建設機械業界の現状、動向、ランキング&シェア、売上高、従業員数、勤続年数、平均年収などを掲載。

建設機械業界

CONSTRUCTION MACHINE

建設機械業界の2021年版(2020-21年)の業界レポート。動向や現状、シェア、売上高、純利益、勤続年数、平均年収等のランキングを掲載しています。対象企業の過去の業績を追うことで建設機械業界全体の現状や動向、傾向を知ることができます。

業界規模

8.2兆円

伸び率

-0.8%

利益率

+3.7%

平均年収

605万円

目次

建設機械業界の現状と動向(2021年版)

グラフは建設機械業界の業界規模(対象企業の27計)の推移をグラフで表したものです。

建設機械業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。

2020年-2021年の建設機械業界の業界規模(主要対象企業27社の売上高の合計)は8兆2,829億円となっています。

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建設機械業界の過去11年間の業界規模の推移

2020年の建設機械は販売台数、販売金額ともに減少

建設機械業界の過去の推移を見ますと、2010年から2018年にかけて増加傾向にありましたが、2018年から2020年にかけては減少傾向にあります。

経済産業省の生産動態統計によると、2020年の土木建設機械の販売台数は、前年比6.0%減の337,822台、販売金額は前年比17.8%減の1兆4,340億円でした。

土木建設機械の販売台数と販売金額の推移(出所:経済産業省、グラフは業界動向サーチが作成)

2019年までは緩やかな増加傾向にありましたが、2020年は減少に転じています。

近年の建設機械業界は、中国と北米での住宅、インフラ需要が拡大。それに伴い、建設機械メーカー各社も過去最高の売上高を記録しています。

さらに2018年、2019年には米国やアジア向け輸出が好調で、2018年度の建設機械出荷額は前年比8.2%増の2兆8,072億円と2年連続で増加し、過去最高を記録しました。

日本の建設機械メーカーは海外で展開する企業が多く、世界経済の動向に大きく左右されます。2018年、2019年は米国、アジア経済が堅調で、各国のインフラ需要の高まりを受け、建機需要が増加しました。

一方、中国メーカーの台頭や米中貿易摩擦による需要低迷が見られる中、2020年には新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大、今後さらなる影響拡大が懸念されています。また、建設機械は鉱山で多く使用されるため、資源価格の動向も影響してきます。今後もこうした経済や資源の動向次第で、業界の動向が変わることが予想されます。

2019年の建設機械主要企業5社の業績を見ますと、売上高前年比はコマツが10.3%減、クボタが3.0%増、豊田自動車織機が2.1%減、日立建機が9.9%減、三菱ロジスネクストが0.1%増となりました。

高いシェアを誇る日本の建機メーカー ICT、AI、5G市場にも期待

建設機械業界とは、建設機械を作るメーカーが形成する市場および業界のことです。

一口に建設機械と言ってもその種類は多く、クレーン、ショベル、ダンプ、フォークリフト、コンクリートダンプ、ローラー、高所作業車、林業機械など多岐にわたります。

世界的に日本は建設機械業界で高いシェアを誇っており、グローバル企業が多いのも特徴です。

国内売上高首位のコマツは米キャタピラーに次いで世界2位の売上高を、豊田自動織機はフォークリフトで世界首位、タダノはクレーンで世界2位級、クボタはミニショベルで世界首位のシェアを誇っています。

近年は、建設建設機械にICT(情報通信技術)の導入が進んでいます。ICTの自動制御により、施工品質の向上、作業の軽減や効率化が図れ、熟練オペレータ頼みだった施工が非熟練オペレータでも容易に作業できるようになりました。

また、2018年にはコマツがAI(人工知能)を活用した無人建設機械や遠隔操作システムの開発を発表。ICTやAI分野の人材育成にも力を入れます。

AIやICT導入のメリットは作業面、コスト面、管理面で大きく、この市場はさらに拡大すると見込まれます。大手各社もICT建機導入に力を入れており、今後の拡大に期待したいところです。

建設機械業界シェア&ランキング(2021年版)

建設機械業界内における売上高及びシェアのランキングをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収をランキング形式でまとめました。
各々のランキングを比較することで建設機械市場内のシェアや現状、動向を知ることができます。

建設機械業界 売上高&シェアランキング(2020年-2021年)

順位 企業名 売上高 シェア
1 コマツ 21,895 26.4
2 クボタ 15,087 18.2
3 豊田自動織機 14,314 17.3
4 日立建機 8,133 9.8
5 三菱ロジスネクスト 3,914 4.7
6 コベルコ建機 3,608 4.4
7 住友重機械工業 2,487 3.0
8 タダノ 1,860 2.2
9 カナモト 1,790 2.2
10 西尾レントオール 1,512 1.8
※コベルコ建機は2019年の売上高です。シェアとは建設機械業界の規模(対象企業の27社合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することで建設機械市場における各企業の占有率を知ることができます。各ランキングをクリックするとそれぞれ建設機械メーカーの詳細ランキングページにジャンプします。矢印は各企業の売上高の前年比の増減を表しています。

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建設機械業界 対象企業一覧
コマツ、クボタ、豊田自動織機、日立建機、三菱ロジスネクスト、コベルコ建機、住友重機械工業、タダノ、カナモト、西尾レントオール、極東開発工業、竹内製作所、新明和工業、ワキタ、アイチコーポレーション、加藤製作所、キトー、古河機械金属、日工、前田製作所、北越工業、技研製作所、酒井重工業、日本車輌製造、北川鉄工所、オカダアイヨン、鉱研工業の計27社
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