推移などをグラフ等で掲載。

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書店業界の2019年版(2018-19年)の業界レポート。動向や現状、シェア、売上高、純利益、勤続年数、平均年収等のランキングを掲載しています。対象企業の過去の業績を追うことで書店業界全体の現状や動向、傾向を知ることができます。

業界規模

4,596億円

(122位/136業界)

伸び率

+0.5%

(117位/136業界)

利益率

+0.4%

(127位/136業界)

平均年収

307万円

(136位/136業界)

書店業界の現状と動向(2019年版)

グラフは書店業界の業界規模(対象企業の売上高計)の推移をグラフで表したものです。

書店業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。

2018年-2019年の書店業界の業界規模(主要対象企業5社の売上高の合計)は4,596億円となっています。

  • 15年
  • 16年
  • 17年
  • 18年

書店業界の過去4年間の業界規模の推移

書店の店舗数減少に歯止めかからず、雑誌、コミックスの不振が影響

年々、紙媒体の雑誌・書籍の売れ行きは減少し続け、2018年の推定販売額は1兆2,921億円と22年連続の減少を記録し、96年の最盛期から約50%も落ち込んでいます。販売高の減少とともに閉店する書店は増え続け、18年は1万2,026店舗で、この20年間で閉店数は約1万店にもおよび書店減少に歯止めがかかりません。

出版物は販売委託性という特殊な流通になっています。出版社から取次ぎを介して書店に配送されるため、書店が得られる利益は定価の約20%と言われています。書籍に比べて雑誌やコミックスは高回転率のため、いままで雑誌やコミックスに支えられてきた分、販売不振により経営が成り立たなくなっています。

大手書店の丸善CHI HDや紀伊國屋書店などでは店舗販売以外にも、ネットや電子書店、カフェ併設展などの事業も展開しています。文教堂は充実させた文具の売れ行きは比較的好調のようですが、メインの書店事業は不振続きです。

ビジネスモデルの大きな方向転換が必要、業界再編も相次ぐか

利益率の髙い雑誌やコミックスが不振のいま、書店業界には新しいビジネスモデルが必要となるでしょう。

アマゾン同様に紀伊國屋書店では取次ぎを介さずに出版社との直接取引を本格化させています。今後も、書店の利益率を高めるため、取次ぎを返さない書店は増える可能性があります。

また、業界再編の本格化も予想されます。電子書籍やネット通販の普及に対抗し、17年にCCCが主婦の友を買収するなど、すでに出版社、取次、書店業界内でのM&Aが行われていますが、今後も業界の生き残りをかけた再編が繰り広げられる可能性は高いと言えます。

大手書店は資金力があるため様々なニーズに合わせた事業展開が行えますが、小規模書店はそうはいきません。ですが、近年は一部の小規模店舗では、書籍のみに特化し店主自ら選別した個性的な書籍が揃った店舗も少ずつでき始めています。

書店業界シェア&ランキング

書店業界内における売上高及びシェアのランキングをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収をランキング形式でまとめました。
各々のランキングを比較することで書店市場内のシェアや現状、動向を知ることができます。

書店業界 売上高&シェアランキング(2018年-2019年)

  企業名 売上高 シェア
1 丸善CHIホールディングス 1,770 38.5
2 紀伊國屋書店 1,221 26.6
3 ブックオフGHD 807 17.6
4 未来屋書店 525 11.4
5 文教堂グループHD 273 5.9
※シェアとは書店業界の規模(対象企業の5社合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することで書店市場における各企業の占有率を知ることができます。各ランキングをクリックするとそれぞれ書店業界の詳細ランキングページにジャンプします。矢印は各企業の売上高の前年比の増減を表しています。

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書店業界 対象企業一覧
丸善CHIホールディングス、紀伊國屋書店、ブックオフGHD、未来屋書店、文教堂グループHDの計5社
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