靴業界のランキング、動向、現状、シェア等を掲載しています。

靴業界

SHOES

靴業界の2021年版(2020-21年)の業界レポート。動向や現状、シェア、売上高、純利益、勤続年数、平均年収等のランキングを掲載しています。対象企業の過去の業績を追うことで靴業界全体の現状や動向、傾向を知ることができます。

業界規模

0.4兆円

伸び率

-6.8%

利益率

-2.7%

目次

靴業界の現状と動向(2021年版)

グラフは靴業界の業界規模(対象企業の8計)の推移をグラフで表したものです。

靴業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。

2020年-2021年の靴業界の業界規模(主要対象企業8社の売上高の合計)は4,489億円となっています。

  • 15年
  • 16年
  • 17年
  • 18年
  • 19年
  • 20年

靴業界の過去6年間の業界規模の推移

2020年の靴販売額は大幅減 コロナ禍でもスニーカー需要に期待

靴業界の過去の推移を見ますと、2007年から15年までは増加傾向にありましたが、16年から19年にかけては若干の減少を記録しています。

経済産業省生産動態統計によると、2020年の靴の販売金額は前年比18.9%減の1,011億円でした。内訳をみますと、革靴が同19.0%減の551億円、ゴム・プラスチック製履物は18.9%減の460億円となりました。

靴の販売金額の推移(出所:生産動態統計年報、グラフは業界動向サーチが作成)

カテゴリー別では、婦人靴(革靴)が前年から24.0%と大きく減少、紳士靴と運動用靴は13~16.0%の減少です。サンダル類は前年比33.8%減と大幅にダウンしました。

近年の靴業界では、健康志向の高まりから、ウォーキングやランニングなどのスポーツシューズ、スニーカーの売れ行きが好調です。さらに、ファッションのカジュアル化が進んだことで『スニーカーブーム』が到来、靴業界の業績を後押ししています。

一方、婦人靴、紳士靴はともに消費額が減少傾向です。ここ数年はビジネスでもインフォーマル化が進み、安価でカジュアルなデザインの靴が台頭、単価を押し下げる要因となっています。

近年ではスポーツシューズの需要は高まっているものの、今のところ市場全体を押し上げるほどには至っておらず、靴の市場は全体的に縮小傾向にあります。

そんな中、靴業界に追い打ちをかけたのが新型コロナウイルスの蔓延です。コロナの拡大に伴い、外出を控える消費者の広がりでビジネス向けの靴が低迷。さらに、冠婚葬祭の縮小で比較的高額なフォーマル向けの靴の販売も苦戦しています。

一方「3密」を避けるためアウトドアが注目されており、大手各社は今後もスニーカートレンドは続くとして、需要の高まりを期待しています。

ABCマートの一人勝ち状態続く 20期連続の過去最高益を達成

好調な業績を記録している靴業界ですが、業績を牽引しているのは靴小売り首位のエービーシー・マート(以下、ABCマート)の存在です。

他社の業績が伸び悩む一方、ABCマートのみが業績を拡大しています。2020年2月期決算によると、20期連続の過去最高益を記録。店舗数も着実に伸ばしており、2021年1月末現在においても、国内1,046店舗のほか、海外でも韓国や台湾を中心に348店舗を展開しています。

ABCマートの売上高と店舗数の推移

ABCマートの売上高と店舗数の推移(エービーシー・マート公表値、グラフは業界動向サーチが作成)

国内の個人消費が低迷する中、ABCマートは着実に売上高、店舗数を増やしています。同社は店舗業態を3つに分けて展開。「グランドステージ」は大都市向けの旗艦店、「プレミアムステージ」はワンランク上の品質となる品揃え、「メガステージ」では豊富な品揃えでファミリー層向けにするなど、商環境に合わせた展開で集客を図っています。

また、各靴メーカーでは「ナショナルブランド(NB)」の靴を提供しつつ、自社企画商品「プライベートブランド(PB)」の靴を増やしています。そのなかでもABCマートがPB商品の靴の開発に力を入れており、顧客にとって訴求力が高い商品を提供しています。

利益率の高いPB商品の開発は、収益性の向上に貢献しています。実際にABCマートの営業利益率は、10%台後半を維持しており、他社よりもはるかに高い数字を記録しています。また、自社で靴を企画・開発することにより、消費者ニーズをうまく商品に反映させることができ、ニッチな需要を掘り起こすことができます。

ABCマートは他社同様、東京五輪延期や新型コロナウイルスの影響は受けているものの、靴の小売市場においては、ほぼ独占状態と言えるでしょう。

靴業界シェア&ランキング(2021年版)

靴業界内における売上高及びシェアのランキングをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収をランキング形式でまとめました。
各々のランキングを比較することで靴市場内のシェアや現状、動向を知ることができます。

靴業界 売上高&シェアランキング(2020年-2021年)

順位 企業名 売上高 シェア
1 エービーシー・マート 2,202 49.1
2 チヨダ 942 21.0
3 ジーフット 658 14.7
4 リーガルコーポレーション 192 4.3
5 ヒラキ 159 3.5
6 ダブルエー 130 2.9
7 アキレス 104 2.3
8 ロコンド 102 2.3
※アキレスはシューズ事業の売上高です。シェアとは靴業界の規模(対象企業の8社合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することで靴市場における各企業の占有率を知ることができます。各ランキングをクリックするとそれぞれ靴業界の詳細ランキングページにジャンプします。矢印は各企業の売上高の前年比の増減を表しています。

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靴業界 対象企業一覧
エービーシー・マート、チヨダ、ジーフット、リーガルコーポレーション、ヒラキ、ダブルエー、アキレス、ロコンドの計8社
注意・免責事項
靴業界の動向、現状、ランキング、シェア等コンテンツ(2021年版)は上記企業の有価証券報告書に基づき掲載しております。靴業界のデータは上記企業のデータの合計または平均を表したものです。掲載企業に関しましてはできる限り多くの企業を反映させるよう努めていますが、全ての企業を反映したものではありません。あらかじめご了承ください。また、情報に関しましては精査をしておりますが、当サイトの情報を元に発生した諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負うものではありません。重要な判断を伴う情報の収集に関しましては、必ず各企業の有価証券報告書にてご確認ください。