2020年のホームセンター業界の動向や現状、ランキング&シェア

ホームセンター業界

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2020年のホームセンター業界の動向や現状、ランキング&シェアなどを研究しています。過去のホームセンター業界の市場規模の推移をはじめ、ホームセンター販売額の推移グラフ、2020年のコロナの影響と月次売上高動向、商品別販売額の分析などを行っています。ビジネスや投資、就職や転職、マーケティングなどの参考資料にご活用ください。

業界規模

3.6兆円

(68位/181業界)

成長率

+5.6%

(27位/181業界)

利益率

+3.3%

(65位/181業界)

平均年収

529万円

(147位/181業界)

※矢印は前年比の増減、成長率は直近3年間の平均。平均年収は上場企業の平均ですので、実態よりも高めに出る傾向があります。

目次

ホームセンター業界の現状と動向(2021年版)

グラフはホームセンター業界の業界規模(対象企業の24計)の推移をグラフで表したものです。

ホームセンター業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。

2020年-2021年のホームセンター業界の業界規模(主要対象企業24社の売上高の合計)は3兆6326億円となっています。

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  • 16年
  • 17年
  • 18年
  • 19年
  • 20年

ホームセンター業界の過去6年間の業界規模の推移

2020年ホームセンターの販売額3.4兆円 『コロナ特需』で大幅増

ホームセンターで工作器具が並んでいる様子

ホームセンター業界の過去の推移を見ますと、2012年までの増加傾向から一転、その後2019年までは横ばいで推移しています。一方、2020年は大幅に増加に転じています。

経済産業省の「商業動態統計」によると、2020年のホームセンターの販売額は、前年比6.8%増の3兆4,963億円でした。

ホームセンターの販売額の推移

ホームセンターの販売額の推移(出所:経済産業省、グラフは業界動向サーチが作成)

ホームセンターの過去7年の販売額の推移を見ますと、2014年から2019年までは横ばいで推移していましたが、2020年は増加に転じ前年から2,200億円のプラスとなりました。

2020年のホームセンター業界は『コロナ特需』や『巣ごもり需要』の恩恵を受けた年で、マスクやトイレタリー、DIYや園芸用品が好調に推移し、大幅な増収を記録しました。

近年、ホームセンター業界は新規出店で事業を拡大してきましたが、ここ数年はオーバーストア化や異業種との競合により飽和状態にあります。そのため、各社は新規出店のスピードを抑え、再編や新規事業の展開、プロ向け事業の強化などにシフトしています。

DCMホールディングスは、2021年3月に事業会社5社を統合した他、物流センターの新設、ECやアプリなどのデジタル分野を強化しています。コーナン商事はプロ専門店の拡大や、新業態のキャンプ専門店「CAMP DEPO」を20年9月にオープンしています。

2020年11月には、ニトリHDが「島忠」を買収しました。同買収を巡ってはDCM HDと競争を繰り広げており、業界内では再編に向けた動きが高まっています。

ホームセンター業界 売上高ランキング

2020年のホームセンター業界の売上高ランキングを見ますと、5社中5社が増加を記録しています。増減幅ではカインズが前年比10.1%増、DCMホールディングスが同7.7%増、コーナン商事が18.0%増、コメリが10.7%増、ナフコが7.7%の増加でした。

『巣ごもり特需』に一服感 2021年の月次売上は前年割れ相次ぐ

ホームセンターでショッピングしている男性

続いて2020年から2021年の直近のホームセンターの動向を見ていきましょう。以下のグラフはホームセンター大手4社の月次売上高の推移です。数値は前年比の割合を示しています。

ホームセンター大手4社の月次売上高の推移

ホームセンター大手4社の月次売上高の推移(出所:各社公表資料、グラフは業界動向サーチが作成)

グラフを見ますと、2020年は前年比100%を超える水準で推移しています(9月は前年の消費増税駆け込み需要による反動でマイナスを記録)。2020年はコロナによる巣ごもり需要の増加に伴い、DIYやトイレタリー分野の売上高が増加しました。

2021年に入ると、前年割れを記録するホームセンターが増え始めます。1月から2月に大幅に下げ、8月にかけて減少傾向にあることが分かります。2021年9月までのホームセンター各社の業績を見ますと、2020年のコロナによる『巣ごもり特需』に一服感が見られており、先行きに対する不透明感が増しています。

主要商品の動向 『コロナ・巣ごもり』需要が追い風

家庭用用品

続いて、2020年のホームセンターの商品別販売額の動向を見てみましょう。

ホームセンターの商品別販売額の推移

ホームセンターの商品別販売額の推移(出所:経済産業省、グラフは業界動向サーチが作成)

ここ数年、ホームセンターの市場は停滞気味でしたが、2020年は9カテゴリー中8つが前年比プラスを記録するなど、勢いが見られました。業界の全売上の6割を占めるのが「DIY用品」「家庭・日用品」「園芸・エクステリア」で、2020年は主要商品の大幅な伸びが、業績を牽引しています。

カテゴリー別で見ますと「DIY用品」前年比9.4%増、「家庭・日用品」7.7%増、「園芸・エクステリア」が10.5%増となりました。

新型コロナ感染拡大に伴い、マスクやアルコール除菌、アクリル板やビニールシートなど、感染予防関連の需要が大きく伸びました。また、外出自粛に伴い料理や掃除、DIYやガーデニング、部屋の模様替えをする消費者が増えたことも、業界の追い風となりました。

2020年のホームセンター業界は『コロナ特需』の恩恵を受け、業績は好調な結果となりましたが、2021年に入り『コロナ特需』に陰りが見え始めています。コロナ稼の恩恵を受けてきたホームセンター業界ですが、2021年以降は動向を注意して見ていく必要があります。

ホームセンター業界シェア&ランキング(2021年版)

ホームセンター業界内における売上高及びシェアのランキングをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収をランキング形式でまとめました。
各々のランキングを比較することでホームセンター市場内のシェアや現状、動向を知ることができます。

ホームセンター業界 売上高&シェアランキング(2020年-2021年)

順位 企業名 売上高 シェア
1 カインズ 4,854 13.4
2 DCMホールディングス 4,711 13.0
3 コーナン商事 4,420 12.2
4 コメリ 3,857 10.6
5 ナフコ 2,345 6.5
6 アークランドサカモト 1,784 4.9
7 アレンザHD 1,574 4.3
8 島忠 1,535 4.2
9 ジョイフル本田 1,324 3.6
10 バローHD 1,301 3.6
※バローHDはホームセンター事業の売上高です。シェアとはホームセンター業界の規模(対象企業の24社合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することでホームセンター市場における各企業の占有率を知ることができます。各ランキングをクリックするとそれぞれホームセンター業界の詳細ランキングページにジャンプします。矢印は各企業の売上高の前年比の増減を表しています。

ホームセンター業界 その他のランキング

ホームセンターの関連業界

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ホームセンター業界 対象企業一覧
カインズ、DCMホールディングス、コーナン商事、コメリ、ナフコ、アークランドサカモト、アレンザHD、島忠、ジョイフル本田、バローHD、ケーヨー、ワークマン、Olympicグループ、PLANT、綿半HD、スーパーバリュー、サンデー、ジュンテンドー、カンセキ、エンチョー、ハンズマン、セキチュー、大塚家具、カッシーナ・イクスシーの計24社
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