リース業界の動向や現状、ランキングを研究【2021年】

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2020-2021年のリース業界の動向や現状、ランキング&シェアなどを研究しています。リース業界の過去の業界規模の推移をはじめ、日本のリース契約高の推移グラフと売上高ランキング、今後の成長を見据えた各社の取り組みなどを解説しています。

リース業界(2020-2021年)

リース業界の推移と基本情報

業界規模

8.5兆円

(34位/190業界)

成長率

-1.6%

(115位/190業界)

利益率

+5.4%

(31位/190業界)

平均年収

717万円

(38位/190業界)

  • 12年
  • 13年
  • 14年
  • 15年
  • 16年
  • 17年
  • 18年
  • 19年
  • 20年

リース業界の過去の業界規模の推移を見ますと、2012年から17年までは増加傾向にありましたが、2017年から2020年にかけて横ばいで推移しています。業界規模はやや大きめで、利益率や平均年収がやや高いのも特徴です。

リース業界の動向と現状(2020-2021年)

国内リース市場は頭打ちへ コロナで航空機需要減

下のグラフは、リース業界のリース契約高の推移を示しています。特定サービス産業動態調査によると、2020年のリース契約高数は前年比7.3%減の3兆7,542億円でした。

2020年 リース契約高の推移

2020年までのリース契約高の推移(出所:経済産業省、グラフは業界動向サーチが作成)

長期的なリース業界の推移をみますと、リーマンショックの影響による大幅な減少後、2018年までは、ほぼ横ばいで推移しています。2019年は10年ぶりの4兆円台でしたが、2020年には再び減少に転じており、国内市場は頭打ちにあります。

2020年のリース業界は、新型コロナウイルスの影響を大きく受けた年でした。世界的な感染拡大によって国内の旅行者に加え訪日外国人需要も蒸発し、航空機やレンタカー需要は大きく減少、収益を押し下げました。

リースとは、リース会社が顧客に代わって製品や物件を購入し、それを貸し出すサービスです。 リースの対象製品は、産業機械、工作機械、OA機器、パソコン、不動産、航空機など多岐にわたります。リース業界は企業の設備投資に連動するため、景気の動向に左右されやすい業界です。

リース業界 売上高ランキング

2020年のリース業界売上高ランキングでは、首位がオリックス、2位は三井住友ファイナンス&リース、3位が東京センチュリーでした。オリックスは多角的な事業展開で売上高が2兆円超えとなり、2位以下を大きく引き離しています。

2020年のリース大手3社の業績は、オリックスが前年比0.5%増の2兆2,927億円、三井住友F&リースは同5.0%減の1兆4,382億円、東京センチュリーが2.9%増の1兆2,001億円でした。3社中3社が横ばいを記録しています。

コロナを機に成長分野への投資拡大 『再エネ』や『事業統合』へ

再生エネルギーのイメージ

国内のリース業界は頭打ちと見られる中、超低金利の継続で以前ほどリースの優位性はなくなっています。さらに新型コロナが追い打ちをかけており、業界では今後の成長に向けた『再生可能エネルギー』分野への投資や『事業の統合・提携』などで巻き返しを図りたいと考えています。

リース最古参のオリックスは、リースをはじめ不動産や生命保険、環境エネルギー関連など、多角的に事業を展開しています。コロナ禍では主力のリース事業が影響を受けた一方で、環境エネルギー部門、保険や銀行部門は好調に推移しました。

オリックスの「環境エネルギー事業・サービス」

オリックスの「環境エネルギー事業・サービス」

オリックスは、国内外の『再エネ事業』を重要な経営戦略の一つとし、今後5年間で運用資産規模を1兆円まで積み上げる予定です。2021年3月にはインドの「グリーンコ・エナジーHD」に出資、同年7月にはスペインの「エラワンエナジー」を買収しています。今後、この2社が再エネ事業をグローバルに展開するためのプラットフォームとなります。

三井住友ファイナンス&リースは『不動産・再エネ・航空機リース』を成長事業としています。不動産事業では事業領域の拡大のため、不動産投資ファンド最大手のケネディクス社を2021年1月にグループ化しています。

同社は再エネ事業も強化しており、2021年10月には九州と中国地区の6つの太陽光発電施設を買収しています。『再生可能エネルギー発電事業者国内トップ5入り』を掲げ、2025年までに5000~6000カ所の小規模太陽光開発も目指しています。

三菱HCキャピタルは、2021年4月に「三菱UFJリース」と「日立キャピタル」が経営統合したリース企業です。5つある注力領域のうち、特に『グルーバルアセット』と『環境・エネルギー』に注力しています。2021年には米国の大手海上コンテナリース「CAI」の買収に加え、英国やベトナム、米国において、風力や太陽光などの再生可能エネルギー事業に参画しています。

リース業界では市場拡大に向けて、「海外事業の強化」や「新たな成長分野への開拓」に乗り出しています。そのような状況のなかで、新型コロナ感染症の拡大は既存のリース事業に追い打ちをかけたほか、新しい事業への分水嶺にもなっています。新たな展開を見せるリース業界、今後の動向に注目が集まります。

ランキング&シェア

リース業界内における売上高及びシェアのランキングをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収をランキング形式でまとめました。各々のランキングを比較することでリース市場内のシェアや現状、動向を知ることができます。

リース業界 売上高&シェアランキング(2020年-2021年)

その他のランキング

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リース業界 対象企業一覧

オリックス、三井住友ファイナンス&リース、東京センチュリー、三菱HCキャピタル、芙蓉総合リース、みずほリース、JA三井リース、リコーリース、NTTファイナンス、NECキャピタルソリューション、東銀リース、トーカイ、日産フィナンシャルサービス、中道リース、九州リースサービス、丸紅建材リース、東海リースの計17社

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