2020年-2021年のリフォーム業界の動向や現状、ランキング&シェアなどを研究しています。

リフォーム業界

REFORM

2020-2021年のリフォーム業界の動向や現状、ランキング&シェアなどを研究しています。リフォーム業界の過去の市場規模の推移をはじめ、リフォーム受注高の推移グラフ、2020年のコロナの影響と売上高ランキング、新規参入の動向や直近の各社の取り組みなどをご紹介しています。ビジネスや投資、就職や転職の参考資料としてご活用下さい。

業界規模

0.7兆円

(133位/181業界)

成長率

-0.8%

(97位/181業界)

利益率

+2.1%

(90位/181業界)

平均年収

617万円

(90位/181業界)

※矢印は前年比の増減、成長率は直近3年間の平均。平均年収は上場企業の平均ですので、実態よりも高めに出る傾向があります。

目次

リフォーム業界の現状と動向(2021年版)

グラフはリフォーム業界の業界規模(対象企業の19計)の推移をグラフで表したものです。

リフォーム業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。

2020年-2021年のリフォーム業界の業界規模(主要対象企業19社の売上高の合計)は7,526億円となっています。

  • 15年
  • 16年
  • 17年
  • 18年
  • 19年
  • 20年

リフォーム業界の過去6年間の業界規模の推移

2020年のリフォーム受注高は8%の減少 コロナが逆風に

リフォーム業界の過去の業界規模の推移を見ますと、2015年から2019年までは緩やかな増加傾向にありましたが、2020年には減少に転じています。

国土交通省の「建築物リフォーム・リニューアル調査報告」によると、2020年度の国内住宅のリフォーム受注高は前年度比8.7%減の3兆1,898億円でした。

住宅のリフォーム受注高の推移(出所:国土交通省、グラフは業界動向サーチが作成)

直近の国内のリフォーム受注高を見ますと、2016年度あたりをピークに2020年にかけて緩やかな減少傾向にあります。2020年度は2018年から2年連続の減少を記録しています。

2020年のリフォーム業界は、2019年秋に実施された消費税増税の影響に加え、新型コロナに伴う営業活動の自粛や、集客イベントの制限などの影響により業績は低迷しました。コロナの感染が広がる中で、商談や打合せの困難さが浮き彫りになるなど厳しい環境の一年でした。一方で、2020年後半以降はコロナの解除とともに集客も戻り、業績は回復基調にあります。

リフォームは一般的に、台所や浴室などの「部分リフォーム」と家全体の工事を行う「フルリフォーム」に分けられます。住宅の条件にもよりますが、フルリフォームは新築と比べて5~7割ほどの費用でできる利点があります。また、主要構造部を残すことで廃棄物の発生を抑えるなど、環境負荷低減のメリットがあります。日本は欧米と比べて、住宅のライフサイクルが短く、中古よりも新築のほうが好まれる傾向にあります。

BPO業界 売上高ランキング

2020年のリフォーム業界の売上高ランキングを見ますと、首位が住友不動産、2位が積水ハウス、3位が大和ハウス工業と続きます。首位の住友不動産は、オフィス賃貸などを主力としていますが、戸建て丸ごとリフォームの『新築そっくりさん』はリフォーム受注実績No.1を誇っています。2位以下はハウスメーカーが多くランクインしています。

2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、上位5社とも前年よりも10%近く売上を減少させました。リフォーム業界全体でも18社中13社が減収を記録しています。

業績低迷の中、競争は激化 「新常態」でのニーズを探る

現在のリフォーム業界は、業績の低迷に加え、新規参入も相次いでいます。

近年はハウスメーカーはもちろん、ヤマダ電機やエディオン、DCMやニトリなど家電量販店やホームセンターなどからの参入も目立ちます。いずれも国内での伸びが鈍化している業界からの参入で、今後もこうした状況は続くと見られます。

近年のリフォーム業界は業績の低迷に加えて、競争環境が厳しさを増しており、既存のパイを奪い合う構図となっています。こうした厳しい環境の中、各社は様々施策を講じています。

業界大手の積水ハウスは、新型コロナにより直接でのリフォーム提案を行うことが困難な中、自宅にいながらリフォーム体験ができる『おうちでリフォーム』を展開しました。『おうちでリフォーム』は、オンラインや電話によるリフォーム相談のほか、リフォーム後の住まいをイメージできる「バーチャル体験」などを展開しています。

積水ハウスの『おうちでリフォーム』

積水ハウスのオンラインサービス『おうちでリフォーム』

『セキスイハイム』を展開する積水化学工業は、住宅の健康状態をプロが判断する「定期診断」を無償で実施。水回りや建具をはじめ、屋根や外壁などを定期的に点検・診断することで、顧客満足度とリフォーム受注率の向上をはかります。

名古屋でのリフォーム事業を中心に展開する安江工務店は、自然素材を使用したデザイン性の高いリフォーム提案を行っています。コロナによる在宅時間の増加により、住宅の「快適性」を重視したリフォーム提案を行っています。

2020年のリフォーム業界はコロナによる営業活動自粛の影響を受け、厳しい一年となりました。一方で、在宅時間の増加やテレワークの導入など、私たちの「ライフスタイル」や「働き方」は変わりつつあります。

リフォーム業界にもこうした「新常態」の波が押し寄せており、今後新たなビジネスチャンスが生まれるでしょう。厳しい環境が続くリフォーム業界ですが、新常態での消費者ニーズを的確に捉えることで、業績回復の足掛かりにしたいところです。

リフォーム業界シェア&ランキング(2021年版)

リフォーム業界内における売上高及びシェアのランキングをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収をランキング形式でまとめました。
各々のランキングを比較することでリフォーム市場内のシェアや現状、動向を知ることができます。

リフォーム業界 売上高&シェアランキング(2020年-2021年)

順位 企業名 売上高 シェア
1 住友不動産 1,875 24.9
2 積水ハウス 1,410 18.7
3 大和ハウス工業 1,215 16.1
4 積水化学工業 876 11.6
5 旭化成 529 7.0
6 三井デザインテック 454 6.0
7 LIXIL 453 6.0
8 住友林業 417 5.5
9 文化シヤッター 52 0.7
10 安江工務店 40 0.5
※はリフォーム関連部門の売上高で、住友不動産は完成工事事業、積水ハウスはリフォーム事業、大和ハウス工業は住宅ストック事業、積水化学工業はリフォーム事業、旭化成はリフォーム部門、LIXILは住宅・サービス事業、住友林業はリフォーム事業、文化シヤッターはリフォーム事業、安江工務店は住宅リフォーム事業の売上高です。シェアとはリフォーム業界の規模(対象企業の19社合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することでリフォーム市場における各企業の占有率を知ることができます。各ランキングをクリックするとそれぞれリフォーム業界の詳細ランキングページにジャンプします。矢印は各企業の売上高の前年比の増減を表しています。

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リフォーム業界 対象企業一覧
住友不動産、積水ハウス、大和ハウス工業、積水化学工業、旭化成、三井デザインテック、LIXIL、住友林業、文化シヤッター、安江工務店、ミサワホーム中国、土屋HD、エムビーエス、ヒノキヤグループ、ニッソウ、ウィル、FUJIジャパン、日住サービス、エス・サイエンスの計19社
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