2020年の半導体製造装置業界の動向やランキング、シェアなどを研究しています。

半導体製造装置業界

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2020年の半導体製造装置業界の動向や現状、ランキング、シェアなどを詳しく解説しています。半導体製造装置業界の過去の業界規模の推移や、半導体製造装置の販売額の推移グラフ、直近の業界の動向や課題、今後の見通しなどを解説しています。ビジネスや投資、就職や転職の参考資料としてご活用下さい。

業界規模

2.6兆円

(81位/170業界)

成長率

+13.3%

(10位/170業界)

利益率

+8.4%

(12位/170業界)

平均年収

728万円

(34位/170業界)

半導体製造装置業界の現状と動向(2020年版)

グラフは半導体製造装置業界の業界規模(対象企業の12計)の推移をグラフで表したものです。

半導体製造装置業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。

2019年-2020年の半導体製造装置業界の業界規模(主要対象企業12社の売上高の合計)は2兆6,719億円となっています。

  • 14年
  • 15年
  • 16年
  • 17年
  • 18年
  • 19年

半導体製造装置業界の過去6年間の業界規模の推移

拡大を続けてきた半導体製造装置業界 2020年は過去最高を更新

半導体製造装置業界の過去の業界規模の推移を見ますと、2014年から18年にかけて順調に増加しています。

半導体製造装置の販売額の推移の推移(出所:経済産業省、グラフは業界動向サーチが作成)

上のグラフは半導体製造装置の販売額の推移をあらわしたものです。2015年から2020年にかけて増加傾向にあり、2020年には過去最高額を更新しました。ウェーハプロセス用処理装置とは、半導体製造の前工程における要の装置で、露光や描画、レジスト、エッジング、洗浄、熱処理などの加工処理を施します。

半導体とは「特定の条件の時に電気を通す性質を持っているもの」のことです。半導体は、金属のように電気を通しやすい「導体」とゴムのように電気をほとんど通さない「絶縁体」の中間に位置します。半導体はスマホや自動車、パソコン、家電はもちろん、データセンター、軍事などあらゆる電子機器で使用されています。

半導体はマイクロやナノメートルレベルの加工精度を必要とするため、人の手での製造は不可能です。半導体製造装置とは、こうした特性を持つ半導体を加工する装置のことを指します。

半導体製造装置業界は半導体の世界的な需要、つまり半導体業界の動向に左右されます。2017年から2018年は、スマホや自動車、およびデータセンターの半導体需要を背景に好調に推移しました。

2019年はデータセンターや5G対応スマホ需要にけん引され、ロジックメーカーやファウンドリ向け投資が伸長したものの、メモリー価格の下落の影響を受け、販売量、業界規模ともに調整局面に入りました。一方、2020年はメモリー価格は持ち直しつつあり、各社の業績予想の改善も見られます。

加速する半導体需要 データ通信量は年率26%で成長

近年の半導体製造装置業界は、IoTやAI、5Gの普及、自動車やスマホ、データセンター向け需要の拡大により好調に推移してきました。

2020年には新型コロナウイルス感染拡大の影響により、他の業界では業績の悪化が懸念されていますが、半導体製造装置業界においてはデジタル化の恩恵を受けています。在宅勤務やオンライン化に伴う通信量の増加に伴い、データセンターの需要は好調を維持しています。

一方、新型コロナウイルスの感染拡大の影響や米中関係の悪化など懸念材料も見られます。直近の動向では、自動車やスマホ向け需要は以前のような伸びは見せていません。これらの問題が長期化することは、好調を維持してきた半導体製造装置業界において大きな懸念材料となります。

半導体業界は技術革新の競争が激しく、巨額の設備投資や研究開発費を必要とします。厳しい競争を勝ち抜く資本力と独自の開発力が必要となります。

半導体およびその製造装置業界は、中長期的には成長の過程にあります。2017年~2022年の世界のデータ通信量は、年率約26%で成長していくと予想されており(Cisco社のCisco Visual Networking Index)、世界の半導体市場は2030年には1兆ドルを超えるとの試算もあります(IBS)。

従来は「シリコンサイクル」と呼ばれ、4年程度で好不況を繰り返すトレンドがありましたが、今後はこの通りではないかもしれません。IoT、AI、5Gの普及に加え、テレワークやオンライン授業、遠隔診療、ビッグデータ解析などデジタル化の流れには力強いものが見られます。今後もこうした潮流は続くと見られ、その流れは加速する可能性も考えられます。

半導体製造装置業界シェア&ランキング(2020年版)

半導体製造装置業界内における売上高及びシェアのランキングをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収をランキング形式でまとめました。
各々のランキングを比較することで半導体製造装置市場内のシェアや現状、動向を知ることができます。

半導体製造装置業界 売上高&シェアランキング(2019年-2020年)

  企業名 売上高 シェア
1 東京エレクトロン 11,272 42.2
2 アドバンテスト 2,758 10.3
3 ニコン 2,397 9.0
4 SCREEN HD 2,304 8.6
5 日立ハイテクノロジーズ 2,094 7.8
6 KOKUSAIELECTRIC 1,609 6.0
7 キヤノン 1,572 5.9
8 ディスコ 1,410 5.3
9 東京精密 561 2.1
10 レーザーテック 425 1.6
※ニコンは精機事業、SCREEN HDはSPE事業、日立ハイテクノロジーズはナノテクノロジーズ・ソリューション事業、キヤノンは露光装置事業、東京精密は半導体製造装置事業の売上高です。シェアとは半導体製造装置業界の規模(対象企業の12社合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することで半導体製造装置市場における各企業の占有率を知ることができます。各ランキングをクリックするとそれぞれ半導体製造装置メーカーの詳細ランキングページにジャンプします。矢印は各企業の売上高の前年比の増減を表しています。

半導体製造装置業界 その他のランキング

半導体製造装置業界の関連業界

半導体製造装置業界の関連業界を一覧で掲載しています。関連業界の動向もあわせて見ることで、その業界をより深く知ることができます。関連業界の現状や動向、ランキング、シェアもぜひチェックしてみてください。
半導体製造装置業界 対象企業一覧
東京エレクトロン、アドバンテスト、ニコン、SCREENHD、日立ハイテクノロジーズ、KOKUSAIELECTRIC、キヤノン、ディスコ、東京精密、レーザーテック、TOWA、岡本工作機械製作所の計12社
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