ゴム・タイヤ業界の現状、動向、ランキング、シェア等を掲載しています。

ゴム・タイヤ業界

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ゴム・タイヤ業界の2021年版(2020-21年)の業界レポート。動向や現状、シェア、売上高、純利益、勤続年数、平均年収等のランキングを掲載しています。対象企業の過去の業績を追うことでゴム・タイヤ業界全体の現状や動向、傾向を知ることができます。

業界規模

5.6兆円

(47位/190業界)

成長率

-5.1%

(158位/190業界)

利益率

+2.9%

(80位/190業界)

平均年収

588万円

(123位/190業界)

※矢印は前年比の増減、成長率は直近3年間の平均。平均年収は上場企業の平均ですので、実態よりも高めに出る傾向があります。

目次

ゴム・タイヤ業界の現状と動向(2021年版)

グラフはゴム・タイヤ業界の業界規模(対象企業の19計)の推移をグラフで表したものです。

ゴム・タイヤ業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。

2020年-2021年のゴム・タイヤ業界の業界規模(主要対象企業19社の売上高の合計)は5兆6,851億円となっています。

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  • 20年

ゴム・タイヤ業界の過去11年間の業界規模の推移

先進国、新興国市場ともに堅調一転 コロナ禍で不透明感

ゴム・タイヤ業界の過去の推移を見ますと、2010年から2018年まで緩やかな増加傾向にありましたが、2018年から2020年にかけて減少傾向にあります。

経済産業省の生産動態統計によると、2020年の自動車用タイヤの販売本数は前年比16.7%減の1億2,338万本、販売金額は前年比18.4%減の9,915億円でした。

二輪車の販売台数と販売金額の推移(出所:生産動態統計、グラフは業界動向サーチが作成)

前年まで横ばいで推移してきたタイヤ販売本数ですが、2020年には減少に転じました。

近年のタイヤ業界は円安、景気回復、消費の増加、先進国、新興国市場の堅調な推移など追い風もあり、各社とも業績を回復させていましたが、ここ数年は横ばいを記録しています。

2020年に入り、新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大しました。当初、需要の落込みが激しいと思われていた自動車メーカーですが、同年11月に2021年度の業績予想を相次いで上方修正しています。ただ、感染症が収まるまでは依然として油断はできない状況で、タイヤ業界の今後の先行きも不透明といえるでしょう。

2020年決算のゴム・タイヤ業界の上位5社の業績は、住友理工が5.2%減、TOYO TIREが同4.0%減、ブリヂストンが前年比3.4%の減少、一方、横浜ゴムは±0%、住友ゴム工業は0.1%減と、横ばいでした。

国内縮小も新興国市場は順調、海外でシェア拡大へ

国内での自動車保有台数及び生産台数の減少に伴い、国内向けタイヤは減少傾向にあります。さらに、近年の消費者は節約志向から廉価品を好む傾向になり、収益性の確保も難しくなってきました。

一方で、海外向けタイヤはアジア、中近東での需要が堅調な推移。北米エリアでも需要回復が見られるなど、各社とも低燃費タイヤなど機能性に優れたタイヤを次々と投入し、シェア拡大に向け動き出しています。

世界タイヤ首位のブリヂストンが独走 売上高の8割超を海外で計上

ゴム・タイヤ業界において、ブリヂストンの動向は押さえておく必要があります。

ブリヂストンは2020年12月決算で売上高2兆9,990億円を計上。2位の住友ゴム工業の7,908億円と4倍近い開きがあり、同一業界でこれほどの開きがある業界はめったにありません。ちなみにブリヂストンは2005年には仏ミシュランを抜き、タイヤで世界首位のメーカーとなりました。

ブリヂストンは創業早くから世界展開を開始。昨今のグローバル化が進むはるか前から海外展開を加速してきました。現在では世界150ヶ国約140の生産・開発拠点(2021年5月時点)を持ち、連結従業員数は全世界で14万人を超えます。

ブリヂストンの日本での売上高比率はわずか20%にすぎず、米国、欧州、中近東、アフリカ、中国など海外の売上高比率は約8割になります(2020年12月現在)。まさに、日本では数少ない、真のグローバル企業と言えるでしょう。

ゴム・タイヤ業界シェア&ランキング(2021年版)

ゴム・タイヤ業界内における売上高及びシェアのランキングをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収をランキング形式でまとめました。
各々のランキングを比較することでゴム・タイヤ市場内のシェアや現状、動向を知ることができます。

ゴム・タイヤ業界 売上高&シェアランキング(2020年-2021年)

順位 企業名 売上高 シェア
1 ブリヂストン 29,990 52.8
2 住友ゴム工業 7,908 13.9
3 横浜ゴム 5,705 10.0
4 住友理工 3,979 7.0
5 TOYOTIRE 3,437 6.0
6 オカモト 863 1.5
7 バンドー化学 813 1.4
8 西川ゴム工業 802 1.4
9 ニッタ 786 1.4
10 三ツ星ベルト 648 1.1
※シェアとはゴム・タイヤ業界の規模(対象企業の19社合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することでゴム・タイヤ市場における各企業の占有率を知ることができます。各ランキングをクリックするとそれぞれゴム・タイヤ会社の詳細ランキングページにジャンプします。矢印は各企業の売上高の前年比の増減を表しています。

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ブリヂストン、住友ゴム工業、横浜ゴム、住友理工、TOYOTIRE、オカモト、バンドー化学、西川ゴム工業、ニッタ、三ツ星ベルト、フコク、ニチリン、藤倉コンポジット、昭和HD、櫻護謨、不二ラテックス、朝日ラバー、日東化工、相模ゴム工業の計19社
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