2021年の家賃保証業界の動向や現状、ランキングなどを分析しています。

家賃保証業界

RENT GUARANTEE

2021年の家賃保証業界の動向や現状、ランキングなどを分析しています。家賃保証業界の過去の市場規模の推移をはじめ、大手家賃保証会社の売上高の推移グラフ、2020年の動向とコロナの影響、家賃保証業界が好調な理由と背景を解説しています。ビジネスや投資、就職や転職の参考資料としてご活用下さい。

業界規模

0.04兆円

伸び率

+15.8%

利益率

+7.4%

平均年収

487万円

目次

家賃保証業界の現状と動向(2021年版)

グラフは家賃保証業界の業界規模(対象企業の6計)の推移をグラフで表したものです。

家賃保証業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。

2020年-2021年の家賃保証業界の業界規模(主要対象企業6社の売上高の合計)は462億円となっています。

  • 17年
  • 18年
  • 19年
  • 20年

家賃保証業界の過去4年間の業界規模の推移

2020は想定を上回る増加 コロナによる懸念も軽微に

家賃保証業界の過去の規模の推移を見ますと、2017年から2020年にかけて増加傾向にあることが分かります。下のグラフは、主な家賃保証会社の2015年から2020年までの売上高の推移を示したものです。

主な家賃保証会社の売上高の推移

主な家賃保証会社の売上高の推移(出所:有価証券報告書、グラフは業界動向サーチが作成)

グラフによると、2015年から2020年にかけて家賃保証大手の売上高は上昇傾向にあることが分かります。オリコの上昇幅が大きいですが、家賃保証専業の4社は緩やかな増加となっています

2020年の家賃保証業界は、継続契約数の安定に加えて、新規契約数も着実に増加しました。コロナに伴う、リスク回避志向の高まりが背景にあると言えます。一部で、コロナを背景とした貸倒引当金の増加が計上されましたが、懸念されていた滞納の増加や回収の遅れは、さほど見られませんでした。

家賃保証とは、賃貸物件における家賃の滞納保証や連帯保証人の引き受けなどのサービスを提供することです。住居用、事業用があり、賃貸仲介会社が代理店として行うケースが一般的です。近年では、家主のリスク回避志向の高まりから、賃貸契約時に保証会社をつけるケースが増えています。

家賃保証業界 売上高ランキング

2020年(2021年決算)の家賃保証業界の売上高ランキングを見ますと、オリコ、Casa、ジェイリースの売上高が大きいことが分かります。Casa、ジェイリース、イントラスト、あんしん保証の4社は家賃保証専業の上場企業です。2020年は上位5社ともに増収を記録しています。

なぜ、家賃保証業界が伸びているのか? その理由は?

上向きの矢印で先を見ている男

近年、家賃保証業界が着実に業績を伸ばしています。売上高、契約件数ともに上昇傾向にあり、今後も底堅い増加が期待されます。「なぜ、家賃保証業界は伸びているのか」今回はその理由と背景を深堀りしていきます。

家賃保証業界が伸びている要因として、貸主のリスク回避志向の高まりが背景にあります。不動産オーナーは空室リスクと滞納リスクを抱えていますが、家賃保証はこの滞納リスクを大きく回避することができます。入居審査から滞納時の手続きまで、面倒なトラブルを避けてくれるこのサービスは、貸主にとっては大きなメリットになります。

家賃保証業界は、保証の対象である不動産賃貸市場の影響を大きく受けます。近年の賃貸市場は安定した動向を見せており、ITを伴う流動性も向上しています。さらに近年では、都心部を中心に分譲マンション価格の高騰がみられ、購入組の賃貸市場への流入も期待できます。

好調の理由として、「積み上げ型の収益モデル」も挙げられます。好循環に入った家賃保証会社は、今までの契約件数に加えて、新規契約数が順調に積み上がってゆきます。市場が拡大期にある状況では、売上は着実に伸びてゆく仕組みです。

家賃保証業界はコロナ禍での厳しい環境の中、業績を大きく伸ばしました。居住用に加え、事業用家賃保証も拡大余地はあり、今後も堅実な推移が予想されます。一方、コロナに伴うリスクは依然として消えておらず、収益性の低下や資金繰りの面では懸念が残ります。

家賃保証業界シェア&ランキング(2021年版)

家賃保証業界内における売上高及びシェアのランキングをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収をランキング形式でまとめました。
各々のランキングを比較することで家賃保証市場内のシェアや現状、動向を知ることができます。

家賃保証業界 売上高&シェアランキング(2020年-2021年)

順位 企業名 売上高 シェア
1 オリエントコーポレーション 190 41.1
2 Casa 102 22.1
3 ジェイリース 76 16.5
4 イントラスト 42 9.1
5 あんしん保証 39 8.4
6 フォーサイド 13 2.8
※オリエントコーポレーションは決済・保証事業の売上高です。シェアとは家賃保証業界の規模(対象企業の6社合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することで家賃保証市場における各企業の占有率を知ることができます。各ランキングをクリックするとそれぞれ家賃保証会社の詳細ランキングページにジャンプします。矢印は各企業の売上高の前年比の増減を表しています。

家賃保証業界 その他のランキング

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家賃保証業界 対象企業一覧
オリエントコーポレーション、Casa、ジェイリース、イントラスト、あんしん保証、フォーサイドの計6社
注意・免責事項
家賃保証業界の動向、現状、ランキング、シェア等コンテンツ(2021年版)は上記企業の有価証券報告書に基づき掲載しております。家賃保証業界のデータは上記企業のデータの合計または平均を表したものです。掲載企業に関しましてはできる限り多くの企業を反映させるよう努めていますが、全ての企業を反映したものではありません。あらかじめご了承ください。また、情報に関しましては精査をしておりますが、当サイトの情報を元に発生した諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負うものではありません。重要な判断を伴う情報の収集に関しましては、必ず各企業の有価証券報告書にてご確認ください。