ディスカウントストア業界の現状や動向などを分かりやすく解説しています

ディスカウントストア業界

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ディスカウントストア業界の2021年版の業界レポート。動向や現状、シェア、売上高、純利益、勤続年数、平均年収等のランキングを掲載しています。対象企業の過去の業績を追うことでディスカウントストア業界全体の現状や動向、傾向を知ることができます。

業界規模

3.5兆円

伸び率

+13.9%

利益率

+2.5%

平均年収

341万円

目次

ディスカウントストア業界の現状と動向(2021年版)

グラフはディスカウントストア業界の業界規模(対象企業の9計)の推移をグラフで表したものです。

ディスカウントストア業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。

2020年-2021年のディスカウントストア業界の業界規模(主要対象企業9社の売上高の合計)は3兆5,241億円となっています。

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ディスカウントストア業界の過去8年間の業界規模の推移

拡大を続けるディスカウント業界 消費者の「生活防衛意識」高まる

ディスカウント業界の過去の推移をみますと、2013年から2020年まで順調な増加傾向にあります。

2020年のディスカウントストア業界上位5社の業績を見ますと、売上高はPPIH(旧ドン・キホーテHD)が前年比1.6%増、オーケーが同16.7%増、トライアルが5.8%増、サンドラッグ(ディスカウント事業)が14.7%増、大黒天物産が4.5%増と、上位5社の売上高は揃って前年比増加を計上。主要ディスカウントストア企業9社中9社が、対前年比で増加を記録しています。

ディスカウントストアは、食品や衣類、家具、家電、日用品などの幅広い商品を取り扱い、低価格で販売するスタイル。一次問屋や二次問屋といった中間マージンを排除したり、店内のディスプレイを簡素化することで、商品をできるだけ安く提供することに重きを置いています。

国内のディスカウントストア業界を見ますと、首位のPPIH(旧ドン・キホーテHD)が断トツの売上高を誇ります。2020年6月決算では31期連続の増収増益を記録。2020年はインバウンド需要が激減したことから、例年に比べて苦戦はしたものの、PB商品の開発やグローバルショッピングサイトなどが記録更新に寄与しました。

PPIHは2014年には独自の電子マネー「majica」を開始。近年は売り場面積の狭い小型店舗を展開し、駅や空港、高速道路などにも出店を増やしています。

増税後やコロナ禍、ディスカウントストア需要が増加

2019年秋の消費増税、2020年の新型コロナウイルスによる先行き不透明感の影響により、消費者の節約志向が依然として続いています。さらに、キャッシュレス決済が行える店舗も増えてきているため、増税の緩和策であるポイント還元制度や、独自のポイント還元が受けられる店舗の利用率は、今後も高まるとみられます。

現在、堅調な推移を見せているディスカウントストア業界ですが、国内の景気の先行きがより不透明になればさらなる需要の増加も予想されます。

また、2020年に入り新型コロナウイルスの感染拡大を機に、生活用品や食品のみならず、マスクやアルコール消毒液といった衛生用品の販売量が急増しました。

一方、近年では100円均一、格安スーパーをはじめ、ドラッグストアや家電量販店で食品や日用品を多く扱うようになり、業界の垣根が消えつつあります。業界内のみならず業界外でも競争が激しくなっています。

今後、強まる節約志向や人口減少など消費の減少も予想されます。また、消費者の見る目も厳しくなっており、低価格でも高品質なものや食品の鮮度の良さといった、商品のクオリティも重要となってきます。

ディスカウントストア業界シェア&ランキング(2021年版)

ディスカウントストア業界内における売上高及びシェアのランキングをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収をランキング形式でまとめました。
各々のランキングを比較することでディスカウントストア市場内のシェアや現状、動向を知ることができます。

ディスカウントストア業界 売上高&シェアランキング(2020年-2021年)

順位 企業名 売上高 シェア
1 パン・パシフィック・インタ… 17,086 48.5
2 オーケー 5,088 14.4
3 トライアルHD 4,251 12.1
4 サンドラッグ 2,556 7.3
5 大黒天物産 2,215 6.3
6 ミスターマックス・HD 1,317 3.7
7 Olympicグループ 1,010 2.9
8 PLANT 961 2.7
9 マキヤ 757 2.1
※サンドラッグはディスカウントストア事業の売上高です。シェアとはディスカウントストア業界の規模(対象企業の9社合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することでディスカウントストア市場における各企業の占有率を知ることができます。各ランキングをクリックするとそれぞれディスカウントストア会社の詳細ランキングページにジャンプします。矢印は各企業の売上高の前年比の増減を表しています。

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ディスカウントストア業界 対象企業一覧
パン・パシフィック・インタ…、オーケー、トライアルHD、サンドラッグ、大黒天物産、ミスターマックス・HD、Olympicグループ、PLANT、マキヤの計9社
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