リース業界の現状、動向、ランキング&シェアなどを掲載。

リース業界

LEASE

リース業界の2020年版(2019-20年)の業界レポート。動向や現状、シェア、売上高、純利益、勤続年数、平均年収等のランキングを掲載しています。対象企業の過去の業績を追うことでリース業界全体の現状や動向、傾向を知ることができます。

業界規模

9.2兆円

(32位/160業界)

成長率

+2.1%

(110位/160業界)

利益率

+7.0%

(20位/160業界)

平均年収

736万円

(30位/160業界)

リース業界の現状と動向(2020年版)

グラフはリース業界の業界規模(対象企業の17計)の推移をグラフで表したものです。

リース業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。

2019年-2020年のリース業界の業界規模(主要対象企業17社の売上高の合計)は9兆2,913億円となっています。

  • 09年
  • 10年
  • 11年
  • 12年
  • 13年
  • 14年
  • 15年
  • 16年
  • 17年
  • 18年
  • 19年

リース業界の過去11年間の業界規模の推移

景気回復、設備投資の増加が追い風に 国内リース市場は頭打ちへ

リース業界の過去の推移を見ますと、2007年から11年ごろまでは横ばい、12年以降には再び増加に転じて以降は増加基調へ、19年は横ばいで推移しています。

特定サービス産業動態調査によると、2020年のリース契約高数は前年比7.3%減の3兆7,542億円でした。

2020年までのリース契約高の推移(出所:経済産業省、グラフは業界動向サーチが作成)

長期的なリース業界の推移をみますと、2006年からリーマンショックの影響により、大幅に減少。その後、近年ではほぼ横ばいで推移しています。

2019年には景気回復と企業の設備投資の増加の影響を受け業績も増加。横ばいを記録していたリース業界は回復傾向にあります。業績を回復させるリース業界ですが、近年、製造業を中心とした国内メーカーの海外展開は加速しています。今後も、国内リース市場は厳しい見通しとなります。

国内市場は頭打ちとみられるなか、2020年に入ると新型コロナウイルスが世界的に拡大。国内の旅行者に加え訪日外国人需要も蒸発し、航空機やレンタカーの需要は大きく減少、リース業界に追い打ちをかけています。

2019年リース業界売上高ランキングでは、首位はオリックスで2兆2,803億円でした。

リース業界 売上高ランキング(2019年)

次いで2位は、三井住友ファイナンス&リースで1兆5,137億円、3位が東京センチュリーで1兆1,665億円という結果です。上位5社のうち、前年に比べて減収と横ばいが各1社、3社が増収となりました。

景気回復に伴い業績回復も業界内で明暗 新型コロナが直撃

リースとは、リース会社が顧客に代わって製品を購入し、それを貸し出すサービスです。

リース対象となる製品は、産業機械、工作機械、OA機器、工作機械、パソコン、不動産、航空機など多岐にわたります。リース業界のはいわば、企業の設備投資に連動する業界ですので、景気の動向に左右されやすい業界とも言えます。

近年のリース業界も、日本経済の景気回復に伴い拡大してきました。特に、産業機械、工作機械、太陽光発電設備、航空機、不動産リースが好調で、業績をけん引しています。

一方、超低金利の昨今においては、設備購入や銀行融資のハードルは下がっており、以前ほどリースの優位性はなくなってきているという面もあります。

そして、コロナ禍では好調だった航空機リース需要は一転して減少となったうえ、情報通信系などにも影響を及ぼしています。

今後は海外事業、成長分野への開拓がカギ 業界再編が再加速か

近年まで堅調に推移してきたリース業界ですが、楽観視することもできません。国内市場が頭打ちになる中、リース大手各社は生き残りをかけた業界再編を繰り返しています。

2007年4月、ダイヤモンドリースとUFJセントラルリースが合併し、社名を三菱UFJリースに変更。同年10月には住商リースと三井住友銀リースが合併し、三井住友ファイナンス&リースへ。

さらに同年10月、住商オートリースと三井住友銀オートリースが合併し、住友三井オートサービスが誕生。2008年10月にはJA三井リース、協同リース、三井リース事業が合併しJA三井リースへ。09年4月にはセンチュリー・リーシンング・システムが東京リースを吸収合併し、東京センチュリーリースが誕生しました。

2015年12月には、三井住友ファイナンス&リースがGEの日本におけるリース事業を買収することに合意。16年10月には、三菱UFJリースが日立キャピタルとの資本・業務提携を発表しました

国内の再編が一巡したリース業界では、今後はさらなる市場拡大に向け、海外事業の強化、新たな成長分野の開拓へと乗り出しています。そのような状況のなかで、新型コロナウイルス感染症が拡大。リース業界では、再び業界再編の動きが高まっています。

リース業界シェア&ランキング(2020年版)

リース業界内における売上高及びシェアのランキングをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収をランキング形式でまとめました。
各々のランキングを比較することでリース市場内のシェアや現状、動向を知ることができます。

リース業界 売上高&シェアランキング(2019年-2020年)

  企業名 売上高 シェア
1 オリックス 22,803 24.5
2 三井住友ファイナンス&リース 15,137 16.3
3 東京センチュリーリース 11,665 12.6
4 三菱UFJリース 9,237 9.9
5 芙蓉総合リース 7,123 7.7
6 みずほリース 5,392 5.8
7 JA三井リース 4,671 5.0
8 日立キャピタル 4,640 5.0
9 NTTファイナンス 4,538 4.9
10 リコーリース 3,322 3.6
※シェアとはリース業界の規模(対象企業の17社合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することでリース市場における各企業の占有率を知ることができます。各ランキングをクリックするとそれぞれリース会社の詳細ランキングページにジャンプします。矢印は各企業の売上高の前年比の増減を表しています。

リース業界 その他のランキング

リース業界の関連業界

リース業界の関連業界を一覧で掲載しています。関連業界の動向もあわせて見ることで、その業界をより深く知ることができます。関連業界の現状や動向、ランキング、シェアもぜひチェックしてみてください。
リース業界 対象企業一覧
オリックス、三井住友ファイナンス&リース、東京センチュリーリース、三菱UFJリース、芙蓉総合リース、みずほリース、JA三井リース、日立キャピタル、NTTファイナンス、リコーリース、NECキャピタルソリューション、トーカイ、日産フィナンシャルサービス、中道リース、九州リースサービス、丸紅建材リース、東海リースの計17社
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