2019年の焼肉業界のランキング、動向、現状などを分析しています。

焼肉業界

YAKINIKU

2019年の焼肉業界のランキングや売上高シェア、動向や現状を研究しています。焼肉業界の過去の市場規模の推移をはじめ、大手5社の売上高の推移、最近の消費者のトレンドや傾向、各社の取り組みと強みなどを詳しく解説しています。ビジネスや投資のマーケティング、就職や転職の参考資料としてご活用下さい。

業界規模

0.2兆円

(134位/139業界)

伸び率

+7.0%

(27位/139業界)

利益率

+1.3%

(119位/139業界)

平均年収

350万円

(135位/139業界)

焼肉業界の現状と動向(2019年版)

グラフは焼肉業界の業界規模(対象企業の売上高計)の推移をグラフで表したものです。

焼肉業界の規模の推移を見ることでその市場の大まかな現状や動向を把握することができます。

2018年-2019年の焼肉業界の業界規模(主要対象企業5社の売上高の合計)は2,099億円となっています。

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  • 09年
  • 10年
  • 11年
  • 12年
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  • 16年
  • 17年
  • 18年

焼肉業界の過去11年間の業界規模の推移

焼肉トップ3社が連続増収 「肉ブーム」追い風で増加傾向続く

焼肉業界の過去の業績をみますと、2015年から2018年にかけて増加傾向にあります。

焼肉大手5社の売上高の推移(出所:各社公表資料、グラフは業界動向サーチが作成)

2019年の焼肉業界の大手3社の業績は、レイズインターナショナル(焼肉部門)が前期比4.1%増の779億円、物語コーポレーションが13.1%増の589億円、あみやき亭が同1.6%増の321億円でした。各社そろって増収を記録、好調な推移を見せています。特に、物語コーポレーションは2ケタ増と、高い伸び率となりました。

焼肉業界を含む外食市場全体の成長率は鈍化傾向にあります。背景には消費者の強い節約志向、内食および弁当や総菜などの中食市場の拡大、人件費上昇による収益の圧迫などが挙げられます。焼肉業界においても人件費、国産牛価格や食材の高騰などコスト増加の傾向が続いていますが、各社は業務の効率化やコストダウンなど対策を講じています。

このような市況の下、近年の焼肉業界は好調な業績を維持しています。糖質制限や筋トレといった消費者の健康意識の高まりから牛肉の赤身が健康に良いとして『肉ブーム』が到来。肉需要を追い風に焼肉市場の拡大が見られています。また、消費者のライフスタイルや嗜好の多様化、肉を好む高齢者の増加なども、業界を後押ししている要因です。

焼肉業界においては、『牛角』や『安楽亭』のようなリーズナブルな店舗から、店側で焼いてもらう高級店が展開されています。なかでも近年は『熟成肉』や『希少部位』の人気を背景に、高級志向の焼肉店も増えており、2極化が進んでいると思われます。

一方、食べ放題においては、一昔前までは安さをアピールする傾向にありましたが、ここ数年は肉質の良さや国産牛を扱うなど、食材の良さをアピールする傾向にあります。価格においても2,000円から6,000円台の低価格帯から高価格帯までと幅広く展開されています。なかでも、価格設定が低、中、高の3段階に分けられている食べ放題が増えています。

また、国内展開にとどまらず、海外事業を積極的に展開する企業も増えています。日本式の焼肉を海外に広めようと、牛角や焼肉ライク、物語コーポレーションが海外へ進出。経済成長と共に外食市場が拡大している中国やアジアへの展開を進めています。

飛躍的な成長を遂げる「焼肉キング」 他社との差別化で集客力強化

国内の焼肉店は大手から個人店までと幅広く展開されており、業界環境における競争は激しさを増しています。このような状況から、各社は事業の強化や競合他社との差別化で独自性をアピールし、集客増を図っています。

なかでも近年、注目されているのが物語コーポレーション展開の「焼肉きんぐ」。「焼肉一番カルビ」からテーブルオーダーバイキングに業態転換し、2007年の初出店から2019年6月現在で223店舗を出店。食べ放題の価格帯を3つのコースに分け、熟成厚切り肉『きんぐカルビ』を主力商品にしています。好立地な郊外ロードサイドへ積極的に出店するほか、近年は小型店も展開。食べ放題トップブランド確立へ取り組んでいます。

また、物語コーポレーションでは「熟成焼肉 丸源」なども展開するほか、新業態「牛たん大好き 焼肉はっぴぃ」の多店舗展開も進めています。

一方、従来から『牛角』を展開しているレインズインターナショナル展開では、食べ放題を強化し「牛角ブッフェ」を展開。ファミリー層をターゲットとし、かっぱ寿司などの他店舗を業態変更して出店を拡大しています。2019年には、赤坂店にて「ハラル認証焼肉 食べ放題メニュー」の導入や、定額制の食べ放題『サブスク』を試みるなど、時代の変化をとらえた消費者の取り込みを図っています。

低価格路線で展開する「あみやき亭」では、カット技術を活かし、季節メニューの開発やカルビやハラミを厚切りにした『厚切りがっつりシリーズ』を提供。また『あみやき亭公式アプリ』を導入し、予約やクーポンの配布、来店回数および利用金額に応じた会員ステージを設定するなど、利便性や集客を図っています。

『肉のファーストフード』をコンセプトに展開する「焼肉ライク」は、一席に1台ずつのロースターと、料理を乗せたトレイがテーブルにピッタリとハマる設計が特徴的な『おひとり様焼肉』を展開。女性一人も気軽に入りやすく作りが支持されており、女性客の割合が増加しています。

安楽亭は、従来型の焼肉店である「安楽亭」や「七輪房」を展開。アプリのリニューアルでスタンプカードや多彩なクーポンの配信や、「翔んで埼玉」などの話題性の高い映画とのコラボ企画を展開。「七輪房ホルモン祭り」、「七輪房の日」キャンペーン等も開催し、来店促進を図っています。2020年2月には、「ステーキのどん」「フォルクス」など運営するアークミールを買収しています。

焼肉業界シェア&ランキング

焼肉業界内における売上高及びシェアのランキングをはじめ、純利益、利益率、総資産、従業員数、勤続年数、平均年収をランキング形式でまとめました。
各々のランキングを比較することで焼肉市場内のシェアや現状、動向を知ることができます。

焼肉業界 売上高&シェアランキング(2018年-2019年)

  企業名 売上高 シェア
1 レインズインターナショナル 779 37.1
2 物語コーポレーション 589 27.3
3 あみやき亭 321 14.9
4 ジー・テイスト 247 11.5
5 安楽亭 163 7.6
※シェアとは焼肉業界の規模(対象企業の5社合計)に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することで焼肉市場における各企業の占有率を知ることができます。各ランキングをクリックするとそれぞれ焼肉会社の詳細ランキングページにジャンプします。矢印は各企業の売上高の前年比の増減を表しています。

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焼肉業界 対象企業一覧
レインズインターナショナル、物語コーポレーション、あみやき亭、ジー・テイスト、安楽亭の計5社
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