2019年-2019年の電線業界の現状と動向、ランキングなどを分析しています

電線業界

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電線業界の2019年版(2018-19年)の業界レポート。動向や現状、シェア、売上高、純利益、勤続年数、平均年収等のランキングを掲載しています。対象企業の過去の業績を追うことで電線業界全体の現状や動向、傾向を知ることができます。

業界規模

5兆3,160億円

(51位/136業界)

伸び率

+2.5%

(87位/136業界)

利益率

+3.7%

(63位/136業界)

平均年収

719万円

(30位/136業界)

電線業界の現状と動向(2019年版)

グラフは電線業界の業界規模(対象企業の売上高計)の推移をグラフで表したものです。

電線業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。

2018年-2019年の電線業界の業界規模(主要対象企業6社の売上高の合計)は5兆3,160億円となっています。

  • 13年
  • 14年
  • 15年
  • 16年
  • 17年
  • 18年

電線業界の過去6年間の業界規模の推移

電柱地中化、五輪開催が追い風 光ファイバーが好調

電線業界の過去の推移をみますと2007年から09年にかけて減少、09年から増加に転じ、16年には再び減少しましたが、17年、18年には再度増加に転じています。

2018年度は国内の銅電線の出荷量が2年連続で増加し、建設、電販向けが伸びました。近年の電線は主流だった銅電線からアルミ電線へ換えられています。アルミは銅よりも軽く低コストのため、送電線や自動車のワイヤーハーネスなどにも利用されてきています。

2018年2月に国が発表した無電中化の政策や東京五輪開催が追い風となり、インフラの需要が期待されています。

近年の電線業界は多角化が進み、既存の電線事業が縮小傾向にあります。代わりにクラウドサービスの拡大で通信用光ファイバーが好調。大手三社では自動車事業や光ファイバーなどが収益の柱になっています。

国内外でクラウドや5G、通信ケーブルの需要が底堅い

国内ではインフラ老朽化対策や電柱の地中化、クラウドサービスなど、電力や情報通信関連の需要が今後も期待できます。

一方、2016年10月埼玉県で起きた地中送電ケーブルの火災によって、旧式のケーブル交換時期が早まるとされ、旧式ケーブルの技術者不足などが懸念されています。

海外に目を向けますと、5GやIoT関連の市場拡大や欧州向けの再生エネルギー関連、新興国の開発等の通信用光ケーブルや電力ケーブルなどの需要拡大が見込めます。今後は海外事業が成長分野と見込まれ、電線各社は海外展開を加速しています。

業界首位の住友電気工業と3位のフジクラは海外事業が柱で、米国、中国、アジア、その他の地域にも進出。住友電気工業はドイツのシーメンスと事業提携し欧州とアジアを開拓。フジクラはミャンマーとブラジルでEPC事業を成長させています。

国内、海外ともに追い風が続く電柱業界ですが、2018~20年までの無電柱化推進計画、東京五輪、都市開発などの大型案件後には懸念が残ります。長期的に見れば、人口減少や少子高齢化に伴う住宅着工の減少などが予想され、市場を縮小させるリスクが潜在的にあります。

電線業界シェア&ランキング

電線業界内における売上高及びシェアのランキングをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収をランキング形式でまとめました。
各々のランキングを比較することで電線市場内のシェアや現状、動向を知ることができます。

電線業界 売上高&シェアランキング(2018年-2019年)

  企業名 売上高 シェア
1 住友電気工業 31,779 59.8
2 古河電気工業 9,915 18.7
3 フジクラ 7,107 13.4
4 日立金属 (※) 2,401 4.5
5 昭和電線HD 1,771 3.3
6 東京特殊電線 187 0.4
※日立金属は電線材料事業の売上高です。シェアとは電線業界の規模(対象企業の6社合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することで電線市場における各企業の占有率を知ることができます。各ランキングをクリックするとそれぞれ電線メーカーの詳細ランキングページにジャンプします。矢印は各企業の売上高の前年比の増減を表しています。

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住友電気工業、古河電気工業、フジクラ、日立金属、昭和電線HD、東京特殊電線の計6社
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